◇第59回全日本学生女子王座決定戦◇6月15日◇静岡県つま恋リゾート彩の郷第一多目的広場
【予選ラウンド】
[個人]
18位 佐竹 598点
20位 波部 597点
22位 仲田 596点
31位 山田 582点
[団体]
7位 関大 1791点(チーム内上位3人の合計)
補欠選考を通過し、王座出場をつかみとった佐竹稚奈主将(人4)率いる関大アーチェリー部女子。王座初出場の選手が2人いたが、緊張を感じさせない行射を見せる。昨年の順位を1つ上げ、7位で予選を終えた。
2日間にかけて行われる王座決定戦。1日目の予選ラウンドではおのおのが70㍍先の的と向き合った。予選の順位が翌日行われる決勝トーナメントの組み合わせに反映される。そのため、少しでも順位を上げておきたいところだ。前半1エンド目から波部日葵(政策4)が55点の高得点をマーク。仲田聖(社1)は王座初出場ながら1エンド目で53点を記録する。山田梨乃(環都3)は、序盤は本調子ではなかったがコンスタントに得点を重ね、前半36射終了時点で283点をマークし健闘した。仲田は296点と300点台には惜しくも届かなかったが、1年生ながら実力を発揮する。
後半でも仲田は好記録を出し続けるかと思われたが、中盤にかけて点数が伸びず。それでも47点以上はキープし続け、後半は300点に得点が達した。前半終了時には個人順位が27位だった佐竹主将。後半4エンド目で56点をマークする。その他のエンドでも50点前後で得点が推移。後半は306点を記録し、個人順位を18位まで押し上げた。出場選手が全国の舞台でも実力を発揮。関大は18チーム中7位での予選通過となった。
昨年から1つ順位を押し上げ、7位で予選を終え、2日目は決勝ラウンドが行われる。関大の初戦の相手は予選10位通過の慶大。負けた時点で即敗退が決まるが、集中力を武器に入賞を目指して突き進む。【文/写真:木村遥太】
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