強豪・天理大にストレート負け
◇2023年度関西学生大学連盟秋季リーグ戦第3日◇対天理大◇9月16日◇於・天理大学
[第1セット]関大17-25天理大
[第2セット]関大22-25天理大
[第3セット]関大22-25天理大
[セットカウント]●関大0-3天理大
秋季リーグ3戦目の相手は、春に敗れた天理大。相手のホーム校ということもあり、うまく流れをつかめない。第2セット以降は一進一退の攻防が続くも、あと1歩のところで追いつけず。セットカウント0-3で悔しい敗北となった。
久保田滉平(情4)のサーブで試合が始まった。先制点を決めたのは関大。安平瑠也(商3)のブロックポイントで、幸先良くスタートを切った。しかしその後は相手にのまれる展開に。サービスエースやコート奥へのスパイクを決められ、徐々に点差を広げられる。関大も負けじと金子玄(人4)や陰下雄太主将(情4)のアタックで点を重ねた。また、矢倉龍人(人2)の速攻でも得点。しかし中盤での4連続失点が響き、17-25で第1セットを終えた。
第2セットは拮抗(きっこう)した状態が続いた。3枚ブロックで相手にスパイクのコースを絞らせると、素早いトスから陰下主将のアタックで得点を決める。さらには金子のバックアタックも決まり、チームの雰囲気は上々。しかし天理大が関大のリードを許さない。センターライン付近へのスパイクやブロックアウトで点差を詰められる。流れを取り返そうとリリーフサーバーの川内歩人(商1)を投入するが、関大の得点とはならず。威力のある相手のスパイクに苦戦し、第2セットを奪われた。
第3セットをものにし、次のセットに持ち込みたいところ。相手に主導権を渡すまいと、懸命にラリーを続ける。池田幸紀(商1)のレシーブから、陰下主将のスパイクにつなげて得点する場面が多く見られた。金子は相手の乱れたレシーブをダイレクトで叩き込み、チームメイトを鼓舞する。第3セット終盤、中島康介(文2)の速攻で21-20と1点リード。しかしここから相手が4連続得点。最後は相手のストレートコースへのスパイクが決まり、試合終了となった。
春季リーグ2位の相手にストレート負けとなった関大。次の相手は春季リーグで勝利を収めたものの、関関戦では敗北した関学大だ。少しでも順位を上げるために、全力を尽くし戦う。【文:森奈津子/写真:早川莉央】
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