◇2020年度関西学生秋季リーグ女子第2日目◇対天理大◇11月15日◇天理親里ホッケー場◇
[第1Q]関大0―0天理大
[第2Q]関大0―3天理大
[第3Q]関大0―4天理大
[第4Q]関大0―4天理大
[試合終了]関大0―11天理大
秋リーグ2戦目は格上である天理大。守備を固め失点を最低限にしようと全力を尽くしたが、相手の強さを見せつけられる戦いとなった。
試合開始直後から厳しく攻められる。開始2分で最初のシュートを許し、その2分後にはペナルティーコーナー(PC)を与えた。それらの攻撃に何とか耐え失点を許さない。DF畳谷桃子(法3)やDF藤重藍(情3)などデフェンス陣がしっかりと相手につき、シュートを阻止。目標通り、第1クオーター(Q)を無失点で押さえた。
続く第2Q。序盤から失点の危機が訪れた。シュートされ、GK北條実羽主将(社4)が止めるもリバウンドを押し込まれそうになる。しかし、ギリギリのところでボールは場外へ。失点を免れほっとしたのもつかの間。すぐに相手のPCが行われると、ディフェンスの隙を突かれて最初の得点を与えた。その後もDF枚田歩美(文2)、DF板倉早希(社3)がボールを奪おうと懸命に走るが、攻め上がるチャンスを作れず。失点を重ねてしまい、0-3で前半を終えた。
第3Qも相手ペースで試合が進む。開始3分、MF山本彩花(人3)が相手を追いゴールを守るため奮闘するもかわされ、4点目を許す。フィールドに出ている選手総出で守備を行うが守り切れず、ゴール前がフリーの状態で得点を決められる場面も。中盤にはGK北條主将が右サイドからのシュートを好セーブしたが、何度も打たれるシュートに耐えられず、このQだけで4失点となった。
最終4Q。開始すぐに自陣へ攻め上がることに成功。しかし、直後に反撃されゴールを決められる。相手に与えたPC時には、DF藤重のディフェンスが光るも、その後立て続けに点を献上。FW吉井菜月(商2)がボールをキープし攻め上がる場面も見られたが、相手の体力が上回り攻められ続ける。試合終了30秒前にだめ押しの1点を与え、11失点で黒星を喫した。
初の1年生起用など新たな挑戦もあったこの試合。大量失点という結果には終わったが、「基本的な守備の体形をしっかり確認して失点をできるだけ少なくしてやっていきたい」と、反省点を次に生かす。次回戦う朝日大はリーグ初参戦。どこまで食らいついていけるか注目だ。【文:森本明日香/写真:中山秋桜津】
▼北條主将
「最初のQは絶対無失点で行こうと言っていたので、それができたのは良かったです。でも最後のほうは相手のほうが体力があるので、そこはもう少し体力を付けていかないといけないと思います。前回のときにちひろ(森本千緋呂=法2)がけがをしたのでいろいろポジションが変えたり、1年生がデビューしたりしたので、難しい部分はありました。私はキーパーだから、もうちょっと止められたとは思います。(初めて試合に出た選手については)最初だしという感じ。(1年生は)4人いるけど今回は3人だけ出ました。(次戦以降に向けては)次が朝日大でその次が聖泉大。それも結構格上になってくるのでまた守りの時間が長くなってくると思います。今日結構失点してやられてしまったので、しっかり中を抑えるとか、そういう基本的な守備の体形をしっかり確認して失点をできるだけ少なくしてやっていきたいです。(朝日大については)昨年か一昨年に女子チームができて、昨年インカレ予選みたいな感じの試合を1回やりました。その時は0-3で負けて、結構いい勝負ではありました。でも今年(朝日大のホッケー部に)上手い子たちが入ってきて、天理大のトップチームとインカレで戦ったときに0-1で、すごくレベルが上がっているなと感じているので今日みたいな戦いになるとは思うけど、今日の反省を生かして守っていきたいです」
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