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関西選手権大会は悔しさ残る結果に

関西選手権大会は悔しさ残る結果に

◇2022年度関西選手権競漕大会◇7月2・3日◇大阪府立漕艇センター◇

[男子シングルスカル]

<1日目>

予選4組 齋藤 2位 7:55.50→準決勝進出
予選7組 吉岡 2位 8:09.91→準決勝進出

<2日目>

準決勝1組 吉岡 途中棄権
準決勝6組 齋藤 3位 7:51.75

[男子ペア]

S:若松
B:永島

<1日目>

予選2組 5位 9:12.90

<2日目>

敗者復活1組 6位 8:22.74

[男子ダブルスカル]

S:池内
B:落合

<1日目>

予選1組 4位 8:28.41
敗者復活3組 2位 6:15.51

[男子舵手付きフォア]

S:能登
3:札埜
2:長島
B:古川
C:藤尾

<1日目>

予選2組 3位 7:27.86
敗者復活2組 1位 5:25.71→準決勝

<2日目>

準決勝2組 5位 7:09.59

[男子エイト]

C:黒田
S:川上
7:松村
6:直井
5:城野
4:向原
3:武井
2:光村
B:川口

<1日目>

予選2組 3位 6:58.76

<2日目>

敗者復活 4位 6:18.59

[女子ペア]

S:村上
B:秋田

<1日目>

予選 3位 9:27.89

<2日目>

決勝 4位 8:36.24

[女子クォドルプル]

S:新川
3:細野
2:井元
B:横山

<1日目>

予選 3位 8:05.48→決勝

<2日目>

決勝 3位 7:32.56

迎えた関西選手権大会。4回生にとっては関西でこぐ最後の大会となった。2日目は悪天候の中での試合となったが、各々がベストを尽くした。

△W4x

初めに登場したのは男子シングルスカル。関大からは2人が出場した。齋藤恵介(シス理4)はスタートで他艇に出られ、追いかける展開となる。だがラストスパートをあげ2着でゴール。準決勝へと進んだ。準決勝では3着でスタートする。ラストスパートをかけタイムを伸ばすが順位は変わらず。ここで敗退となった。吉岡昂祐(人2)は予選、スタートから2着につき、そのままゴールとなった。しかし2日目、悪天候の影響により艇が沈没。悔しい棄権となってしまった。

△齋藤
△吉岡

男子ペアは尽力するも5着となる。男子ダブルスカルでは予選、スタートで3着につくも、ラスト500㍍で失速し順位を1つ落とし4着でフィニッシュとなった。

△M2ー
△M2X

男子舵手つきフォアは予選、強豪がそろう激しいレース展開となる。だが、スタートスパートに成功し、2着につける。しかし1500㍍地点で他艇に抜かれ最後は3着でのゴールとなった。敗者復活戦では序盤から一気に他艇を離し1着をキープ。雪辱を果たした。準決勝は横並びにレースがスタートするが徐々に離され最後は5着となり、決勝に進むことはできなかった。男子エイトは予選でのスタートスパートはきれいに決まるが、コンスタントで失速してしまいそのまま3着でゴール。2位までに入れず敗者復活戦にまわる。敗者復活戦では前日の反省を生かし、コンスタントを落ち着いて行うことを目標にするが、思ったより艇速が上がらない。ラスト500㍍、スパートを入れるのが遅れ3位争いをしていた他艇に抜かれる。4着でゴールし、男子エイトはここで敗退となった。

△M4+
△M8+

女子ペアは予選、スタートスパートに成功。自分たちの強みであるコンスタントに長く強くこぎ続け、レース終盤までタイムを落とさなかった。ラスト500㍍でもしっかりとラストスパートをかけ、3位争いをしていた滋賀大を抜かし3着でのフィニッシュとなった。決勝はスタートスパートから他艇に出られ、遅れをとる。悪天候の影響で蛇行が多く、スピードを上げることができない。だが最後1500㍍地点ではスパートをかけ追い上げるが、悔しい4着でのゴールとなった。女子クォドルプルは予選はスタートから艇をまっすぐにこぎ、前の瀬田漕艇クラブとの距離も近く、接戦となる。だが1500㍍地点、強い風が関大の艇を揺らし、失速する。離され3着でゴールとなった。迎えた決勝戦。スタートスパートから艇が曲がり、思うように進むことができない。レース中盤まで苦戦を強いられる。だがラスト500㍍、関大の応援が届き、ラストスパートを上げることに成功。最後力を合わせこぐも2位に追いつけず。惜しくも3着でフィニッシュとなった。

△W2ー
△W4+

今大会では女子クォドルプルが3位入賞となるが、あまり振るわない結果となった。次戦はインカレ。4回生にとっては最後となる試合だ。今回の悔しさをバネに次戦は1つでも多く結果を残す。【文/写真:中山秋桜津】

▼松村潤主将(社4)
「結果は結構西日本選手権と朝日レガッタで負け続けていて、関西選手権ではどうしてもメダルを取って結果を残したかったんですけど、今回こういう形になっても、あと自分が残ってる大会っていうのがインカレしかないので、残り1回切り替えて、残りの2カ月間練習してインカレで結果を出せるように頑張りたいって思います。良かった点は自分たちが練習してきた部分というのがレースの強みとして出たので練習の成果としてはあったのかなっていう感じがしました。改善点はやっぱりコックスの声っていうのを自分たち漕手がこぎに反映する力がまだあまりなくて、コールはたくさん入れてくれても自分たちのこぎで船を変えることができなかったので、そこをもっと高めていけば結果が残るレースができるかなって思います。(次戦への意気込み)インカレはシーズンが始まったときにインカレの最終日、日本8位になるっていうのが大きな目標なので。そこに向けて、今までいろんなレースをしてきたのでその思いを全部ここにぶつけて、99代から100代という、節目につながるようなレースにしたいなって思います」

