インカレ2回戦敗退
◇第74回全日本学生選手権大会◇女子ダブルス◇10月9日◇於・東スポーツセンター◇
【1回戦】
○篠原・山田2(18ー21 21ー19 21ー8)1戸崎・富塚(青学大)
【2回戦】
●篠原・山田0(14ー21 18ー21)2森山・上岡(法大)
土曜日の団体戦では初戦敗退となった関大。今回出場する篠原七緒(商3)と山田桜生(人1)はその悔しさをばねに、1つでも多くの勝利を奪いに行く。
第1セットはミスが目立ち、相手に得点を許す場面が数多くあった。スマッシュで攻めるも点差を埋めることはできず、第1セットを落とす。第2セットも前半は流れを変えられず、シーソーゲームとなった。しかし後半、2人はリズムをつかみ、自分たちで攻めの体制を作れるように。篠原と山田による連続スマッシュは相手を圧倒し、力で押し切り第2セットをつかむ。第3セットも勢いそのままに序盤から相手を引き離した。後半になるにつれてさらに2人の勢いは増していく。サーブレシーブから積極的にスマッシュ。そして相手のスマッシュもきっちり返し、相手に隙を与えない。最終的に13点差で第3セットを手にし、初戦を突破した。
2回戦では厳しい戦いが繰り広げられた。2回戦の相手は力が強く、1回戦と比べショットのスピードが桁違いに速いため、ラリーのペースが速まる。第1セットはこの速さについていけずに足がもたつき、ミスをしてしまうことが多々あった。流れを変えられず、大差を付けられ第1セットを落とした。第2セット序盤、幸運にも相手のミスにより連続得点する。その後もコートの奥を狙ったレシーブやプッシュなどで得点を重ねる。しかし相手の力強いショットに押され、点差を埋められずゲームを落とし、敗北した。
強敵相手に残念ながら敗れてしまった篠原と山田。しかし篠原は3年生、山田はまだ1年生だ。今回の反省点を次につなげ、来年はさらに上を目指すことができるだろう。【写真/文:西村果凜】
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