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◇ 第47回関西大学統一学園祭後夜祭◇11月4日◇関西大学千里山キャンパス

102代応援団にとって3部が一体となって立つ最後のステージが行われた。関大生が多く詰めかけた中、堂々たる演舞演奏を披露。102代がこれまで培ってきた思いやりの輪が広がり、関大がひとつとなった瞬間だった。

後夜祭は図書館前の演舞演奏から始まる。洗練された動きが一体感を増し、観客を魅了。そして、パレードが行われた。団旗を先頭に団員たちが悠久の庭へ。沿道の観客に手を振りながら、ゆっくりとかみしめるように行進をする。舞台に到着すると後夜祭の開会式では『学歌』を披露。森口友翔団長(社4)の指揮で、ステージ、観客席が声をそろえて歌い上げた。

IMG_8361-200x133 【応援団】102代応援団が学園祭で有終の美を飾る!
△パレードの様子

続いて行われたのは応援団ステージ。まずはバトン・チアリーダー部による単独ステージ『FLASH』が行われる。スタンツが決まるたびに会場は熱を帯び、盛り上がりを見せた。続いて行われたのは応援歌メドレー。1曲目の『紫紺を胸に〜K.U.enblem〜』では、美しいフラッグでの演舞とリーダーが組み合わさり、観客の心をつかむ。続く『関大マグマ』では力強さを発揮。最後は『応援歌』で「頑張れ関大」のコールが悠久の庭にこだました。

IMG_8363-200x133 【応援団】102代応援団が学園祭で有終の美を飾る!
△応援団ステージの様子
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△『FLASH』で決めポーズをとる

次は関大愛ステージに移る。団祭で披露した仁愛ステージを、今回は学祭実行委員長とコラボして届けた。3部が一体となり、さらに学園祭を盛り上げ、一気に『祭大火力』へ。それぞれの曲で団員が先頭に立ち、観客席へ笑顔を贈る。大迫力のステージは拍手と共に見守られた。

IMG_8365-200x133 【応援団】102代応援団が学園祭で有終の美を飾る!
△森口団長(左)と岸田愛菜副団長(文4)

そしていよいよフィナーレステージへ。最後の舞台は、今シーズン幾度となくKAISERSを後押ししてきた応援風景を再現する。それぞれの曲でグラウンドの風景が蘇るような迫力満ちた演舞は圧巻だった。最後は無数のチアスティックで後押しされ『応援歌』を披露。フィナーレステージが終わると、岸田副団長の指揮により、『逍遙歌』を斉唱する。集まった関大生がひとつになり、後夜祭は締めくくられた。

IMG_8362-200x133 【応援団】102代応援団が学園祭で有終の美を飾る!
△フィナーレステージの様子

「全ては思いやりから」と常に『仁愛』の心を持ち続けた102代応援団。その思いは多くの人の背中を押し、勇気づけた。さらには団内の強さも生み出し、不変の力となったに違いない。102代はリーダー部幹部がいない中でも、4年生を中心に100年を超える歴史を継承し、さらに発展を遂げて来た。そして、新たな世代へバトンが渡される時が近づいている。これからも応援し、応援される存在であるため、関西大学応援団は立ち止まることを知らない。【文:櫻田真宙/写真:中吉由奈、櫻田真宙】

▼森口団長
「(後夜祭を終えて心境は)ステージの上からしか見られない景色を見られて、夜の暗さと、 舞台の明るさと、 お客さんのチアスティックがすごくなびいてるのが相まって、本当に何物にも代えがたいような景色が見られて幸せです。本当に応援団をやってきて良かったなというのが今の気持ちです。(102代の団員を背にリーダーを振ってきたこの1年を振り返って)いろいろなことがあったんですけれど、団祭と、後夜祭は本当に自分の中でも、 応援団をまとめる立場としても、リーダーを振る立場としても、やり切った気持ちがあります。周りの方からもお褒めの言葉いただいて、しっかりと練習をしてきて、やってきたことが間違ってなかったとすごく感じることができました」

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