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関関戦は勝利ならず

関関戦は勝利ならず

◇第47回総合関関戦◇6月9日◇於・関西大学重量挙練習場

[45㌔級]
池田 1位 98㌔

[49㌔級]
杉能 1位 127㌔
辻 2位 125㌔

[55㌔級]
井関 1位 169㌔

[61㌔級]
鹿田 2位 140㌔
高橋 3位 105㌔

[67㌔級]
田中 3位 165㌔
植田 4位 133㌔
松本 6位 110㌔

[73㌔級]
福原 3位 138㌔

[81㌔級]
岸田 4位 163㌔
竹林 3位 163㌔

[89㌔級]
下坂 1位 260㌔

【結果】
●関大73-80関学大

今年も総合関関戦が行われた。自己ベストを更新する選手もいたが、関関戦は敗戦。2年ぶりの勝利はお預けとなった。

45㌔級には、両校合わせて池田さくら(文3)のみが出場。スナッチ、C&ジャーク共に3回全て成功し、記録は98㌔となった。

辻ももか(法3)、杉能舞夏(文2)が49㌔級に登場。辻は、スナッチを3回成功させる。C&ジャークの2回目では、一呼吸置き持ち上げることに成功。記録は125㌔となった。杉能はスナッチ、C&ジャークで3回の成功を収め、記録は127㌔。

△辻

続いて、井関いろは(商2)が重量台にあがる。大きく「お願いします」と声を出して臨んだ。スナッチの3回目では、77㌔を上げることに成功しガッツポーズ。C&ジャークでは、3回目に95㌔に挑戦するが、惜しくも持ち上げることはできない。しかし、競技終了後の井関からは笑顔がこぼれた。

61㌔級には、高橋竜輝(法1)と鹿田心愛(商1)の1年生コンビが登場。高橋はスナッチ2回目で苦しい表情を見せるも、持ち上がに成功した。記録は105㌔。鹿田は、スナッチ、C&ジャーク共に3回目は持ち上げることができない。しかし、記録を140㌔とし61㌔級の中で2位につけた。

△井関

67㌔級には、田中涼太(環都2)、植田将矢(社1)、松本芽依(文4)の3人が登場。田中は、スナッチでは3回目を失敗するが、C&ジャークは3回全て成功する。165㌔という記録を残した。植田は松本は共に、3回全てを成功。記録を植田は133㌔、松本は110㌔とした。

昼休憩明け、午後の部が行われた。午後の部には福原大翔(経2)、岸田園加(文4)、竹林小夏(人1)、下坂尚也(法3)が出場する。

まず重量台に上がったのは福原。スナッチでは、後ろにふらつくも何とか耐えた。3回全て成功し、記録は63㌔。C&ジャークでは3回目、重量を持ち上げた際に左足を曲げてしまい、体勢を崩す。結果は75㌔で、トータル138㌔となった。

続いて岸田が現れた。スナッチ1回目を軽々持ち上げると、2回目は1回目から一気に7㌔増量して挑み、成功。3回目はさらに5㌔増やして挑戦するも失敗。C&ジャークで挽回を目指すが、3回目は持ち上げられず。トータル163㌔となった。

岸田と同じ階級にエントリーした竹林は、顔を赤くしながらも何とか持ち上げた。だが、2、3回目では重量を胸元まで持ち上げることもできず。記録は岸田と同様トータル163㌔となった。

△竹林

本日最後に姿を見せたのは下坂。1回目から15㌔、7㌔と重量を増やしていった。3回目をで持ち上げられなかったが、本日スナッチで最も重い125㌔を記録する。C&ジャークも2、3回目に失敗したが、結果は出場選手の中で最重量記録の135㌔をたたき出した。結果、トータル記録は驚異の260㌔となる。

自己ベストを更新するなど、出場した全選手が己の限界に挑戦。しかし、持ち上げられず、記録が伸びない場面が多く見られた。7月にある西日本までに細かな修正をし、さらに記録を伸ばすことを目指す。【文:岩口奎心、西村果凜/写真:市場薫、桝井来夢】

△試合後の集合写真

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