◇第73回西日本学生バスケットボール選手権大会◇6月5日◇対広工大◇於・エディオンアリーナ大阪
[第1Q]関大27―7広工大
[第2Q」関大35―10広工大
[第3Q」関大15―7広工大
[第4Q」関大33―14広工大
[試合終了] 関大110—38広工大
関西学生選手権大会を3位で終えた勢いのまま迎えた今試合。第1クオーター(Q)から関大が攻守共に相手を圧倒する。メンバーの入れ替えを多く行い、攻撃に変化をつけると、守備では相手にリバウンドを取らせず。そして、スリーポイントシュートが連続で決まり70点差以上をつけ、圧勝した。
第1Qは、西山登馬(商3)のスリーポイントシュートでスタート。直後に大内一慶(社4)もスリーポイントシュートを決め、開始5分が経たない内に8点差をつける。残り5分になると、全メンバーを変更。森脇新大(安全4)がゴールのほぼ真横からスリーポイントシュートを決め、15点差となった。相手がオフェンスとなった時には、西村宗大(経1)がパスカット。相手に攻撃の機会を与えない。終盤には、西村、井ノ元孝多朗(人4)、森脇のシュートが決まり、20点差をつけた。
余裕を持って迎えた第2Q。関大がツーポイントシュートを3連続で決め、突き放す。西村に変わり、コートに入った福間 啓人(社2)はすぐにスリーポイントシュートを沈めた。相手がゴールを打っても、リバウンドは取らせず。関大がそのまま攻撃に持ち込むなどディフェンスでも相手を上回った。中盤には、久保田凌平(情4)がゴール下に走りこみ、2連続でゴールを決めた。残り5分を切ったところでメンバーを変える。ゴールを外れたボールを外川大翔(商4)が取り攻撃につなげ、受け取った佐藤涼真(人3)が決め切った。残り1分を切ったところで、江川大智(社4)、竹内綾哉(政策4)がスリーポイントシュート。一気に点を引き離した。
第3Q開始直後、西村が連続でスリーポイントシュートを決め、チームがさらに勢いに乗るかと思ったが、点の決まらない時間が続いた。林龍之介(人4)が「点を取ろう」とチームを鼓舞すると、福間の外れたシュートのリバウンドで自ら関大に点をもたらした。
最終第4Q。福間がコート中央でボールを受け取ると、そのまま走り込みレイアップシュートを決めた。残り6分を切ったところでフリースローを野村吏希(シス理1)が確実に決めると、関大のシュートが多く決まり始めた。残り5分を過ぎたころ、西村、外川のスリーポイントシュートで得点数は3桁に近づき、チームは盛り上がりを見せる。林のシュートで関大が100点となると、続けて西村のスリーポイント、林のシュートが決まる。関大は最後までゴールを狙う。試合時間残り7秒、江川がスリーポイントシュート。これもネットを揺らす。チームは歓声を上げた。相手に70点以上の差をつけ、圧勝した。
1年が最長で試合に出場。そして、連続スリーポイントシュートを決めるなどこれからの活躍に期待できる姿を見せた。トーナメント初戦を圧勝で終え、明日は大国大と対戦する。今日よりも格段にレベルが上がるが、今日の勝利を自信に明日に臨む。【文:写真/村中望乃】
▼久保田
「自分たちのやるべきことをやって、勝ち切れたと思います。(西村選手の活躍について)1年生なんですけど、しっかりアグレッシブにプレーしてくれてスリーポイントシュートの確率も良く頑張ってくれました。(明日への意気込み)明日から相手の力があがるので、前回の大会で3位を取ったので、今大会でもいい結果が残せるようにしっかり勝っていきたいと思います」
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