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徳田、人見が16強以上を決めた!

徳田、人見が16強以上を決めた!

◇ 第93回関西学生選手権大会◇6月1・2日◇近畿大学記念会館◇

【男子ダブルス】
[1回戦]
吉川・井久保◯3-0
香川・中土井◯3-1
新地・五十嵐●2-3
宮田・谷川●0-3
藤田・流水●2-3

[2回戦]
吉川・井久保●1ー3
香川・中土井●0-3
西村・四辻●0-3
津村・小松●0-3
人見・小林◯3-0
宜保・中西●2-3

[3回戦]
人見・小林◯3-1

[4回戦]
人見・小林●2-3

【女子ダブルス】
[1回戦]
佃・隅谷●2-3

[2回戦]
世古・水口●1-3
徳田・石橋◯3-0
藤原・榎◯3-0

[3回戦]
徳田・石橋◯3-2
藤原・榎◯3-1

[4回戦]
徳田・石橋●2-3
藤原・榎●1-3

【男子シングルス】
[1回戦]
吉川◯W-L
宮田●0-3
磯部●0-3
中土井●2-3
新地◯3-0
藤田●0-3
香川●2-3
小松◯3-1
西村◯3-0
五十嵐◯3- 0
井久保●1-3
津村◯3-0
宜保◯3-0
四辻●1-3
流水◯3-0
谷川●2-3
中西◯3-2

[2回戦]
吉川●1-3
人見◯3-0
新地●0-3
西村●2-3
小林◯3-1
中西●0ー3
流水●0-3
津村◯3-1
小松●0-3
五十嵐●0-3
宜保◯3-1

[3回戦]
津村●1-3
宜保●0-3
小林●2-3
人見◯3-0

[4回戦]
人見◯3-2

[5回戦]
人見◯3-1

【女子シングルス】
[1回戦]
隅谷●0-3
石橋◯3-0
佃●1-3
水口◯3-0

[2回戦]
世古◯3-0
石橋●0-3
徳田◯3-0
榎◯3-1
藤原●L-W
水口●0-3

[3回戦]
徳田◯3-0
世古●0-3
榎●1-3

[4回戦]
徳田◯3-0

今年初となる個人の公式戦である関西学生選手権大会(関カレ)。初日には、ダブルスの準々決勝まで、男子シングルスの1回戦が行われた。ダブルスは、人見航希(社3)・小林莉久(経4)ペアがベスト32入り、徳田明梨(人4)・石橋愛理(人4)ペア、藤原優(商2)・榎花恋(人2)ペアがベスト16入り。2日目にはシングルスが行われ、徳田と人見がベスト16入りを果たし、8日に行われる最終日に進むことが決定した。

男子ダブルス1回戦には5ペアが出場。吉川入悟(情3)・井久保喜希(環都1)ペア、香川真哉(経4)・中土井駿太(商3)ペアがストレート勝利を収め、2回戦へ。新地勇太(情3)・五十嵐庵(化生1)ペア、藤田颯真(社4)・流水敦哉(環都2)ペアは、序盤リードしていたもののフルゲームに持ち込まれ、惜しくも1回戦敗退。宮田龍綺(商4)・谷川卓翔(商1)ペアはストレート負けとなった。

2回戦からは、1回戦を勝ち抜いた2ペアに加えて、新たに4ペアが出場。香川・中土井ペア、西村天翔(情2)・四辻佑太(法2)ペア、津村真斗(社2)・小松晴道(化生2)ペアはストレートで敗退となった。吉川・井久保ペアは、1ゲームをもぎ取ったものの敗北。宜保武志(社3)・中西玉(化生3)ペアは、拮抗(きっこう)したゲームとなったが、惜しくも負けてしまう。人見・小林ペアは、デュースになることもあったが、ストレート勝利を収めた。

△宜保(左)と中西

人見・小林ペアの3回戦は、人見の強烈なバックドライブが目立った。第3ゲームは大差をつけられ落としてしまったものの、順調なゲーム運びで4回戦へ。4回戦の第1ゲームでは、一進一退の攻防が続いた。先に相手のゲームポイントになったが、デュースを制する。勢いに乗ったと思われた。しかし、徐々に攻略され、最終ゲームを僅差で落とし、ベスト32で終了。

女子ダブルスの1回戦の佃緒夏(情3)・隅谷夏実(人3)ペア。1ゲーム目をものにしたが、フルゲームの末に敗北となった。

徳田・石橋ペア、藤原・榎ペア、世古茉由加(人1)・水口琉衣(社1)ペアが2回戦から出場。世古・水口の1年生ペアは、1ゲームを奪ったものの敗北。昨年度ともにベスト8入りを果たした徳田・石橋ペア、藤原・榎ペアは、ストレート勝利で難なく3回戦へ。

