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王座出場に向けて、白星発進!

王座出場に向けて、白星発進!

◇男子第64回関西学生リーグ戦◇第1戦◇対追学大◇4月7日◇関西大学アーチェリー場

【試合結果】
[50㍍競技]関大1494―1454追学大
[30㍍競技]関大1666-1638追学大
[G.T(グランドトータル)]関大3160―3092追学大
※メンバー8人中、5人の記録

王座出場をかけたリーグ戦が幕を開けた。1戦目から強敵・追学大と相まみえる。前半、50㍍で40点差を付け後半30㍍に突入するも、逆転を許さず。各々の課題が残る試合とはなったが、第1戦を勝利で終えた。

日差しが照り付け、暑さも感じられる頃。追学大の先攻で50㍍競技がスタート。1エンド目から関大は6人の選手が45点以上を出し、幸先のいいスタートを切る。中でも、住谷主将は前半30㍍競技全てを55点前後にまとめ、合計328点。2位の選手と20点の差を付け、実力を発揮した。それに負けじと食らいついたのが加守田亮太(経2)だ。序盤は緊張が見られ、点数が伸びなかったが少しずつ得点が安定してくると実力を発揮。6エンド中、4エンドを50点以上でまとめ、50㍍競技を終えた。メンバー全員が練習の成果を発揮し、50㍍競技終了時点で40点の差を広げ、後半30㍍競技に突入する。

△住谷主将
△加守田

後半30㍍競技に突入しても関大の勢いは止まらない。50㍍競技では得点を伸ばすことができなかった加守田が10点を連発し、2エンド目で60点を獲得。住谷も50㍍に続き、30㍍競技6エンド全てで57点越えの高得点を連発する。前半は点数が安定していなかったイ・ギョンテ(政策2)と清水公平(経3)は55点前後で30㍍は試合を進めていく。前半で作った差を詰めさせることなく、最後まで集中した試合を見せた関大。68点差をつけて、リーグ1戦目を勝利で終えた。

△イ・ギョンテ(政策2)
△清水
△中西剛徳(文2)

追学大相手に第1戦で勝利を収めた関大。しかし、王座出場への戦いはまだ始まったばかり。残るは4戦だがどのチームにも負けるわけにはいかない。今回の試合で見つかった課題を成長につなげ、次戦も勝利をつかんでみせる。【文/写真:木村遥太】

▼加守田
「(50㍍で点数が伸びなかったが30㍍で高得点を取れたが意識したこと)50㍍では時間をかけて打っていたので、テンポが悪かった印象があります。なので、後半はテンポよく打ち、最後まで時間を使わないことを心がけました。(緊張はしていたか)第1戦ということもあるが、対戦相手の追学大は点数を出す。そういった点で王座出場には強敵になるので、より緊張はしました。(次戦に向けて)今回の課題を修正して、試合を重ねるごとに点数を伸ばしていけるように頑張りたいです」

▼清水
「30㍍で点数を伸ばしたが、気持ちの面での変化はあったのか)30㍍は得意な距離なので、50㍍でのマイナスを挽回するために当てる気持ち一心で臨みました。(初戦を迎えるにあたり、意識したこと)練習でしてきたことを試合でもするだけだと考えて、出場しました。(次戦に向けて)初戦で練習と変わらない点数は出せたので、次戦は自己ベストを出すことを目標に頑張ります」

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