◇第97回関西学生選手権水泳競技大会3日目◇7月30日◇於・秋葉山公園県民水泳場◇
[女子400㍍個人メドレー予選]
瀧本真由佳(人2)1組9着5.16.34 予選9位
[男子400㍍個人メドレー予選]
北村龍太郎(シス理4)2組2着4.48.71 予選17位
富永健太(情3)2組3着4.55.71 予選21位
片山匠(環都3)3組5着4.43.92 予選14位
[女子100㍍自由形予選]
瀧本帆乃佳(情4)4組9着1.01.85 予選26位
吉田怜生(安全4)6組2着58.48 予選2位
林依茉(文4)6組4着59.74 予選12位
[男子100㍍自由形予選]
秋岡優希(法2)8組10着54.31 予選30位
植野零(法3)8組8着54.08 予選27位
和嶋優太(経3)9組10着52.16 予選10
[女子100㍍背泳ぎ予選]
藤田歩花(人4)2組7着1.10.72 予選21位
青井遥香(人3)3組3着1.06.68 予選10位
丸山夏輝(安全4)4組8着1.09.82 予選19位
[男子100㍍背泳ぎ予選]
山口智弘(情報4)2組6着1.06.25 予選44位
日野嵩斗(文3)5組8着1.00.79 予選22位
中村佳維徹(社1)5組5着59.89 予選16位
[女子200㍍平泳ぎ予選]
天白愛菜(商3)2組2着2.34.34 予選4位
霜中優希(人2)2組3着2.35.28 予選6位
[男子200㍍平泳ぎ予選]
廣本新(法3)5組2着2.16.29 予選3位
相馬海翔(経2)5組4着2.18.82 予選11位
山川慎之助(経3)5組5着2.21.38 予選14位
[女子100㍍自由形決勝]
吉田怜生(安全4) 1組58.48 5位
[女子200㍍平泳ぎ決勝]
天白愛菜(商3) 1組2.34.34 6位
霜中優希(人2)1組2.35.28 7位
[男子200㍍平泳ぎ決勝]
廣本新(法3) 1組2.16.29 2位
[女子1部4×200㍍フリーリレータイム決勝]
関西大学(横田涼乃(社4)、 林、吉田芽生(商1)、瀬賀映佳(化生2)) 1組3着8.26.96 3位
[男子1部4×200㍍フリーリレータイム決勝]
関西大学(佐藤圭悟(化生2)、萩原涼介(社3)、廣本、印南澄空斗(法2)) 1組7.37.80 3位
3日間にかけて行われた関カレ最終日。今日も多くの種目で、関大の選手たちが奮闘した。表彰台には、男子200㍍平泳ぎで廣本が、フリーリレーでは、男女ともに3位に輝いた。今大会を通し、関大は男女ともに総合5位となった。
午前には予選が行われた。今日最初に行われたのは、 女子400㍍個人メドレー。関大からは瀧本真が出場した。序盤は、2着で折り返す。しかし、3番目の泳ぎで相手との差が開いてしまった。そのまま上の順位にはいけず。決勝戦には進めなかった。
次に北村、富永、片山の3人が男子400㍍個人メドレーに出場した。まずは、北村と富永。背泳ぎで1位との差を縮めると、2,3位で平泳ぎに入る。北村はクロールへ。1番との差は4秒でラスト50㍍。組2着で終える。後を追う、富永は7秒遅れでゴールし、この組3着。3組目には片山が登場。平泳ぎで2番手争いを見せる。だが、相手に抜かされてしまった。最後のクロールに勝負がかかる。しかし、ここで前にいけず。この組5着でレースを終えた。決勝へは進むことはできなかった。
女子100㍍自由形予選に関大からは 瀧本帆 、吉田、林の3人が出場した。まずは4組目の 瀧本帆 。良いスタートダッシュを切るも、その後の流れに乗れず組9着となった。6組目に吉田と林が登場。吉田は2着で折り返し、ラスト 50㍍ で3着の選手を引き離しそのまま組2着でフィニッシュ。予選2位で決勝進出を決めた。林は序盤で上位争いに食い込むも、順位を上げることはできず、この組4着。予選12位で惜しくも決勝に進むことはできなかった。
次に行われた男子100㍍自由形予選 には、秋岡、植野、和嶋の3人が出場した。 秋岡、植野 が8組目に登場。秋岡はレース後半で追い上げを見せ9着との差を縮めるも届かず、組10着で終える。植野は序盤で接戦を繰り広げるも上位には行けずこの組8着となった。続く9組目に出場した和嶋は、滑り出しの良いスタートを切り3位で折り返す。しかし逆転を許し組4着でこのレースを終えた。 男子100㍍自由形 では決勝進出は叶わなかった。
関大から6人の選手が100㍍背泳ぎに出場した。女子の予選2組に出場したのは、藤田。7着でゴールした。次の組には青井が登場。4番目に折り返す。その後一つ順位を上げ、3着でフィニッシュした。4組目には丸山が出場。組8着でフィニッシュ。決勝戦にはこまを進めることはできなかった。
男子は、2組に山口が登場。5番手で折り返したが、一つ順位を落とし6着で終わる。5組には、日野と中村が出場。先頭集団が横並びのレースで、中村は前の集団にくらいつく。しかし、順位は上げられず。日野は後ろから追いかけるも、順位は変わらず。男子も決勝には進めなかった。
午前最後に行われたのが、200㍍平泳ぎ。女子には、天白、霜中の2人が出場。関大2人はこの組の2、3着で残り50㍍へ。1位へはあと一歩及ばす、そのまま2、3着でゴールした。2人揃って、決勝に駒を進める。
