勢いに乗れず2連敗
◇2023年度関西大学連盟秋季リーグ戦第10日◇対大国大◇10月21日◇於・園田学園女子大学
[第1セット]関大32―30大国大
[第2セット]関大22―25大国大
[第3セット]関大12―25大国大
[第4セット]関大19―25大国大
[試合終了]●関大1―3大国大
リーグも残すところあと2戦。試合前の時点で7位の関大は、同じく4勝5敗で8位の大国大と相まみえた。
試合は相手サーブでスタート。鮫嶋優香(政策1)のブロックアウトで先制すると、その後もブレイクを重ねリードを手にする。笹野文乃(文2)や江城萌那(文2)、田中結姫(ゆいき=人1)が何度もボールに飛びつき、チャンスを演出した。しかし中盤、2度の4連続失点で逆転を許してからは、激しい点の取り合いとなった。笹野のツーアタックで、先にセットポイントを取ったが次の1点をものにできず。両者一歩も譲らない展開の中、最後は川上良江(文3)が決め切り、第1セットを先取した。
第2セットは中屋ちひろ(人4)が躍動。鋭いスパイクやブロックアウトで得点を量産した。序盤は優位に試合を進めていた関大だったが、またも2度の4連続失点。4点を追いかけることになった。伊関万絢(まひろ=文2)や、途中出場の嶺明華(人3)のアタックで猛追したが一歩及ばず、このセットを落とす。
第3セットは終始相手ペース。ブレイクを連発され、なかなか関大の攻撃につなげることができない。今日初めて出場した根耒あかね(人3)が、1プレー目からスパイクを決め、チームを盛り上げたが相手の勢いを止めることができず、2連続でセットを落とした。
もう後がない第4セット。序盤から6点のリードを手にし、順調かと思われた。しかし11―7から7連続得点を許してしまう。アタックがコートに入らなかったり、相手に返されたりする場面が目立った。その後は食らいついたが、点差を縮めることができず。最後は攻撃がネットにかかってしまい、25点目を献上。敗戦を喫し、悔しさをにじませた。
次第に相手のペースに持ち込まれ、勝ち切ることができなかった。1カ月半に渡るリーグもいよいよあすまで。今年度のリーグ最終戦を白星で飾り、少しでも上の順位を目指したい。【文:島田采奈/写真:湯浅あやか】
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