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新星輝き16年ぶり男子形優勝&11年ぶり男子組手優勝!

新星輝き16年ぶり男子形優勝&11年ぶり男子組手優勝!

◇第56回関西学生空手道個人選手権大会◇4月29日◇於・兵庫県立総合体育館

[男子組手競技 60㌔級]
石井翔大主将(人4)二回戦敗退
安藤光輝(化生1)三回戦敗退

[男子組手競技 67㌔級]
千切将太郞(商4)一回戦敗退
望月勇稀(人2)二回戦敗退
高橋勝大(経3)三回戦敗退

[男子組手競技 75㌔級]
小山虎汰朗(法1)一回戦敗退
広沢暖我(はるか=人1)優勝

[男子組手競技 84㌔級]
竹内裕哉(安全4)ベスト8
森永誠志朗(文3)ベスト8

[女子組手競技 50㌔級]
小武佳織(法2)一回戦敗退
大丸美津妃(情4)ベスト8
中川あや(経1)ベスト4

[女子組手競技 55㌔級]
宮下七菜子(政策2)二回戦敗退

[女子組手競技 68㌔超級]
砂田依輝(人3)優勝

[形演技 男子]
土橋輝太郞(社1)優勝
石田元気(文1)ベスト4

[形演技 女子]
相原知歩(人4)ROUND2敗退
笹尾桃花(人3)ROUND2敗退

日本一を目指し歩みを進める空手道部。昨年までの経験が豊かな上回生に、新たに入部した1年生を加えた新体制で全関に挑んだ。結果、土橋が関大勢として15大会ぶりの男子形演技優勝、広沢も関大勢として10大会ぶりの男子組手優勝を見せるなど、1年生が期待にこれ以上無い形で応える結果となった。

男子60㌔級に出場した安藤は、一本を取るなど6-0で一回戦を難なく勝利する。二回戦は残り25秒のところで上段突きで先制すると、時間切れ間際にも上段突きを決め2-0で勝利。3回戦は0-2で敗れたもののベスト16に入り、これからの活躍が期待される。

△安藤

中川は女子50㌔級に出場し、シードで二回戦から参戦。初戦はわずか40秒で6-0の快勝を収めると、三回戦は同点ながら審判の評価による多数決で3-2の辛勝を見せた。準々決勝では序盤から上段突きで先制すると最後まで自分のペースで進め、残り0秒でも上段突きを決め5-0で勝利する。続く準決勝には敗れたが、ベスト4に入ったため全国大会個人戦への出場の権利を手にした。

△中川

男子75㌔級の広沢は一回戦から一本を取るなど6-0で大勝すると、二回戦も4-0で突破。準々決勝では開始5秒で突きを許すも、すぐさま上段突きを2回決め逆転すると、一本も奪い最終的に6-1で勝利した。準決勝は開始30秒はにらみ合いが続くが、上段突きで先制する。そこから流れを手にし、5-2で勝利し決勝へ駒を進める。迎えた決勝の舞台、広沢を送り出したのは小出翔太コーチ。小出こそ10年前、関大勢で最後に男子組手優勝をした男である。「決勝戦の前にコーチとお話させていただいた時、4年生の時に優勝されたそうなので1年生で優勝して俺を超えてくれ、と言っていただき決勝に挑みました」。メッセージを聞き決勝に挑んだ広沢は先制こそ許すものの、その13秒後には中段突きですぐさま追いつく。さらに上段突きも決め勝ち越すと流れを呼び込み、終わってみれば7-2で勝利。小出以来となる組手優勝を果たした。

△広沢
△小出コーチ(左)と広沢

男子形演技に出場する土橋はROUND1はニーパイポを披露。19.90点を記録し、グループ1位でROUND2へと駒を進めた。ROUND2はチャタンヤラクーサンクーを演じ、非常に躍動的な形を見せる。これも22.10点でグループ1位で決勝戦に進んだ。決勝ではスーパーリンペイを演じる。「スーパーリンペイ」と開始時に叫ぶと、会場の空気を掌握。観客の視線を集めながら鋭い形を見せた。結果は28.30点を記録し、見事に頂点をつかんだ。関大勢男子の形競技優勝は実に16年ぶりとなる。

