◇2024年度関西大学連盟秋季リーグ戦第2日◇対大体大◇9月8日◇於・神戸親和大学
[第1セット]関大21―25大体大
[第2セット]関大26―24大体大
[第3セット]関大22―25大体大
[第4セット]関大25―14大体大
[第5セット]関大15―7大体大
[試合終了]○関大3―2大体大
前日の開幕戦で勝利を収めた関大女バレ。連勝し流れに乗りたい2戦目は、今春リーグでフルセットの末勝利した大体大と相まみえた。
第1セットは序盤から相手が勢いに乗り、6点を追いかける展開となった。ダイレクトスパイクで失点するなど、相手の攻撃に翻弄(ほんろう)される時間が続く。そんな中、終盤に川上良江(文4)や後山七星(ななせ=政策1)らのアタックが光り、21―23と2点差まで追い上げた。しかしそこから2連続失点し、セットを先取される。
第2セットも相手優位の時間が続く中、関大は必死に食らいつく。最大3点あった点差を伊関万絢(まひろ=文3)のアタックで逆転。この日初めてリードを手にすると同時に、セットポイントを握った。直後のプレーでは失点しデュースに持ち込まれたものの、後山の相手の意表を突いたアタックで再び関大のセットポイント。最後は相手のアタックがアウトとなり、セットを取り返した。
第3セットはわずかながら関大がリードする展開だったが、19―17から4連続失点を喫し、逆転を許す。この間に2度タイムアウトを要求し、立て直しを図ったが相手の勢いを止められない。最後はブレイクで2セット目を献上してしまった。
後がなくなった関大だったが、ここから本領を発揮する。相手のミスを誘い、3連続得点で第4セットがスタート。笹野文乃(文3)のブロックや伊関のサービスエースで勢いに乗り、つけ入る隙を与えない。17―12からは怒とうの7連続得点で相手を突き放した。その後は2点を返されたものの、冷静に25点目をものにして最終セットへ望みをつなぐ。
相手の2連続得点で始まった第5セット。早々に追いかける形となったが、関大はすぐに流れを取り戻した。鮫嶋優香(政策2)のサービスエースで同点、後山のアタックで逆転し、8―5でコートチェンジを迎える。試合終盤にかけてもその勢いは衰えず、コートチェンジ前から6連続得点で8点のリードを手にした。最後は伊関のスパイクがライン際に刺さり試合終了。2連勝を飾った。
試合終盤に得点力を発揮し、2連勝とした。「圧倒的攻撃力」を掲げ、臨む秋季リーグの目標はもちろん優勝。春3位で得た自信と経験を胸に、2年ぶりの王座へ返り咲く。【文/写真:島田采奈】
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