◇2024年度第50回西日本大学男子選手権大会◇決勝トーナメント戦◇7月5日◇広島県立総合体育館
【愛知大戦】
[第1セット]関大25ー23愛知大
[第2セット]関大25ー22愛知大
[試合終了]◯2ー0愛知大
【中京大戦】
[第1セット]関大21ー25中京大
[第2セット]関大37ー39中京大
[試合終了]●関大0ー2中京大
2年連続で西日本ベスト16止まりの関大。初戦は愛知大と戦いストレート勝ちを果たす。続く中京大との2戦目は、第2セットで粘りデュースに。しかし、あと1点が遠く、ベスト16進出とはならなかった。
初戦の愛知大戦は、安平瑠也主将(商4)のサーブから幕を開けた。矢倉龍人(人3)のブロックで先制。その後は互いに点を分け合う状態が続いた。しかし、中島康介(文3)がクイックで得点を量産。最後はエース・小山海皇(みこと=人1)の力強いアタックが炸裂し、第1セットを獲得した。
第2セットは、序盤に相手にリードを許してしまう。しかし、山本大稀(経3)の強烈なアタックで連続得点を獲得。終始、拮抗(きっこう)した状態が続いたものの、終盤に3連続得点を果たし、ストレート勝ちで2戦目へとつなげた。
勝てばベスト16が決まる中京大戦。先制点は相手に献上。勢いそのまま相手に大きくリードされてしまう。タイムアウトを要求し、巻き返しを狙うも相手の鋭いアタックに対応できず。21ー25で1セット目を落とした。
運命の第2セットは関大の4連続得点からスタート。勢い良く始まったものの、すぐに相手に追いつかれてしまう。その後は交互に点を取り合う展開となった。そして、勝負の行方はデュースにもつれ込む大接戦に。エース・小山がアタックを決めると、相手も負けじとアタックを決める。どちらも決めきれず、気づけば37ー37という長期戦になっていた。皆が固唾を飲んで見守る中、第2セットを制したのは中京大。37ー39であと一歩わずかに及ばず。ベスト16進出とはならなかった。
2回戦敗退となった関大。昨年の成績を超えることはできなかった。この悔しさをバネにパワーアップした姿に期待がかかる。【文/写真:早川莉央】
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