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◇2023年度関西大学連盟春季リーグ戦第5日◇対大国大◇4月29日◇大阪体育大学第4体育館

[第1セット]関大26ー24大国大
[第2セット]関大25ー19大国大
[第3セット]関大25ー20大国大
[セットカウント]○関大3ー0大国大

大会5日目を迎えたこの日は大国大との一戦。昨秋はフルセットの末、関大が勝利を収めている。今季も勝利を挙げ、今後のリーグに勢いをつけるべく試合に挑んだ。試合は全セットで関大が追いかける展開。それでも持ち前の粘り強さで食らいつく。多彩な攻撃で得点を重ねストレート勝ち。今季初勝利で今後のリーグに弾みをつけた。

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第1セット序盤はお互いに点を取り合う展開。関大は中島康介(文2)のクイック、久保田滉平(情4)のスパイクなどで得点を重ねる。しかし徐々に相手に差をつけられ中盤戦へ。関大に流れを引き込んだのは金子玄(人4)。サービスエースを奪うと、相手のミスも重なり、同点に追いつく。先にセットポイントを握ったのは大国大だったがここからさらに関大が粘る。陰下雄太主将(情4)の連続ポイントでデュースに持ち込むと、勢いそのままにこのセットを奪取。幸先の良いスタートを切った。

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△久保田
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△金子
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△陰下

第2セットは金子のサーブからスタート。関大が1点目を取り先制するが、その後4連続得点を許し、このセットも追いかける展開に。それでも陰下が相手ブロック3枚を打ち抜き得点を決めると、金子もスパイクを決め連続得点。点差を縮めた。10ー14で迎えた中盤。陰下のレフトからのスパイクを皮切りに、8連続ポイント。サービスエースや速攻、ブロックポイントなど多彩な攻撃で相手を翻弄(ほんろう)した。終盤には中村奨(社4)をピンチサーバーとして投入。その中村がサービスエースを決めチームを盛り立てる。最後は矢倉龍人(人2)のクイックで第2セットも奪った。

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△隅田嵐(社3)
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勝負の第3セット。ここまで同様、序盤は一進一退の攻防が続く。先に流れをつかんだのは大国大。一気に4連続得点を挙げ先行を許す。しかし関大も黙ってはいない。陰下のバックアタック、さらには金子が相手のブロックアウトを誘い同点に。中村がネット際のボールを押し込み一気に勝ち越した。そこからの試合は関大ペースで進む。池田幸紀(商1)が難しいボールを粘り強く拾い、安平瑠也(商3)が攻撃を組み立てる。守備から攻撃への流れの良さが目立ち得点を重ねた。マッチポイントを握ると最後は相手のアウトで試合終了。ストレート勝ちを収め、今季初勝利を手にした。

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△池田
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△安平

リーグ序盤は強豪との連戦ということもあり、思うように白星をあげることが叶わなかった関大。それでも今日の試合では相手の鋭いスパイクを幾度となく拾い上げ、攻撃につないできた。1点ごとに声を掛け合う関大らしさも多く見られ、今後のリーグ戦にさらに期待がかかる。まだまだ戦いはこれから。関大の快進撃がいま、はじまる。【文/写真:稲垣寛太】

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▼金子
「リーグ序盤、どのセットも立て直すことがあまりできなかったですけど、今日はしっかり立て直すことができて、1セット目は劣勢の展開から取り切れたのがでかくて、そこから勢いに乗れたのかなと思います。スパイクだけじゃなくて、自分が点を決めてチームも流れに乗せていくという点でチームに貢献できたのは大きかったなと思います。4年生が3人コートに入っているので、中村くんも途中でピンチサーバーとして入ってくれるので、しっかり4年生が引っ張っていける状態ではあると思うので、上回生が引っ張っていく雰囲気をつなげていきたいです。リーグ序盤は強い相手とずっと当たっていたので、ここからは勝機ある相手ばかりだと思うので、しっかり一つ一つ油断せずに、自分たちの雰囲気を作って勝ちにつなげていきたいです」

▼池田
「4連敗でチームの士気が上がっていたので、プレーで形として残すことができてそれが結果にもつながったかなと思っています。僕ともう一人の久保田さんが一緒にサーブレシーブで安定していたのが、あまりチームが総崩れすることがなかった要因だと思います。(自身の強み)僕はサーブレシーブが返る方なのでそれが強みになっていて、試合中の声かけは高校時代もやっていたので、大学でも生かしたいです。このまま勢いにのって慢心せずに最後までがんばりたいと思います」

▼陰下主将
「1セット目が結構厳しい展開から始まったんですけど、そこで取り切れたことでストレートで終われたのかなと思います。練習はいつも通りだったんですけど、アナリストを中心に相手の攻撃を分析して、バレーボールのローテーション的に単調になる攻撃とかをはめられたかなと思います。(4年生が流れを持ってきていたのは)意地ですね。開幕で上位4チームと当たって4連敗で、ここからは自分たちも勝ちにいって、全部勝つくらいの勢いでやっていこうという中で、チームの中の声かけから勢いを上げていこうと最高学年を中心に言っていたので、周りを巻き込んでやっていけたのがよかったなと思います。(意気込み)明日もしっかり勝って、良い流れを来週にもつなげていきたいです」

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