◇2023年度関西大学連盟春季リーグ戦第1日◇対大院大◇4月15日◇於・親和大
[第1セット]関大25ー15大院大
[第2セット]関大25ー16大院大
[第3セット]関大25ー23大院大
[セットカウント]〇 関大3ー0大院大
昨年の秋季リーグを優勝で終えた関大女バレ。児玉光涼主将(文4)が率いる新チームで迎える初のリーグ戦が始まった。初戦の相手は大院大。第1、第2セットを連取すると、シーソーゲームとなった第3セットも制し、見事ストレート勝ちを収めた。
第1セットは、伊関万絢(文2)が軽く触れたボールが相手コートに落ち、先制に成功。その後も内田千晴(人2)のサービスエースなどで得点を重ねていく。しかし4連続得点を決めた後、相手にも4連続得点を許し、2点差に詰め寄られた。この状況を川上良江(文3)のスパイクで打破すると、以降は3連続以上の失点を許さず。順調に点差を広げ、このセットをものにした。
第2セットは先制こそ許したものの、攻撃の勢いは健在。日野美里(人4)のサービスエースや、相手のミスを誘って6連続得点した。 その後も伊関のストレート攻撃や田中結姫(ゆいき=人1)のブロックが冴えわたり、相手を寄せつけない。危なげなくこのセットも勝ち取った。
第3セットはこれまでと違い、追いかける展開が増える。先制を許すと、その後も連続して得点を奪われ、一時4点差をつけられた。すぐに追いついたものの、激しい点の取り合いとなる。ラリーが長く続く中で目立ったのが体を張ったレシーブ。林川涼(経4)や江城萌那(文2)らが相手の力強い球を確実に拾い、攻撃へとつなげる。最後は内田がスパイクを決め、勝利を収めた。
幸先よくリーグ初戦をストレート勝利で飾った。この一勝で大きくチームは勢いづいたはず。5年ぶりの春栄冠に向けて、児玉女バレの歩みは始まったばかりだ。【文/写真:島田采奈】
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