男子には、廣本、相馬、山川の3人が登場。100㍍を終えると、廣本が前に出る。2着で勝負のラスト50㍍へ。2着でレースを終える。その後ろを追う、相馬と山川。4,5着と続けてゴールした。廣本が全体3位で決勝戦へ進んだ。
午後に行われた決勝戦。女子100㍍自由形決勝に吉田が出場した。レース序盤では予選と同じように勢いのある泳ぎを見せ、3番で折り返す。しかし残り 50㍍ で追い上げられ5位でフィニッシュ。表彰台を逃した。
関大勢3人が出場する平泳ぎの決勝。会場がさらに熱気を帯びる中、競技開始。女子平泳ぎ決勝では、7レーンに霜中、6レーンに天白が泳ぐ。天白が順位を上げ、3位で100㍍地点に。その後追い抜かされる。そのまま追い上げられなかった。霜中は、なかなか順位を上げられず。残り50㍍になったところで先頭と差が広がってしまった。2人は6,7位という結果となった。
廣本は関大のKのポーズを作りながら入場した。最初の50㍍で、3位争いの中に入る。100㍍を終えた時には6位に。しかし、ここから順位を2つあげ、ラスト50㍍。チームの応援がさらに大きくなると、それに応えるように、ラストスパートで結果は3位に。関大勢で、今日初の表彰台に笑顔で登った。しかし試合後、「勝負をかけるのをためらった」と試合を振り返り、さらなる成長を誓った。
今大会最後の種目、4×200㍍フリーリレータイム決勝に男女共に出場した。まずは女子から行われ、横田、林、吉田、瀬賀の4人が笑顔で入場した。1番手の横田は150 ㍍ まで1位でレースを駆け抜ける。残り 50㍍ で接戦の末2位に転落するも、1位とほとんど同時に2番手の林にバトンチェンジをした。横田に続く林は、レース中盤で4位になるが粘りを見せ、3位で終える。3番手の吉田は3位と4位の間を激しく行き来し、そのまま4番手の 瀬賀 が飛び込む。レースも終盤にさしかかり、応援にも熱が入る。それに応えるように3位となると4位との差を広げていった。ラスト 100㍍ で2位に迫るもあと一歩届かず。3位でフィニッシュ。見事メダルを獲得した。
女子がメダルを獲得し、その後に続きたい男子。緊張と歓声に包まれる中、今大会最後のレースが始まった。 男子4×200㍍フリーリレータイムのメンバーは佐藤、萩原、廣本、印南だ。 1番手は佐藤。スタートダッシュは上手くいかず 50㍍ を7位で折り返すも、後半に追い上げを見せ3位に追いつく勢いで4位に。2番手の萩原にバトンチェンジ。1位、2位との差は徐々に開いていく。 接戦の中、萩原は序盤で4位になるも、150 ㍍ 地点の折り返しで逆転し、3位で廣本にレースを託した。続く3番手の廣本は、序盤にスピードを上げ4位との差を広げる。2位との差を縮めるも順位を上げることはできなかった。しかし、後半の 100㍍ で追い上げを許し、4位で4番手の印南につないだ。印南は3位の選手と差が見られない程、ほとんど同時に飛び込んだ。緊張が張り詰める中での200㍍ 。序盤から勢いをつけ3位になり、4位との差を広げていく。そしてラスト 50㍍ 、最後の力を振り絞り、2位との差を縮めるも、開いていた差は大きく、3位でレースを終えた。女子に続き、見事メダルを獲得した。激しい3位争いを見事勝ち抜き、男女共に嬉しいメダルを獲得となった。
歓声が響く会場で戦い切った3日間。1カ月後にはインカレが控えている。4年生にとっては最後の大会となる。有終の美を飾るために。そして、全選手が自分のベストを上回る泳ぎでさらに高い場所に立つために。あと、1か月練習に励む。【文/写真:村中望乃、藤井 海】
▼横田
「1部に残留できたのはすごい良かったなと思います。私がベストを出した後に続いてくれて3位も取ることができて、終わり方が良かったです。(けがからの復帰と聞きました。どのような気持ちで挑んだか)1週間前に肩が外れて、今大会2日目まで棄権してレースを見ているだけで、悔しくて。自分が泳いでいたら優勝できたのかなと思う場面もあって、みんなに反対されていたけど、最後出させてもらえることになったので、この悔しい思いを全部ぶつけるように泳ぎました。(次戦にむけて)本領を発揮して、決勝に残って全国で戦って、会場を盛り上げたいです」
▼廣本
「1,2日目の調子が悪く、チームの足を引っ張っていたんですけど、メダルを取れてほっとしています。(どんな泳ぎだったか)予選からしっかり行こうと思ったんですけど、様子を見て勝負に徹してしまって、決勝も最初から行かないといけないと分かっていたんですけど、びびって勝負に徹してしまいました。インカレでは自己ベストを出せるようにやっていきたいです。(団体を振り返って)僕自身のタイムはすごい遅かったんですけど、みんなに助けてもらって感謝しかないです。個人のメダルよりもリレーでメダルを取ったのがめちゃめちゃ嬉しかったです。(インカレへの意気込み)調子を立て直して全種目A決勝に残れるようにします」
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