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関カレは女子3位、男子は6位で終幕

関カレは女子3位、男子は6位で終幕

◇第98回関西学生選手権大会◇3日目◇8月4日◇於・京都アクアリーナ◇

[女子400㍍個人メドレー予選]
田中楓果(文1)2組6着5:12.86
比良来望(文1)2組7着5:25.33

[男子400㍍個人メドレー予選]
片山匠(環都4)2組6着4:45.74
今井孝太朗(化生3)2組10着4:57.74
富永健太(情4)2組3着4:45.37

[女子100㍍自由形予選]
南緩菜(商1)5組3着59.10
吉田芽生(商2)6組4着59.14
水野果穂(商1)6組5着1:00.01

[男子100㍍自由形予選]
松岡健太(人1)7組6着52.02
深井伊吹(人1)8組6着52.63
和嶋優太(経4)9組6着52.53

[女子100㍍背泳ぎ予選]
蔦川真優(社1)2組2着1:06.50
瀧本真由佳(人3)3組7着1:10.93
青井遥香(人4)3組4着1:06.16

[男子100㍍背泳ぎ予選]
上田剣聖(法2)2組6着1:05.20
日野嵩斗(文4)4組7着1:01.25
中村佳維徹(社2)5組4着59.66

[女子200㍍平泳ぎ予選]
霜中優希(人3)1組1着2:34.45
天白愛菜(商4)1組4着2:35.25
松本悠里(文1)2組1着2:33.46

[男子200㍍平泳ぎ予選]
比良凌和(経4)5組6着2:19.86
廣本新(法4)5組1着2:13.08
相馬海翔(経3)6組3着2:16.56

[女子100㍍自由形決勝]
南8着58.89

[女子100㍍背泳ぎ決勝]
蔦川7着1:06.63
青井6着1:06.50

[女子200㍍平泳ぎ決勝]
天白7着2:33.61
霜中5着2:32.99
松本悠1着2:28.39

[男子200㍍平泳ぎ決勝]
相馬8着2:18.13
廣本3着2:12.75

[女子4×200㍍フリーリレー]
関西大学(浅尾萌々香(社1)、田中、吉田、瀬賀映佳(化生3))4着8:29.52

[女子4×200㍍フリーリレー]
関西大学(佐藤圭悟(化生3)、松岡、萩原涼介(社4)、印南澄空斗(法3))5組7:36.31

3日間に渡って行われた関西学生選手権(関カレ)の最終日。多くの選手が躍動し、松本悠と廣本が表彰台に上がった。総合結果は女子は1部3位、男子は1部6位。目標としていた男女とも4位とはならなかった。

最初に行われた競技は女子400㍍個人メドレー。田中は最初の100㍍を6位で通過する。その後も一時は5位に浮上するも、自由形で6位となり、ゴール。全体9位で惜しくも決勝進出とはならなかった。比良来は田中の後を追う7位で最初の100㍍を通過。なかなか順位を上げられず組7位となった。

△田中
△比良来

男子400㍍個人メドレーには片山、今井、富永が同組で出場。片山は最初の50㍍をタッチの差で8位になる。背泳ぎで一気に3位に浮上。しかし、自由形で順位を落とし、組6位で終えた。今井はバタフライで5位につけるも平泳ぎで失速し、組10位でゴール。富永はバタフライで2位に入る。その後も好タイムで泳ぎ、組3位でフィニッシュ。自己ベストを更新した。

続いては女子100㍍自由形。南は50㍍を4位で折り返すと、残り25㍍で順位を上げ組3位となる。全体8位で決勝に進出した。吉田と水野は同じ組で泳ぐ。吉田は50㍍を5位で折り返し、組4位でゴール。水野は3位で折り返すも後半タイムを伸ばせず組5位となった。男子100㍍自由形には3名が挑む。松岡は後半に抜かされ、組6位でゴール。深井は最初の50㍍を2位で折り返す。結果は組6位となったが、自己ベストを更新した。和嶋は残り50㍍で順位を落とし組6位で終える。

次は女子100㍍背泳ぎが行われた。蔦川は50㍍を3位で通過。さらに順位を上げ組2位でフィニッシュした。全体8位で決勝へ。瀧本は思うようにタイムを伸ばせず組7位となった。青井は組4位でフィニッシュし、全体6位で決勝進出。男子100㍍背泳ぎには上田、日野主将、中村が出場した。上田は25㍍過ぎから徐々にペースを上げ、50㍍を2位で折り返す。しかし、後半で抜かされ組6位で終えた。日野主将はなかなかタイムを伸ばせない。組7位で惜しくも予選敗退となった。中村は2位で折り返し4位でゴール。決勝進出とはならず。

