◇第100回関西学生リーグ後期第4節◇対大産大◇10月2日◇たけびしスタジアム京都◇
【前半】関大1ー0大産大
【後半】関大1ー0大産大
【試合終了】関大2ー0京産大
▼スターティングメンバー
GK 山田和
DF 松尾、髙橋、木邨、中西渉
MF 深澤、三木仁、谷岡、足立
FW 西村真、久乗
▼得点
6分 DF松尾(FW久乗、MF足立)
18分 MF足立(MF深澤)
2連勝で、関大の自力優勝が復活した。試合開始直後から関大ペースに持ち込むと、6分に先制。前半のうちに2得点で試合を優位に進め、勝ち点を27に伸ばした。首位と勝ち点差1で迎えた後期は開幕節で立命大に逆転負け。自力優勝の可能性が消滅していたが、1試合未消化で3位のびわこ大敗れたことで2位・阪南大、3位・びわこ大との勝ち点差が1に縮まった。
前節・京産大戦で劇的勝利を決めた関大は、12位の大産大と対戦。開始後すぐから関大がチャンスを作る。DF髙橋直也(商3)が攻撃のスイッチを入れると、DF松尾勇佑(文4)がMF深澤佑太(社3)とのワンツーでエリア内に侵入。一度は相手DFに阻まれたものの、MF足立翼(人4)があげたクロスにFW久乗聖亜(政策4)がボレーで合わせ、シュート。ポストのはね返りをDF松尾が押し込み先制点とした。
その後は相手のセットプレーが続いたものの、大きなチャンスら作らせない。前半17分には再びDF松尾が持ち上がると、今度はMF足立がゴール前で相手DFをかわして早くも2点目をマークした。
その後は、FW久乗やFW西村真祈(法3)が積極的に狙う場面もあったが追加点はなし。だが、前線からのプレスなどで相手を自由にさせない。前半40分にアクシデントでDF木邨優人(政策2)からDF夘田康稀(文4)に交代する場面もあったが、2点リードのまま試合を折り返した。
後半も関大ペースで試合を進めると、MF深澤のクロスからFW西村真がゴールイン。しかしこれはオフサイドで2ー0のまま。16分にはFW久乗に代えFW百田真登(経3)を、MF足立に代えてMF前田龍大を投入。そろそろ3点目がほしいところだが、ギリギリのところでクリアされ追加でとはならない。
守備では相手のロングスローに苦戦しつつも、DF髙橋、DF夘田の両CBの堅守でシュートすら打たせない。最後の攻撃では枠内には飛ばなかったものの、MF堤奏一郎(社3)のCKにDF夘田が頭で合わせシュート。大きなピンチもなく、2ー0で2連勝とした。
自力優勝の可能性が復活したものの、首位・関学大とは勝ち点差5。もう引き分けすら許されない状況に変わりはない。次節は後期4連勝で6位から3位に浮上した阪南大と対戦する。3連勝で、まずは確実にインカレ圏内復活としたい。【文/写真:牧野文音】
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