◇第49回西日本学生選手権大会◇11月17日◇熊取町立総合体育館
[演技競技]
中島祝(たから=安全4)・森本あか音(人4)組 4位
赤塚未悠(化生2)・三好桃花(人2)組 2回戦敗退
宮西志歩(情3)・京谷一子(化生1)組 2回戦敗退
下田一葉(化生1)・瀬田菜月(文1)組 2回戦敗退
簑輪七海(情1)・島崎結加(文1)組 2回戦敗退
[試合競技・団体の部]
簔輪・下田・島崎チーム 2回戦敗退
瀬田・上野心寧(文1)・京谷チーム 初戦敗退
松浦葵(外1)・宮西・光森奏音(商1)チーム 初戦敗退
三好・赤塚・山根千怜(人3)チーム 4位
松井百桃香(安全4)・森本・中島チーム 2回戦敗退
[試合競技・女子個人段外の部]
松浦 初戦敗退
上野 4位
[試合競技・女子個人有段の部]
下田 初戦敗退
光森 ベスト16
三好 初戦敗退
簔輪 2回戦敗退
森本 ベスト8
島崎 2回戦敗退
[試合競技・男子個人の部]
入江晃太(化生4) 優勝
山口太一(法4) 2回戦敗退
片山楓也(安全2) 3位
井上裕貴(文4) ベスト8
今年最後の公式戦である西日本学生選手権大会(西カレ)が行われた。試合競技・男子個人の部では、入江が優勝、片山が3位に。それでも、多くの選手にとって悔しさが残る大会となった。
まず初めに行われたのは演技競技。演技競技は、演技の綺麗さや2人の演技が揃っているかどうかなどの観点で評価される。4年生コンビの中島・森本組は息の合った演技を堂々と披露。3位決定戦で黒星となり表彰台には登れなかった。
続いて行われたのは試合競技。試合競技は、防具を身につけて相手に綺麗になたを当てるなどすると一本を獲得することができ、二本を先取した方が勝利となる。団体の部からスタートし、関大からは今大会最多の5チームが出場。三好・赤塚・山根チームは全勝で初戦を突破し、準決勝まで進出する。しかし代表戦で敗北し3位決定戦へ進んだ。またも代表戦にもつれ込む接戦に。「関大ファイト!」の声援を背に三好が挑むも、面を取られ悔しい4位となった。
昼休憩を挟み行われた女子段外の部には、1年生の松浦と上野が登場。上野が3位決定戦まで勝ち進んだが、一本負けで4位に終わった。
関大から6名が出場した女子個人有段の部では、森本主将が準々決勝まで危なげなく進む。素早く攻撃を仕かけるも、両者ともに攻めきれず。3名の審判員による判定で勝敗がつくことに。結果は1-2で惜しくも及ばずベスト8となった。
最後に行われたのは男子個人の部。4人全員が2回戦から登場した。井上は果敢に攻めて、3-0で判定勝ちを収め準々決勝へ。しかし、強敵・橋爪(立命館アジア大)に手が出ずベスト8となる。インカレでは2位に輝いた片山は、準決勝で橋爪と対戦。中盤に一本を取られるも、キレの良い攻撃で相手を翻弄(ほんろう)する。それでも、一本を取ることはできず3位決定戦へ。判定によって決まることとなった3位決定戦は2-1で勝利。3位入賞を収めた。インカレ3連覇を果たしたが、今年はまさかの3位となった入江。それでもやはり圧倒的な強さを誇り、難なく決勝まで勝ち進む。決勝戦では、井上、片山が破れた橋爪と対峙(たいじ)。序盤からなたを大きく振り回し、一本を取る。その後すぐに二本目を獲得し、試合時間を多く残して圧勝。最後の西カレで見事優勝をつかみ取り、有終の美を飾った。
今大会をもって4年生は引退。新生なぎなた部は冬の練習を乗り越え、さらにパワーアップすることだろう。新体制のこれからの活躍に期待がかかる。【文:早川莉央/写真:藤原美鈴】
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