◇2022年度関西大学連盟秋季リーグ戦◇対京産大◇9月24日◇大阪体育大学◇
[第1セット]関大26―24京産大
[第2セット]関大17―25京産大
[第3セット]関大18―25京産大
[第4セット]関大11―25京産大
[セットカウント]●関大1―3京産大
1次リーグも最終戦を迎え、まだ1勝も挙げることができていない関大は何としても勝利したい一戦。春リーグではフルセットの末勝利し、西カレでは敗北を喫した京産大と相まみえる。第1セットはコンスタントに得点し先取したものの、第2セット以降は相手のペースに持ち込まれてしまう。西カレのリベンジを果たすことはかなわず、またも黒星となった。


第1セット、開始すぐにサービスエースを含む連続得点でリードを許してしまう。しかし、陰下雄太(情3)や岡田大雅(経4)、安平瑠也(商2)など、コートを広く使い多彩な攻撃で得点。すぐ後を追う展開に。金子玄(人3)のサービスエースや安平のブロックなどで3連続得点となり逆転に成功すると、さらに点を重ねた。5点差をつけるなど優位にゲームを進めていたが、相手の猛攻を食らい21-21と同点に追いつかれてしまう。デュースにもつれ込み、金子がブロックアウトを取って得点すると、安平が2段トスを見事決め切りブレイク。チーム歓喜のセット先取を果たした。



この流れに続きたい第2セット。岡田がブレイクし、リードをしたかと思われたが、直後に連続失点となる。ブロックや好返球で関大の攻撃が阻まれ、なかなかブレイクすることができない。先に20点台に乗せられ、安平のブロック、陰下や金子のクロスで追撃するも最後はサービスエースを決められてしまう。セットカウント1―1と振り出しに戻った。



第3セットからさらに相手の守備が硬くなっていく。徹底したブロックやディグで攻撃を決め切ることができず。バタついている隙を突かれ、連続失点。その中でも陰下・岡田がサービスエースを決めるなど、流れを引き寄せようと奮闘。しかし、終盤に相手サーブに苦しめられ、そのままセットを落とした。


第4セットは流れが完全に相手へと渡ってしまう。安平・陰下がブレイクしたものの、以降はブロックや粘り強いディグで関大のブレイクを許してくれない。スパイクの打ち分けやブロックをうまく利用した攻撃で圧倒された。中村奨(社3)や井上桜佑(人1)がリリーフサーバーとして投入されるが、反撃ののろしが上がることはないまま大差でセットを逃す。またしても白星を飾ることができなかった。



1次リーグ全敗で、あすからの下位リーグへと進む。降格の危機は避けなければならない状況。うつむいてばかりはいられない。切り替えて甲南大戦へ挑む。【文/写真:小西菜夕】
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