◇第75回全日本学生選手権大会◇女子ダブルス◇10月11日◇於・西岡公園体育館
【1回戦】
〇篠原・山田桜2(21-9,21-19)0目崎・柴原(新潟大)
【2回戦】
●篠原・山田桜0(14-21,14-21)2本田・小原(明大)
バドミントン部女子で唯一インカレ個人出場権を得た篠原七緒(商4)・山田桜生(さき=人2)組。1回戦は何事もなく突破したが、2回戦は相手との力量の差が出てしまい、1セットも取れずに敗北する。目標にしていたベスト32は達成できなかった。
第1試合の相手は新潟大。地域が違うため、対戦経験の無い相手だ。試合開始直後、サーブミスで失点するも、その後はスマッシュで点を重ねる。イージーミスも少なく、どんどん点差を広げ、12点差でセットを先取した。
第2セットはスマッシュで先制する。その後もコーチのアドバイスにより、得点を連取して点差を9点差まで広げた。あと2点で関大の勝利が決まるまで迫ったところで、相手の逆襲を受ける。相手のスマッシュやケアレスミスにより、1点差まで縮められた。勢いで見ると圧倒的に不利だと思われる展開だったが、コーナーを狙ったショットで何とか得点。第1試合に勝利した。

2回戦は強敵・明大の選手と対戦。前の試合よりスピード感のある試合展開になった。前半はラリーを続け互角に戦うも、後半はミスが目立ち失点が続く。サイドラインを狙ったショットを取れず、第1セットを落とした。
第2セットは中盤まで得点を互いに取り合うが、後半はミスで連続失点を許す。点差を広げられて敗北し、2回戦敗退となった。

ベスト32を目標に挑んだ今大会は、2回戦敗退に閉幕。11月にある団体戦では全員の力を合わせ、全国の頂点を目指す。【文・写真:西村果凜】
▼篠原
「(今日の試合を振り返って)1試合目は、自分たちの強みであるラリーをして点につなぐことができたので良かったと思います。ですが、2試合目の終盤は簡単なミスが続き、相手に流されてしまったと思いました。2試合目は、1試合目と違って自分たちより一回りレベルが高い相手でした。守りに入る場面が多かったですが、自信を持って低空戦で勝負したら攻めの形になれたので、自分たちのいい形に持っていくことができました。しかし、相手にそれを対応されてしまい、サーブ周りで一気に差がひらいたと感じました。(良かったところは)ラリー中にお互いで声をかけることができたところかなと思います。ダブルスでいい流れ持っていくためには、まずは自分たちがいい雰囲気で試合することだと思うので、勝ち負け関係なく常に声をかけあったので良かったと思います。(11月の団体戦に向けて)サーブ周りであったり、長いラリーの後にサーブミスやイージーミスなどで簡単に相手に点数与えてしまったので、 11月までに簡単なミスや、サーブ周りを徹底的に行い、最後にいい形で終われたらいいなと思います」
山田桜
「(今日の試合を振り返って)1試合目は会場にまだ相手も自分たちも慣れていなかった中で、出だしから自分たちのペースで試合を進めることができて、無駄なミスなくできたのは良かったけど、2セット目の後半に1つのミスから、連続してミスをしてしまい、相手に簡単に点数を上げてしまいました。1つミスをしても1発で決めようとせず、ラリーをして1本で切れるようにしていかないといけないと思いました。2試合目は、初戦よりも相手のレベルが格段に上がって、向かっていく姿勢でできたし、全くついていけなかったわけではなかったと思うけど、相手の方がスピードや足の強さ、ミスの少なさが上だったので、その差で負けてしまったと思いました。2セット目の14点で追いついたところから、そのままの勢いでリードできず、チャンスをつかめなかったことがとても悔しいです。良かったところは、自分たちの攻撃が関東の強い選手にも通用したところです。ラリーをしてつないで、自分たちの攻撃に持っていけば、結構決まっていたのでそこは良かったかなと思います。(11月の団体戦に向けて)ダブルスはサーブ周りで結構相手に点数を上げてしまうことが多かったので、サーブ周りを重点的に練習していきたいです。個人的には前衛に入った時に打って、次の行動が遅く1発強い球を打って終わってしまうことが多いので、もっと緩急をつけ、次の球を狙えるようにしていきたいです。また、団体戦ではシングルスとダブルスを兼ねることがあると思うので、シングルスの後のダブルスでも力を発揮できるように、足をもっと鍛えていきたいです。篠原さんと組める最後の大会なので、1つでも多く勝てるように、今までで一番いい試合ができるように、残り1カ月頑張っていきたいと思います。
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