[Iリーグ]それぞれのカテゴリーが力を見せた!
◇[ULTRAS]Iリーグ2024関西Div.1Bブロック第5節[REDGROW]Iリーグ2024関西Div.2Aブロック第5節[SOLEO]Iリーグ2024関西Div.2Cブロック第5節◇対桃山大B・追大・びわこ大I7◇6月2日◇於・関西大学高槻キャンパス第1グラウンド◇
[ULTRAS]
【前半】関大0-1桃山大B
【後半】関大3-2桃山大B
【試合終了】関大3-3桃山大B
スターティングメンバー
GK生嶋
DF若尾、茂田、野田、土井
MF北村、松名、吉永、宮川
FW兎澤、前田龍
[REDGROW]
【前半】関大2-0追大
【後半】関大2-0追大
【試合終了】関大4-0追大
スターティングメンバー
GK高島
DF塩塚、横山、梅原、岸
MF立花、丹南、大串、鴨川、木原
FW森谷
[SOLEO]
【前半】関大4-0びわこ大I7
【後半】関大9-0びわこ大I7
【試合終了】関大13-0びわこ大I7
スターティングメンバー
GK田村
DF鎌谷、湊、本間、林
MF辻澤、下村、正田、稲田
FW山本、橋本
関大サッカー部の名物「高槻3連戦」。各カテゴリーが力を見せつけ、3連戦を2勝1分で終えた。
3連戦の1試合目に臨んだのは、REDGROW。サイドを起点に相手ゴールに迫る。試合が動いたのは前半17分。DF塩塚駿介(安全1)が上げたクロスのこぼれ球を、MF大串洋人(商1)が押し込み先制に成功する。その後も果敢に攻め続けると、同39分。高い位置でボールを奪ったMF立花蓮(商1)が、ドリブルでペナルティエリアに侵入する。奪われるもののすぐさまMF大串がゴール前で奪い返し、ネットを揺らして追加点を獲得。2点リードで後半へ。
前半同様に、REDGROWが主導権を握りながら試合を進める。時折ピンチを迎えるものの、GK高島龍基(シス理2)がゴールを割らせない。なかなか得点を奪えない時間が続いたが、後半36分にMF木原一輝(文1)が3点目を決める。その5分後にも、MF大串がハットトリックを達成し4点目。今季2度目のクリーンシートで、4-0と快勝した。
2試合目はULTRASが登場。球際の攻防が激しく、両者共にゴールに迫る場面が見られる。徐々にULTRASペースとなり、チャンスを多く演出。しかし、シュートが枠に収まらず、なかなかゴールに結びつけられない。先制のチャンスを仕留められないまま迎えた前半34分。一瞬の隙から失点を喫し、先制を許す。1点ビハインドで試合を折り返した。
同点に追いつきたいULTRASは、後半に入っても果敢に攻め上がる。すると同8分に、DF若尾のクロスから、ゴール前にいたFW前田龍大(人4)が押し込み同点。その後、雷が鳴り試合は一時中断に。再開後も高い集中力を保ったULTRASが、相手を圧倒し続け迎えた同17分。MF宮川大輝(文1)の落としを、MF吉永陸人(商4)がダイレクトで流し込み逆転に成功する。その後も勢いは止まらず、3分後にはFW兎澤玲大(法1)の強烈なシュートが決まり2点差に。このまま勝ち逃げられるかと思われたが、同31分、42分に被弾し同点とされ試合終了。ULTRASの今季Iリーグ初勝利とはならなかった。
3連戦のトリを務めたのはSOLEO。前半開始から果敢に相手ゴールに迫ると、同6分にコーナーキック(CK)からFW山本拳士(商4)が合わせ、先制に成功する。同23分にも、CKからDF湊結伍(社1)が、頭で合わせ追加点。その後も攻撃の手を緩めないSOLEOは、同39分にMF稲田悠希(人3)、同45分にMF辻澤賢(人3)の両サイドハーフが得点を奪う。前半だけで4点差をつけ、後半につなげた。
後半も勢いが止まらないSOLEO。同5分、FW吉田侑生(安全4)のゴールを皮切りに、5分に1点のペースでゴールを量産する。FW吉田侑生は途中出場ながらハットトリックを達成。
最後はDF千田陽介(情3)が自ら奪ったPKを沈め、このゴールが後半の9得点目となった。前後半合わせて13得点と大暴れしたSOLEO。第5節にして、今季Iリーグ初勝利を飾った。最後のあいさつでは「初めて勝って言葉が出ない。こんなに応援してもらって、自分たちももっと応援しないといけないと思った」とMF下村哲平(政策4)。うれしさをあらわにし、大雨の中でも声援を送り続けた部員たちに感謝の言葉を送った。
それぞれのカテゴリーが力を見せ、高槻3連戦は2勝1分で無事終幕。Iリーグでも上位進出するために、これからもチーム一丸で勝利を目指す。【文/写真:岩口奎心】
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