◇第73回関西学生選手権大会・第55回関西女子学生選手権大会◇4月27日◇おおきにアリーナ舞洲
[1回戦]
<男子>
○寺前2ー0
●梅田0ー1
○秦2ー0
○加島1ー0
○内村1ー0
●大前0ー1
●河合0ー1
●下田0ー1
○前田1ー0
<女子>
●森0ー1
●松木0ー1
[2回戦]
<男子>
○寺前1ー0
○秦1ー0
○加島2ー0
●内村0ー1
○前田1ー0
<女子>
●白藤1ー2
●前川0ー1
[3回戦]
<男子>
○寺前1ー0
○秦1ー0
○加島1ー0
●前田0ー2
[4回戦]
<男子>
○寺前2ー1
●秦1ー2
●加島0ー1
[準々決勝]
<男子>
○寺前2ー0
[準決勝]
<男子>
○寺前2ー1
[決勝]
<男子>
○寺前1ー0
寺前俊佑主将(人4)が関西学生選手権大会(関カレ)制覇を成し遂げた!全日本学生選手権大会及び全日本女子学生選手権大会への出場権をかけて、関カレに臨んだ剣道部。関大からは13名が出場し、寺前主将、加島天斗(人4)、秦知生(社4)が全国への切符を手にする。また、寺前主将は全日本学生東西対抗試合、日韓戦の両方に、加島は日韓戦の出場選手に選ばれた。
緊迫した雰囲気の中、始まった1回戦。寺前主将、秦は立て続けに決め、2本勝ち。府選を制した内村元(環都4)も難なく2回戦へ駒を進める。今大会初出場となる前田悠斗(商2)は面で1本勝ちを収めた。そんな中、6名の選手が惜しくも敗退。1回戦で姿を消した選手全員が1本負けで悔しさが残る結果となった。

2回戦では、シード権から白藤綾乃女子主将(安全4)が出場。先に1本をお見舞いするも、続けて2本決められてしまい敗北を喫する。府選で準優勝を果たした前川瑞稀(商3)は全国出場を有力視されていたが、惜しくも1本負け。女子選手はここで敗退となり、全国出場には届かなかった。内村は延長までもつれ込む接戦となったが、1本を許し2回戦敗退。1回戦では延長の末に勝利を収めた加島は、時間内に2本を決め勝負強さを見せた。


全国への出場がかかる3回戦。寺前主将、加島、秦の3名が1本勝ちを収め勝利。前田は2本負けとなり、全国にはあと1歩届かなかった。続く4回戦。加島は、胴を決められ敗退する。秦は1本を取ったが、すかさず2本決められ敗北となった。寺前主将は2本勝ちで準々決勝に駒を進める。

ここでも圧倒的な強さを見せた寺前主将。準々決勝では、先に1本を許したが、続けて2本を取り勝利する。準決勝では、小手、胴を決め2本勝ち。決勝戦では、恒松(近大)と対峙(たいじ)する。試合開始直後から攻撃を仕掛け、相手を翻弄(ほんろう)。すかさず面を決め、1本勝ちを収める。見事優勝を果たした。

関大勢の優勝は第59回大会以来、14年ぶり。全国に挑む3名にチームの誇りと期待が託された。【文:速水咲良/写真:市場薫】
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