◇男子第65回関西学生リーグ戦◇第1戦対神大◇4月6日◇関西大学千里山キャンパスアーチェリー場
【試合結果】
[50㍍競技]関大1472-1331神大
[30㍍競技]関大1623-1576神大
[G.T(グランドトータル)]○関大3095-2907神大
※メンバー8人中、上位5人の記録
王座出場を懸けたリーグ戦が幕を開けた。入部して間もない寺村仁杜(法1)、重信明舞(シス理1)がチームに加わり、迎えた初戦。前半50㍍競技から点差を広げていった。その勢いは後半でも止まらず、一人一人が点数を伸ばしていく。逆転を許さず、リーグ初戦で白星を飾った。
春らしい暖かな日差しが会場を照らす中、神大先攻で試合は始まった。1エンド目は寺村、重信の2人が50点以上を記録。その後も安定し得点を重ね、初出場ながら300点越えをたたき出した。期待の新星が好記録を出す中、加守田亮太(経3)も実力を発揮。1、3エンド目は40点台後半に収まったものの、後半3エンドは50点台でまとめ、チーム内3位で試合を折り返す。前半戦で満点の10点を3回連続で射抜く30金は出なかったが、リードを広げ、30㍍競技に挑んだ。



後半戦もおのおのが高いスコアを出し続け、神大を突き放す。応援メンバーの声援にもさらに気迫がこもった。団体メンバー入りがかなわなかった選手たちも、一丸となり背中を押す。中でも前半戦から点数が飛躍したのが李ギョンテ(政策3)だ。6エンド中3エンドを55点以上でまとめ、安定感を見せる。出場選手のうち、2番目の327点の好記録を出した。チーム全員が310点以上の点数で前半からさらに差を広げ、勝利をつかむ。幸先の良いスタートを切った。


トータル3095点で開幕戦勝利を果たした関大アーチェリー部男子。しかし、第2戦で相まみえる京産大はトータル3122点を記録しているため、油断はできない。男女共に王座出場に向け、立ちはだかる強敵たちに打ち勝つために。今回の試合で見つかった課題を成長につなげていく。【文/写真:木村遥太】
▼重信
「(自身の点数はどうだったか)最初は良かったけれど、後半は緊張や体力面もあって、射形が徐々に悪くなっていって点数が下がってしまった印象があります。(トータルスコアは出場選手で2位だったことについて)先輩たちはたまたま調子が悪かっただけで、自分としてもう少し点数を伸ばしていかないなと思います。(リーグ戦の目標)50㍍で300点超え、30㍍は330点超えは狙っていきたいです」
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