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◇令和7年度関西学生春季リーグ戦◇5月3日◇対京大◇YMITアリーナ◇

〇関大4-1京大
[S1]津村◯3-1
[S2]人見◯3-0
[S3]四辻●0-3
[W1]人見・坂根ペア◯3-0
[S4]坂根◯3-0

2部優勝、1部昇格へ向けた関大卓球部男子の戦いが幕を開けた。春季リーグ初戦は京大と対戦。津村真斗(社3)の勝利の流れに乗り、その後の試合はストレート勝利を収める。応援の選手も含め、チーム全員でつかんだ1勝となった。

IMG_3940-200x133 【卓球男子】春季リーグ初戦は白星発進!
△円陣を組む

シングルス1人目は津村が挑む。第1ゲームの序盤、一時は4点差となるも、スマッシュとストレートコースへのドライブなどで先にゲームポイントを握った。しかし、後ろに下がるプレーとオーバーミスで、デュースの末に第1ゲームを落とす。仲間のアドバイスを受け、臨んだ第2ゲーム。緩急をつけた攻撃で7連続得点と相手を翻弄(ほんろう)する。相手はタイムアウトを要求するが、流れは津村に。第2ゲームを奪い返した。ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲーム。序盤は追う展開になるが、着実に得点を重ね9-9の同点に追いつく。サーブから相手のミスを誘い、連続得点。このゲームも奪った。第4ゲームは完全に津村の流れで試合が進む。相手を寄せ付けず、11-5で関大に1勝を持ち帰った。

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△津村

続いて登場したのは、エース・人見航希(社4)。圧巻のプレーを披露する。第1ゲームは2球目攻撃とクロスに決めるドライブなどで得点を積み重ねた。ミスが少なく、11-4で第1ゲームを奪う。第2ゲームはサービスエースとコースを突くドライブで相手を圧倒。ゲームポイントを握ってからミスが重なるも、最後は2球目攻撃を決め、連続してゲームを奪う。第3ゲームは強打のミスが続き、7-7の同点に。それでも長いラリーを制し、ストレート勝利を収めた。

IMG_4147-200x133 【卓球男子】春季リーグ初戦は白星発進!
△人見

3番目に登場したのは四辻佑太(法3)。第1ゲームは7-7の同点に追いつく。その後、失点が重なりこのゲームを落とした。第2ゲームは序盤リードするも徐々に差を詰められ、相手にゲームを奪われる。取りたい第3ゲームは9-9の土壇場で同点に。相手のサーブに対応できず、惜しくも敗戦。ゲームを重ねるごとに相手との差を縮めていただけに悔しさが残る試合になった。

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△四辻

関大2勝、京大1勝で迎えたダブルスの一戦には人見・坂根獅馬(しうま=人1)ペアで挑んだ。第1ゲームは坂根のドライブと人見のチキータなどで一気にゲームポイントを握る。2人の息の合ったプレーで相手を寄せ付けない。11-3の圧倒的な強さを見せつけ、第1ゲームを取った。第2、3ゲームもサーブから好機を作り、相手を前後左右に動かせる。終始2人の強さが見られる試合となり、ストレート勝利を飾った。

この試合に勝てば関大の勝利が決まるシングルス4人目には連続で坂根が挑む。第1ゲームは先制点こそ相手に取られたものの、サービスエースとスマッシュなどで得点を量産。11-5でこのゲームをものにする。第2、3ゲームはデュースにもつれ込む接戦に。積極的な攻撃と相手の意表を突くサーブで最後の得点を奪った。

IMG_4342-200x133 【卓球男子】春季リーグ初戦は白星発進!
△坂根

1年生の活躍も光り、初戦を白星で飾った関大。次戦は「厳しい戦いとなる」と中西玉主将(ひかる=化生4)が語った甲南大との戦いだ。目の前の1勝を必ずつかみ取る。【文:井藤佳奈/写真:早川莉央】

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