◇RIGAVILCUP2025関西大学バレーボール連盟春季リーグ戦◇対関学大◇4月12日◇京都産業大学
[第1セット]関大25-22関学大
[第2セット]関大25-22関学大
[第3セット]関大28-26関学大
[試合終了]○関大3-0関学大
いよいよ春季リーグ戦が開幕。下﨑大輝主将(情4)率いる新チームとなり、初の公式戦を迎えた。初戦は宿敵・関学大と対峙(たいじ)。リーグ優勝という目標に向け、開幕戦に臨んだ。
第1セットは、序盤から相手がリードする展開に。中島康介(文4)の速攻や、今試合がデビュー戦の永澤諒(人1)のブロックなどで、相手を追いかける。10-15の場面で、山本大稀(経4)の鋭いスパイクが決まった。一気に流れを引き寄せ、関大はその後4連続得点。コンビミスなどがあったものの、1点差にまで迫った。18-18の局面では、エース・小山海皇(みこと=人2)が軟打で相手を翻弄(ほんろう)し、逆転に成功する。最後は山本が相手の隙を突くフェイントを決め、第1セットを先取した。


続く第2セットは、相手の先制点から始まったものの、着実に得点を重ねていく。上田冬陽(情2)が厳しいコースにサーブを打ち込み、相手を乱した。一進一退の攻防が続いたが、リベロの池田幸紀(商3)を中心に粘り強くボールを上げて、攻撃につなげる。24-22で関大がセットポイントを握ると、相手はタイムアウトを要求。しかし、集中力を切らすことなく、川内歩人(商3)がサービスエースを決め、セットを連取した。

第3セットは4連続得点でスタート。多様な攻撃を展開し、主導権を握った。しかし、徐々に点差を埋められてしまう。タイムアウトを要求したが、相手に連続でサービスエースを決められるなどして逆転を許した。19-22の局面では、エース・小山が躍動。鋭いスパイクやブロックアウトで得点を量産し、デュースにもつれ込む。勢いそのままに永澤の速攻、山本のサービスエースで試合を締めくくった。

リーグ初戦を白星で幸先の良いスタートを切った。明日は甲南大との対戦。優勝に向けて、勝利をつかみ取る。【文/写真:速水咲良】
コメントを送信