徳田・石橋ペアの3回戦では、相手のループに苦しめられたものの、ファイナルゲームの末に勝利。4回戦では、2ゲームを連取され後がない状況に。それでも諦めずに粘りを見せフルゲームに持ち込む。しかし、逆転とはならなかった。

△石橋(左)と徳田

藤原・榎ペアは、全体を通して攻めの姿勢を崩さなかった。浅い球で相手を翻弄(ほんろう)。第1ゲームをデュースで奪い、第2ゲーム落としたものの、徐々に調子を上げる。3-1で3回戦を勝ち抜いた。4回戦では、ミスが重なり、ここで敗退となった。

△藤原(左)と榎

男子シングルスでは、吉川、新地、小松、西村、五十嵐、津村、宜保、流水、中西が1回戦を突破した。2回戦では、人見、津村、小林、宜保が3回戦進出を決めた。

宜保は第2ゲームではリードする場面も。しかし、ストレート負けで3回戦敗退。小林は浅い球で相手のネットミスを誘う。しかし、ファイナルゲームに突入。第5ゲーム序盤は優勢にゲームを進めたものの、7点目で逆転されてしまい、惜しくも敗北となった。エース・人見は、圧倒的な差を見せつけ、快勝。津村は先制点を取られるも3連続得点で追いつく。しかし回転が強いドライブに打ち負け、第1ゲームを落とした。第2ゲームは攻め方を変える。長いラリーに持ち込まず、2球目攻撃で得点を量産。6連続得点をするなど11-3でこのゲームを奪った。第3ゲームもサービスエースを決め、リードする。だが、ミスが続きデュースに突入。オーバーミスで接戦となったこのゲームを落とす。絶対に取りたい第4ゲーム。一進一退の攻防が続く。積極的に相手を左右に揺さぶるが、あと一歩及ばず。接戦を制せず、3回戦敗退となった。

△津村

唯一残った人見の4回戦。勝ち抜いてきた相手だけに、簡単には勝つことができなかった。第1ゲームは、相手に主導権を握られ、早々に3点差をつけられてしまう。しかし、バックドライブで得点を量産し逆転。その後は、デュースにもつれ込む長期戦に。交互にゲームを奪い合い、勝敗は第5ゲームに委ねられた。第5ゲームでは、相手に1点も与えず5連続得点でコートチェンジ。大差をつけて勝利し、5回戦へと進んだ。

ベスト16を懸けた5回戦。どんな球にも素早く反応し、返球していく。第1、第2ゲームは、終始人見が優勢にゲームを進め、難なく勝利。このままストレート勝利を収めたいところだったが、デュースの末に第3ゲームを落とす。第4ゲームでは、サービスエースも飛び出し、11-4で関大のエースとしての意地を見せつけた。

△人見

一方、女子シングルスでは、水口、石橋が1回戦で勝利を収める。

世古、榎、徳田の3人は3回戦へと進んだ。ルーキー・世古は、第1ゲームでは拮抗(きっこう)した展開に。なかなかリードすることができなかったが、3連続得点で第1ゲームをものにする。第3ゲームでは大差をつけ、ストレート勝利を収めた。榎の第1ゲーム。9-4とリードするが、サーブミスとオーバーミスで1点差まで詰め寄られる。最後はバックドライブを決め、第1ゲームを取った。しかし、第2ゲームは相手のコースがいいドライブに対応できない。6-11で落とす。第3ゲームは長いラリーが多く見られた。我慢の戦いとなるが強打を決めきれず。第4ゲームは流れを作れず大差をつけられ、敗北となった。徳田は、第2ゲームこそデュースの末に勝利したが、それ以外は相手にほとんど得点を許さず、難なく勝利した。

△世古

世古の4回戦は相手サーブから試合開始。第1ゲームは相手に左右に揺らされた。早いテンポのラリーに苦しむ。第2ゲームはフォアドライブが得点に繋がるようになった。しかし、相手の複雑なサーブに対応できず。第1・2ゲームを奪われる。後がなくなった世古。第3ゲームは相手のタイミングを外し、得点を重ねる。徐々に点差を縮めるも逆転することはできず、惜しくも4回戦敗退となった。一方、徳田の第1ゲームは相手を終始圧倒する。自滅のミスが少なく、相手に得点を与えない。11-1で難なく第1ゲームを取る。続く第2ゲームもサービスエースとコースをつくドライブで得点を量産。11-2と相手に攻略させない。第3ゲームは長いラリーになる場面もあったが、決め切る。冷静にスマッシュを決め、11-3で勝利を収めた。

△徳田

シングルスでは、人見と徳田は、ベスト8以降を懸けた8日の最終日へと進む。津村優斗(=24年度卒)以来の関西王者を目指し、ベストを尽くす。【文:貴道ふみ・井藤佳奈/写真:金佐康佑】

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