◇20220年度関西学生秋季リーグ第3日◇対武庫女大◇9月17日◇武庫川女子大学
[前半終了]関大9-16武庫女大
[後半終了]関大16-19武庫女大
[試合終了]●関大25-35武庫女大
秋季リーグ3戦目は、今季2連勝を収めている武庫女大だ。西カレベスト4の強敵との試合に臨んだ。前半、序盤は相手の攻撃に食らいつき守備を固める。しかし中盤から徐々に点差が開き始め、最後は相手のペースで試合が進んだ。7点差で試合を折り返し、後半を迎える。開始後すぐに3連続得点を決め勢いに乗るも、すぐさま相手が勢いを取り戻す。終盤に連続得点を決める場面もあったが、開いた点差を縮めることはできず、秋季リーグ3連敗を喫した。
試合は相手ボールから始まった。開始直後に先制点を決められる。すぐさま2点目も取られたが、ここで獲得した7㍍スローを山根菜摘主将(人4)がフェイントを挟まず即座にシュート。確実に決め、関大に1点目をもたらした。続く攻撃では、逆サイドの信夫麻希(経3)にうまくボールが渡り、追加点を挙げた。しかし、直後に相手が連続得点で差を広げていく。引き離されたくない関大はここで粘り強いディフェンスを見せ、左右に振られながらも守り切った。何とか追いつきたいところだが、中々追加点を決めることができない。
16分が経過したところで村田七奈子(法3)が速攻で4点目を決めた。また、大西葵(商2)がナイスセーブを見せたり、戎井琴音(商3)が立て続けに得点するなど健闘する。しかし、直後に2分間退場もあり、更に点差を広げられてしまった。石坪彩瑛(社2)が終了間際にシュートし、ブザービート。9-16の7点差で試合を折り返した。
後半も相手の先制点から始まったが、小嶋彩華(商1)がセンターから鋭いシュートで連続得点。そして小田真子(法1)も、相手の不意をついてシュートを放ち、3連続で得点する。しかし直後に相手も3連続得点を決め、後半は1点差で試合が進んだ。タイムアウトを挟み、直後は信夫のサイドシュートで互角の戦いを見せたが、徐々に相手が差を開け始める。関大も食らいつき、開始20分のところで後半11-13と、前半よりも接戦に。終盤は小田が何度も得点を決め、チームを盛り上げる。しかし、相手との差を縮めきることはできず、25-35で敗北した。
▼山根主将
「オフェンスのメンバーチェンジを練習でやってきて、それが後半にうまくはまったなというのが今回の試合の結果につながったかなと思います。(オフェンスの良かったところ)すごいフィジカルの強い選手がいて、それを相手がくみ取って真ん中が広くなったところで1回生の子が(=小田)が一対一でシュートを決めてくれたので、それが良かったかなと思います。(改善していきたいところ)1つ挙がったところは、自分たちのボールになってからのワンマン速攻とか、ボールつなぎ、パスの精度がまだ低いので、それを練習でしっかり取り入れてやっていきたいなと思います。(次戦への意気込み)次は月曜日なんですけど、自分たちはスタートがあまり良くなくて、ここからはい上がってきて、チーム力が上がってきたので、どんどんレベルアップして、秋リーグを終えられるように頑張っていきたいと思います」
▼小田
「最初の方からシュートのミスや、ディフェンスでも自分が守れるところのミスとかが多かったので、この部分をもっとたくさん練習していきたいと思いました。(後半の得点について)練習で一回怒られちゃって、失敗が怖くてできなかったんですけど、試合のために練習をちゃんと頑張って、失うものは何もないと思って全力でいきました。(次戦に向けて)自分が積極的に前を狙うところと、ディフェンスでももっと声を出してチームを後ろから鼓舞できるようになりたいです」
コメントを送信