△土橋

石田も土橋と同じく男子形演技に出場。土橋同様ROUND2に進出すると、21.70点を記録し3位決定戦に進んだ。3位決定戦ではチャタンヤラクーサンクーを演じたものの、惜しくも敗れベスト4止まりとなった。それでも、3位決定戦に出場したので全国大会個人戦への切符を手にした。

△石田

活躍を見せたのは1年生だけではない。砂田は参加者が2人のみの女子68㌔超級に参加。見事決勝戦を制し、3大会連続となる優勝を決めた。中川と同じ女子50㌔級に出場した大丸は準々決勝まで進出し、ベスト8となり優秀選手賞にも選出された。女子形演技に出場した相原はニーパイポとパープーレンを演じる。ROUND2での敗退となったものの、同じく優秀選手賞を手にした。

△砂田
△大丸
△相原

多くの選手が表彰台に上がり、好調を証明した空手道部。今大会の結果、砂田、土橋、石田、広沢、中川の計5選手の全国大会個人戦への出場が確定した。この勢いを維持し、悲願の日本一への道を拓く。【文/写真:𠮷村虎太郎】

△(左から)石田、土橋、砂田、広沢、中川

▼石井主将
「(自身のプレーを振り返って)自分の強さをあまり出すことができず負けてしまいましたが、ここはまだ関西の予選なので全日本に向けて調整していきたいと思います。(土橋について)高校の頃から有名な選手で、僕は形のことはよく分かりませんが力強い形を取ってくれてすごいと思います。これからも期待しています。(広沢について)広沢は高校が同じで、小さいころから知っている人なので心強い1年生が入部してくれたと思います。激戦区の75㌔級を制したので、僕たち上級生も頑張らないといけないと思いました。(今のチーム状況は)目標である日本一に向けて、この結果はいいスタートだと思います。しかし、この結果に満足せずにもっと高みを目指し、目標達成に向けて頑張ります。(西日本予選に向けて)目標は日本一なので、その通過点として西日本はしっかり優勝できるように頑張りたいと思います」

▼土橋
「(今日を振り返って)大学に入って初めての試合で、凄い不安もあって緊張もしたのですが、自分のベストの形を披露でき、結果につながって良かったです。(関大勢男子で15大会ぶりの形競技優勝は)嬉しいですし、また来年も頑張ろうと思います。(大学や空手道部にはなじめているか)できています。同期も先輩も優しいし楽しい人たちなので、練習も充実しているのでとても楽しいです。(いずれ挑む全日本に向けて)もちろん初めての試合ですし、有名な先輩方が大勢いらっしゃるので少しでも食らいついていきたいです。(これからの大学生活に向けて)空手道で日本一になることを目標に関西大学に入学したので、空手道を第一に頑張りながら文武両道で楽しみながら頑張りたいと思います」

▼広沢
「(今日の試合を振り返って)まだ1年生なので、何も考えず一戦一戦目の前の試合だけに集中してのびのびとしようとは試合前から思っていました。その結果、力も抜けていい結果につながったのかと思います。(10大会前に優勝した小出コーチとは何か話したか)決勝戦の前に小出コーチとお話させていただいた時、コーチが4年生の時に優勝されたそうなので1年生で優勝して俺を超えてくれと言っていただき決勝に挑みました。そのメッセージがあったから超えることができたのかと思います。(大学や空手道部になじめているか)そうですね、僕はありがたいことに大学に入る前から練習に行かせていただいていたこともあり、すごくチームが良い雰囲気の中に溶け込めているのかと思います。(いずれ挑む全日本に向けて)まだまだ全然課題もたくさんあり、まだ1年生でこれからなので、これで満足することなく高みを目指して精進していきます。(これからの大学生活に向けて)空手道ももちろんですが、文武両道が大事だと思うので勉強もおろそかにならないようにしっかり両立できるように頑張ります」

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