▼古川薫(社4)
「レースの中盤でやっぱり落ちてきた時に足切りでなかなかタイムが伸びなかったのは課題なんですけど、そこを次の課題として頑張っていこうと思います。また、最後までしっかりレースで順位関係なく出し切れたかないうところは良かったかなと思います。(今大会を振り返って)ちょっと弱気な発言になっちゃうんですけど、予選の組み合わせで出たときに、結構予選の中でも一番激しいところに当たったかなと思って。正直、今1年生から4年生全員乗ってるクルーというのもあってなかなか厳しいんじゃないかなと思ったんですけど、しっかり予選3位で準決には上がれなかったんですけど、意外と自分たちのやってきたところを出せたのかなっていうレースができて。そこから気を抜かずに敗復に行って、1位で上がれたってことで、しっかり準決につなげられたのは良かったです。最後に決勝いこうというところで、やっぱ力負けちゃったんで、次の試合に向けて全体で力をつけていかなきゃいけないとこかなというふうに思ってます」

▼秋田莉子(政策4)
「(今大会を振り返って)昨日が3位だったていうのもあるんで、その4位になってしまったことっていうのはすごいやっぱり悔しい。ですけど、自分の中では悔しいと同時に楽しかったっていうのも、今まで何回もいろんなクルー、艇種が違っていても、何回も2000㍍をこいできたんですけど、その中で一番楽しいレースでした。普通に気持ち的に2000㍍は嫌だっていう気持ちがなく、単純に行くぞっていう気持ちで試合に臨めたかなって思います。やっぱりでもあと1カ月ぐらい前から練習できてから違う結果があったんじゃないかなって思います。2カ月弱ぐらいの練習期間を経てやったんですけど、その前の大会から今回の大会までのスパンが結構短くて、それでも1カ月ぐらいしか練習できなかったので、しかもペア、この種目結構難しくて、お互い初めての状態でゼロから始めたというのもあって、少し苦戦したところもありますけどでも、この2カ月でここまで戻ってこれたのは、単純に褒めたいですね。(課題点)最初から落ち着くことですね。1日目はすごく落ち着いてこげました。自分たちの中でも今までで一番いいこぎができて。やっぱり2日目はそのほかの艇に勝つってこともあったんですけど、やっぱ自分たちに勝つってことの方が大きかったかなって。1日目がよくこげたんで、それを意識しすぎてもダメなんです。また頑張っていこうって思ったら空回るだけなんで。そういう面では意識しすぎたのが課題かな思います。他の艇も自分たちのことも意識しすぎて逆に自分たちを追い込んで緊張してしまったかなと思います。初めてだったんでこのペアは。やっぱり成長してるのがわかるんです。うまくなってるのが日に日に感じれたのですごく自分のモチベーションにつながったし、それが昨日今日で出せたのが、やっぱり楽しさにもつながった。他の艇と渡り合えるくらいいけてた。それもしんどいレースじゃなくてしっかり自分たちの蛇行はしましたけど、おせてるときはしっかりちゃんと伸び切れてたので、このベストの状態でちゃんと楽しく2000㍍こげれたのが大きいかなと思います」

▼村上弥優(社2)
「自分も試合で初めてめっちゃ悔しいって思いました。昨日も3位やったというのもあって、めっちゃ悔しかったです。でも本当に楽しかったです。良かった点は楽しくこげたことです。ホンマに楽しかったって言える、悔しいもありますけど、楽しかったって思えるのは初めてなので。それくらい自分たちの中で意味ある試合だったと思います。(どのような点が楽しかったのか)環境が楽しかったです。莉子さん(=秋田莉子)とこいでて毎日楽しかったです。できないこととかもいろいろあって、悲しくなるときもあるけど、それでも1日切り替えて毎回練習できてたかなと思います。莉子さんとできたのが楽しかったです」

▼新川真梨(文4)
「(今大会を振り返って)前までは自分はダブルを乗らしてもらってて、ちゃんと結果を残せてきてる状態だったんで、残念というか、上を目指してやってたんですけど、結果として3位だったんで全然納得がいってないんですけど、それが今の自分の実力なので。今までがいい成績を残せてきてたのでそれが今、当たり前の状態の気持ちに自分がなっちゃってて、だから関西の大会で3位っていう結果がだいぶ落ちた成績に感じるので良くなかったです。課題点は中盤の粘りがないところです。記録出るんで見たんですけど、速さが中盤で落ちちゃって、だからそういった面でも終盤の粘り課題点だと思っています。良いところはラスト頑張ろうってしてるところ。上がってるかどうかは別としてちゃんと上げようっていうのをクルー4人全員で一体感があるのがすごいいいところだと思います。(次戦への意気込み)次はインカレなんで、一応4年生はそれが終わりの大会で関大ボート部としてもそれを最終目標としている大会なので今は関西で3位だけど、インカレではできればメダルを取れるぐらいになりたいと思ってます」

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