京産大戦は黒星。春リーグを8位で終える
◇2024年度関西大学連盟春季リーグ戦第11日◇対京産大◇5月19日◇於・天理大学◇
[第1セット]関大28-26京産大
[第2セット]関大20-25京産大
[第3セット]関大21-25京産大
[第4セット]関大24-26京産大
[試合終了]●関大1-3京産大
春季リーグ最終戦は、京産大と相まみえた。第1セットをデュースの末に取り切るが、第2、3セットは献上。第4セットでは相手がマッチポイントを握るも、小山海皇(みこと=人1)の連続得点でデュースに。しかし逆転とはならず、セットカウント1-3で敗北。リーグ戦の最終結果は、4勝7敗で8位となった。
相手のサーブで第1セットが始まった。小山のスパイクで先制点を得ると、森歩夢(政策2)のアタックでもポイント。中島康介(文3)もクイックを決めるなど好調な滑り出しでリードを奪ったが、相手の連続得点により点差が縮まる。しかしタイムアウト後には勢いを取り戻し、先に20点台に乗り上げた。一時逆転を許したが、先にセットポイントを獲得。デュースにもつれ込むも、中島のシャットアウト、小山のスパイクでブレイクし、第1セットを取り切った。
第2セットは、点を取っては取られての拮抗(きっこう)した状態に。しかし13-13の場面から相手が3連続得点。タイムアウト後、ピンチサーバー・上田冬陽(情1)のサーブから得点につなげるも、次のポイントは相手が決める。ライトから小山が、レフトから隅田嵐(社4)がスパイクを決めるが、点差は埋まらない。20-25でこのセットを終えた。
第3セットでも一進一退の攻防が続く。リベロ下﨑大輝(情3)や池田幸紀(商2)の好レシーブから攻撃につなげるが、均衡状態は保たれたまま。しかし関大のサーブミスや、相手の力強いスパイクにより京産大がブレイク。21-25で第3セットも献上した。
もう後がない第4セット。安平瑠也主将(商4)のサーブで相手を崩し、点を取る場面も見られた。相手のアウトミスや、中島のブロックで得点。さらには隅田、小山らアタッカー陣がスパイクを決め、関大がわずかにリードする。しかし、長く続いたラリーを落としてしまうなど、手痛い失点も。22-24となり、相手がマッチポイントを握った。だが、ここで意地を見せたのがエースの小山。2連続でスパイクを決め、デュースに持ち込む。この勢いのままセットを奪うかと思われたが、逆転とはならず24-26で試合終了。春リーグ最終戦は黒星となった。
リーグ3位以内を目標としていたが、8位という結果に終わり、選手たちの表情にも悔しさが滲む。しかし、新戦力の台頭や、オフシーズンに強化した守備力などの成長も見られた。今リーグ戦で得た課題点を修正し、西カレではさらに進化した姿を見せる。【文/写真:森奈津子】
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