最終回に逆転許し今季初黒星

◇令和２年度関西六大学連盟秋季リーグ第２節◇対阪大２回戦◇10月５日◇萩野総合公園野球場◇

阪大０１１　０１０　００１＝４
関大０２０　０００　０１０＝３　

（関）佐々木、内川－谷村
（同）藤井－古田

１（三）今井
２（捕）谷村
３（指）鈴木
４（一）福山
５（左）松本航
６（中）山田
７（右）田中
８（二）小玉
９（遊）東條

天候不良により延期となっていた対阪大２回戦。ここまで、５戦全勝でリーグ戦を勝ち進んでいた東條準硬だったが、痛い敗戦を喫した。

先発・佐々木新（法３）が三者凡退の立ち上がりを見せたが、２回に連続安打でピンチを背負うと、１点を失う。

その裏、先頭の福山誠太（経２）が出塁すると松本航太（安全３）も二塁打で続き無死満塁の好機を作る。その後、内野ゴロ間に１点を追加し、さらに東條光希主将（安全３）の犠飛で逆転に成功する。

３回、佐々木が２死の場面で連続四死球から適時打を浴び１点を奪われる。ここで、マウンドへ向かったのは内川大輔（文３）。空振り三振でこの回を乗り切る。

５回に失策から１点を奪われ迎えた８回。相手のエラーや死球で１死満塁のチャンスを迎えると、福山の犠飛で１点を返し、同点とする。

３－３で迎えた最終回。先頭打者に安打で出塁を許すと、適時打を放たれまさかの逆転を許す。その裏、三者凡退に終わり今季初黒星を喫した。

今季初めての敗戦に悔しさが滲む。ここまで全勝していただけに重たい黒星となった。だが、優勝の可能性は消えていない。「 切り替えて、次は勝てるようにチーム全員でしっかり試合に入りたい 」と東條主将。この一戦を糧に、残り４戦を戦い抜く。【文／写真：金田侑香璃】

▼東條
「完全に、自分たちの力不足だと思う。５連勝してきて、試合前にも言ったけどこの一戦にしっかり全員が入れていなかったのがこの結果に現れてると思う。投手陣に関してはしっかり抑えてくれてた。野手は今日も４安打。その中でミスが多かった。それが今日の敗因だと思う。エラーに関しては本当にもったいない。こういうことが続くと勝てない。次の試合からは無くしていかないといけない。課題は、細かいミスやこういう状況を打開できる選手がいないこと。あとは、試合への入り方。切り替えて、次は勝てるようにチーム全員でしっかり試合に入りたい」