◇第100回日本学生選手権大会◇3日目◇於・東京アクアティクスセンター◇
[女子100㍍背泳ぎ予選]
蔦川真優(社1)3組6着1:06.94
青井遥香(人4)3組2着1:06.21
[男子100㍍背泳ぎ予選]
日野嵩斗(文4)1組4着1:00.64
中村佳維徹(社2)4組8着59.31
[女子200㍍個人メドレー予選]
田中楓果(文1)3組10着2:29.55 DSQ
[女子400㍍自由形予選]
瀬賀映佳(化生3)2組8着4:27.36
浅尾萌々香(社1)4組8着4:27.23
[男子400㍍自由形予選]
印南澄空斗(法3)2組1着4:00.61
[女子4×100㍍メドレーリレー予選]
関西大学(蔦川、松本悠里(文1)、宮崎いぶき(法2)、吉田芽生(商2))5組6着4:14.09
[男子4×100㍍メドレーリレー予選]
関西大学(中村、廣本新(法4)、山本貫太(人4)、松岡健太(人1))4組7着3:19.27
日本学生選手権大会(インカレ)の3日目。女子4×100㍍メドレーリレーが予選を16位で突破し、B決勝に進出した。第2泳者の松本から順位を上げ、勢いのままにゴール。笑顔あふれる3日目となった。
最初に行われたのは女子100㍍背泳ぎ予選。蔦川と青井が同じ組での出場となった。蔦川は最初の25㍍で少し遅れを取ってしまう。しかし、50㍍で折り返すとスピードを上げ、組6位でゴールした。青井は25㍍過ぎで横一列のレースから1歩前に出る。最後までペースを緩めることなく組2位でフィニッシュ。組で好成績を残した青井だったが、決勝進出とはならなかった。
男子100㍍背泳ぎ予選には日野主将と中村が挑む。日野主将はスタートが少し遅れ、50㍍を5位で通過。その後は順位を1つ上げ、組4位でゴールした。中村は50㍍を7位で折り返す。後半でも力のある泳ぎで5位に浮上し、そのままフィニッシュ。2人とも決勝には進めず。
続いて行われた女子200㍍個人メドレー予選には田中が出場した。田中は最初の25㍍付近から徐々に遅れを取る。その後も差を縮めることができず組10位でゴールした。しかし、バタフライの泳法に反則があったことから失格となってしまう。
女子400㍍自由形予選には瀬賀と浅尾が挑んだ。瀬賀は一時6位に浮上するも最後の100㍍で失速し、組8位となる。浅尾は最初の50㍍を2位で通過。前半は上位だったが、後半にタイムを伸ばせず組8位でフィニッシュした。
男子400㍍自由形予選には印南が出場。25㍍過ぎから先頭集団に入り、レースを引っ張った。3位に後退するも、残り100㍍で1位に躍り出る。そのまま堂々の組1位でフィニッシュした。だが、決勝進出ならず。
予選競技のラストは4×100㍍メドレーリレーだ。女子の試合から始まる。最終組で登場した関大。第1泳者の蔦川は1位から5㍍以上差をつけられ、7位で松本にバトルをつなぐ。松本は素早い手のかきで一気に5位まで順位を上げた。4位と3秒差が開く、厳しい展開になる。第3泳者の宮崎いは6位の大学に迫られるも、最後まで粘り強く泳ぎ切り、5位で最終泳者へ。吉田は懸命に腕を回すが、惜しくもタッチの差で組6位になる。結果は全体16位に入りB決勝進出決定。4人で喜びを分かち合う姿が見られた。
女子に続き、決勝進出を決めたい男子4×100㍍メドレーリレー。第1泳者・中村は50㍍過ぎから徐々に差が開いていく。9位で第2泳者の廣本へ。廣本は2人を抜き、6位に入る泳ぎを見せる。第3泳者の山本貫は滑らかな泳ぎで前を追うが追い越せず6位で最終泳者に託した。松岡は50㍍時点で順位を1つ落とす。その後もタッチの差で惜しくも組8位でゴール。決勝に駒を進めることができなかった。
午後からは各種目の決勝が行われた。関大は女子4×100㍍メドレーリレーに出場する。予選と同じメンバーでB決勝に挑んだ。横一列で始まったレースは25㍍を過ぎると差が出てくる。50㍍を8位で折り返し、その後も順位を上げれず、第2泳者・松本につなぐ。50㍍を6位で通過し、さらにギアを上げた。圧倒的な速さで一気に首位との差を縮め、2位でバトンを渡す。第3泳者の宮崎いは一時は3位に後退するも、2位で泳ぎ切り命運は第4泳者に。吉田は最後まで懸命に泳ぎ、フィニッシュ。4人全員で集まり、笑顔を見せた。
残すはインカレ最終日。4年生にとっては学生水泳最後の日となる。『Passion』をモットーに悲願の表彰台へ、全員が全力を尽くす。【文/写真:井藤佳奈】
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