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◇2022年度藤原慎一杯大阪府学生男女選手権大会◇決勝トーナメント1回戦◇対大体大◇11月12日◇近畿大学記念会館◇

[第1セット]関大22―25大体大
[第2セット]関大23―25大体大
[セットカウント]●関大0―2大体大

第1試合で対戦する予定だった大商大の棄権により、不戦勝で決勝トーナメントへ進出した。負けたら終わりのトーナメント1回戦は、リーグで負け越している大体大と相まみえる。第1、2セットともに序盤に苦しい展開が続いたが、粘り強い攻撃で終盤にかけて徐々に得点を量産。しかし、あと1歩が届かずセットを落とし、無念のストレート負けで1回戦敗退となった。

0A0A6726-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退

第1セットは陰下雄太(情3)のレフトからのスパイクで先制。タッチネットなどのミスも出たが互いに点を取り合い、金子玄(人3)の攻撃でブレイクし優勢に。しかし、相手の強力なブロックを前に関大の攻撃がシャットアウトされ、3連続失点で逆転を許してしまう。その後1点を返したが、ブロックアウトを取られ再び追加点を与えると、焦りから関大が2連続でミスをしてしまい、さらに2点を献上。たまらずタイムアウトを挟んだ。タイムアウト明けは落ち着きを取りもどし、シーソーゲームが続く。川合涼太(人2)のブロックや安平瑠也(商2)のサービスエースが決まり、陰下がブレイクに成功するなど、バタついた場面でも決め切る粘り強さで1点差に迫る猛追を見せた。だが、もう少しで相手の背中をつかめるというところでまたも失点が相次いでしまう。相手の強打をつなぐことができず、4連続失点で再び差を広げられた。それでも関大は焦らず1点を取ることに集中。安平のクロススパイクや金子の2連続攻撃でブレイクし、またも1点差まで引き戻した。最後まで白熱した点の取り合いになるが、惜しくもセット獲得とはならなかった。

210DBA37-ED90-495A-B401-D8A0E7B5DA12-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退
△陰下
CBE9CA18-346D-48FE-BA94-4277779C41F0-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退
△金子
E6A45876-EE8C-4C88-8351-9635F17973CA-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退
△安平
0A0A6793-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退
△川合(左)と安平

3セットマッチのため、このセットを落とすと試合が終わってしまう。後がない第2セットは、序盤から相手のブロックに阻まれ連続失点と苦しい立ち上がりに。岡田大雅(経4)がライトからのクロススパイクやサービスエースでブレイクし、安平がコート奥にプッシュで決めるなど、多彩な攻撃で徐々に得点を重ねる。陰下のスパイクや金子のバックアタックで同点まで追いついたが、相手のブロックや巧みなスパイクの打ち分けでまた引き離されてしまった。先に20点台に乗せられると、相手ブロックに拍車がかかり、関大の攻撃が連続で止められてしまう。川合や岡田もブロックで反撃するが、少しの差を縮められず連続でセットを落とす。大体大にまたもストレートで敗北を喫した。

0A0A6755-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退
△岡田
D2FFD65A-22FD-4F94-8EF8-F612CB20D6B6-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退
△川合(奥)と池田勇太郎主将(法4)
BE3D5F02-A0EE-4849-AA7D-E0F55FB9D987-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退
△久保田滉平(情3)
75661E4E-EA80-41CB-9BEE-6BFB4DA0E5D7-300x200 大体大に無念のストレート負け。決勝トーナメント1回戦敗退

終盤に粘り強さを発揮したが、惜しくもセット獲得には届かなかった。来週に控えている関カレでは1つでも多く勝利を挙げ、トーナメントを駆け上がってみせる。【文/写真:小西菜夕】

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