◇第100回関西学生リーグ後期第3節◇対京産大◇9月23日◇水口スポーツの森陸上競技場◇
【前半】関大1ー0京産大
【後半】関大1ー1京産大
【試合終了】関大2ー1京産大
▼スターティングメンバー
GK 山田和
DF 松尾、髙橋、木邨、中西渉
MF 深澤、平松、谷岡、足立
FW 西村真、久乗
▼得点
2分 オウンゴール
64分 失点
90+4分 MF前田龍(DF中西渉)
第2節が台風の影響で延期され、2週間ぶりのリーグ戦となった関大。大雨の影響もあり、開始直後にFKからオウンゴールで先制する。後半、同点に追いつかれるとその後は相手ペース。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに、交代で入ったMF堤奏一郎(社3)が左サイドを上がると、DF中西渉真(経4)のクロスにMF前田龍大(人3)が合わせ追加点。なんとか2ー1で勝ち越し、前期リーグ最終戦となった8月14日のびわこ大戦以来の白星をつかんだ。

後期開幕戦で立命大に敗れ、リーグ優勝のためには勝つしかない状況。前半最初のプレーでFKを獲得する。キッカーMF深澤佑太(社4)が蹴ったボールが相手選手に当たりそのままゴールイン。開始早々に先制点を獲得した。

その後はゴール前に何度か迫るが、決定的な場面は作れない。前半25分、DF松尾勇佑(文4)のクロスが一度はクリアされたもののMF深澤がセカンドボールを拾って再びゴール前にラストパスを供給すると、最後はMF足立翼(人4)。ビックチャンスになりかけたが枠の上に大きく外れ、追加点とはならない。終盤は攻め込まれる場面もあったが、GK山田和季(社1)のファインセーブで1点リードのまま試合を折り返した。


後半は立ち上がりから相手ペース。相手にボールを握られ、関大はなかなかゴール前までボールをつなげない。19分には相手の得意な形で決められ、同点に。なんとか勝ち越したい関大は、MF前田龍の折り返しからDF松尾がシュートを放つがゴールポストの左上にはじかれてしまう。その後もサイドに入ったMF前田龍のショートカウンターや、MF三木仁太(政策1)の前線でのボール奪取から何度かチャンスを作るがもどかしい時間が続く。


同点のまま試合はアディショナルタイムに突入。最後のチャンスで、MF堤が左サイドを上がると、前線にいたDF中西渉が絶妙なクロスをファーサイドに供給。そのままMF前田龍が決め勝ち越しに成功する。試合終了間際になんとか2点目をもぎ取り、連敗ストップとした。




前期リーグ最終戦となったびわこ大戦以来、総理大臣杯、後期リーグ開幕戦と2連敗中だった関大。なんとか勝ち越し、久々の勝利で連敗を2で止めた。しかし、試合数に差はあるものの、5位と上位チームには離されている状況。次戦の大産大戦でも、確実に勝ち点3を積み重ねたい。【文/写真:牧野文音】

コメントを送信