◇令和６年度関西大学秋季リーグ第５節◇対大体大◇９月18日◇於・神戸親和大

［Ｓ１］●瀬藤０（19－21，19－21）２井手
［Ｓ２］●砂原０（13－21，11－21）２大西
［Ｄ１］○瀬古・山田悠２（16－21，21－16，21－16）１村上・松内
［Ｄ２］●瀬藤・上林０（11－21，11－21）２大西・井手
［Ｓ３］小山（打ち切り）遠井

●関大１－３大体大

今秋から１部昇格を果たした関大男子バドミントン部。しかし、今大会ではいまだ勝利を挙げられず。リーグ最終節、大体大に３戦先取され敗北した。

第１シングルスに出場したのは瀬藤智史（政策２）。相手のゆるい球をチャンスに変え、点を取る。これをきっかけに調子を上げ５連続得点を決め、先に11点を取りインターバルに。その後はリードしたままゲームが進む。ネットにかけるミスを重ね相手にマッチポイントを握られ、そのまま第１セットを先取された。第２セットは、僅かに相手にリードされる。インターバル後は、プッシュやスマッシュで４連続得点を決め流れを引き寄せた。しかし、相手のスマッシュを拾えず19－21でセットを落とし、敗北する。

第２シングルスには砂原泰斗主将（政策３）が出場。第１セット序盤は、お互い点を取り合う展開に。いつもよりも強気なプレーで相手を揺さぶるが、前後に動かされ13－21でセットを取られた。第２セットは、ネットにかけるミスを重ね、相手にリードされる。スマッシュで相手を崩し点を取る姿も見られたが、11－21と大幅に点差をつけられ白星を挙げられず。

０－２と相手に王手がかかり迎えた第１ダブルス。山田悠太（商１）と瀬古海斗（商４）の息のあったコンビネーションでスマッシュで点を取る。中盤、相手のスマッシュが山田悠の目にあたってしまい、不振に陥った。瀬古がラリーで粘るもネットにかけるミスが重なり相手にセットを献上する。第２セットは、スマッシュなどで攻めるプレーをし、浮いた球はプッシュで決め確実に点を取った。相手をペースに乗せることなくセットを取り、１－１に。ファイナルセットは17－10とリードする中、相手に５連続得点を許すが瀬古のスマッシュで関大に白星を持ち帰った。

第１ダブルスの勝利で勢いをつけた関大。続く第２ダブルスは上林・瀬藤組。第１セット立ち上がりはお互い点を分け合う形に。瀬藤のサービスエースやスマッシュが決まるも、相手に前後左右に動かされミスを重ねる。相手に連続得点を許し差をつけられてセットを先取された。第２セットも相手の攻めたプレーに対応できずに連続得点を献上する。その後も２人の間にスマッシュ決められるなどして12－２でセットを落とした。大体大の３戦勝利で関大の敗北が決定。

秋季リーグ最終節は１－３で敗北。１部８位で入れ替え戦を迎える。前回の入れ替え戦で１部昇格を果たした関大。１部残留を目指して挑む！【文／写真：中山桜希】