△上田

午前最後の競技は200㍍平泳ぎ。女子からは3名の選手が出場した。霜中と天白は同組で競う。霜中は残り100㍍で一気に1位に躍り出た。1位でゴールし、全体3位で決勝へ。天白は霜中から約1秒遅れてゴール。全体6位で決勝に駒を進めた。100㍍平泳ぎで優勝を果たした松本悠が登場。序盤から1位でレースを進める。2位に2秒差をつけ、組1位でフィニッシュ。全体1位で決勝へ。男子からは比良、廣本、相馬が挑む。比良は後半にタイムを伸ばし、組6位でゴール。廣本は最初の100㍍で2位に体1つ分程差を開ける。2位に2秒以上の差をつけ全体1位で決勝進出。相馬は自己ベストを更新する泳ぎを見せ、全体6位で決勝に進んだ。

△相馬

そして迎えた決勝。100㍍自由形には南が挑む。ベストに近いタイムを出すも8位で終えた。

続いて100㍍バタフライでは蔦川と青井が出場。蔦川は後半で順位を上げ、7位でフィニッシュ。青井はいいスタートを切り、6位で折り返す。後半でタイムを伸ばせず6位で終えた。

女子200㍍平泳ぎには3人が挑む。天白は最初の50㍍を4位で通過するも順位をキープすることができず7位でゴール。霜中は100㍍を過ぎると一気に5位に浮上する。そのままゴールし5位となった。松本悠は最初の50㍍から1位を守り続け、フィニッシュ。今大会2つの金メダルを手にした。男子200㍍平泳には相馬と廣本が出場。相馬は思うようにタイムを伸ばせず8位で終えた。廣本は残り50㍍で2位と距離を縮めるもあと一歩届かず。悔し涙の3位となった。

今大会最後の競技は4×200㍍フリーリレー。女子からレースがスタートした。第1泳者の浅尾は出だしがよく、2位で100㍍を折り返す。少し順位を落とすが4位で第2泳者へ。第2泳者の田中は4位を守れず7位で第3泳者・吉田につなぐ。吉田は最後の50㍍で5位に浮上して、最終泳者・瀬賀に託した。残り100㍍で1人抜かし、4位に。3位を猛追するも惜しくも届かず。4位で終えた。

男子は第1泳者の佐藤が最初の100㍍を4位と好順位につける。しかし、残り50㍍で6位となり、第2泳者・松岡へ。4位との差を縮められず5位で第3泳者の萩原につなぐ。懸命に泳ぐも4位を抜かせない。5位のまま最終泳者の印南に。少しの差で5位でゴールした。

△印南

9月には日本学生選手権大会が控えている。4年生にとっては最後の試合だ。悔いのないように残り1ヶ月、練習に励む。【文/写真:井藤佳奈、写真:上田峻輔】

▼日野主将
「(女子3位、男子6位という結果について)今年は男女ともに4位昇格を目指していて、女子は目標より高く3位というところで、2位までもう少しというところまで行っていました。男子は去年より順位を落とす結果になってしまったので悔しいです。(今大会でよかったところは)今年入った1年生を中心に得点をたくさん取ってくれて、特に松本さんはこれから関大を背負っていく選手になっていくと思うので、インカレでも期待したいです。(今大会での自身の泳ぎは)4年間の中で1位2位を争うような悪い結果になってしまって、主将としてチームを引っ張っていかなければならない立場の中で結果を残せなかったというのは力不足で悔しいです。(インカレに向けて)水泳人生でラストレースになるので、自分が納得できる形で終えられればなと思います」

▼廣本
「(どのような気持ちで最後の関カレに挑んだか)最高学年として、エースとして、優勝をして良いところを見せて次世代につなげたかったんですけど、今日の200㍍平泳ぎでは勝ち切れなくて、悔しい思いが大きいですね。(決勝のレース振り返って)インカレを見据えて予選から少し頑張って決勝もタイムを上げるというレースプランで行って、予選が結構うまく泳げたのでその泳ぎで決勝を泳げたら良かったんですけど、少し順位とタイムを出したいという欲が出てしまって泳ぎが固かったかなと思います。(インカレに向けて)インカレでは最後なので100㍍平泳ぎと200㍍平泳ぎでA決勝進出。もう見えてきているのでA決勝に進出して、200㍍平泳ぎが自分の中で思い入れが強いので、それを泳ぐのも最後の大会なのでしっかりとメダルを取れるようにしたいです」

▼松本悠
「(200㍍平泳ぎ優勝の率直な感想は)今回の予選ではあまりタイムが良くなかったので、決勝でベストタイム更新は難しいかなとは思っていました。(予選と決勝レースそれぞれで意識したことは)できるだけベストに近いタイムで泳ぐことと、予選のレースはコンディションが少し悪くて、あまり感覚が良くなかったので、決勝ではしっかりと感覚を合わせられるように意識しました。(決勝レース前のスタート台まで向かう時の心境は)関西大学の部員みんなが手を出して応援してくれたり、客席から「悠里」と自分の名前を叫んでくれたりしたので、頑張ろうと強く思えました。(決勝では2位の選手と差があったが意識したか)他の選手を見ないで泳ごうと思っていたので、あまり考えず、しかし負けないように、メダルが取れるように頑張りました。(インカレに向けて)インカレでは表彰台を目指しているので、インカレまでに泳ぎの感覚や、自分のタイムと泳ぎのずれがないようにしっかりと練習をしていきたいです」

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