◇第70回全日本学生選手権大会◇男子個人予選◇7月2日◇関西大学弓道場◇
【最終結果】
予選通過者:大下拓真(シス理3)・林信吾(シス理4)

今年も全日本学生選手権大会(インカレ)予選が開催された。昨年は2名の選手が通過した男子個人予選。今年はさらなる高みを目指すべく、55名が試合に臨んだ。最終的には二次に及ぶ予選を大下と林が通過。8月に日本武道館で行われる個人戦決勝に駒を進めた。


個人予選には下級生から順番に出場。1年生には試合経験がほとんどない選手も多く、緊張感が漂う。一次予選では、一手で1中以上の的中が必要となる。続々と行射が行われる中、1年生からは浅井駿吾(環都1)と小林里樹(外1)が通過を決めた。

2年生は佐々木大河(法2)を初めとする10名の選手が通過。3年生と4年生は経験を生かした安定した行射を見せ、半数以上の選手が一次予選通過となった。

しかし、二次予選突破の壁は高い。四ツ矢で皆中を果たすという条件を本番で出すのは緊張も伴い、困難となる。大江達也(社3)や西本知生(文3)は3中を記録し、昨年から大きく成長した姿を見せたが惜しくも予選敗退となった。


その中でも見事皆中を達成したのは大下と林。プレッシャーのかかる中でも、昨年のリーグから主力として戦った2名が決勝戦への進出を決めた。インカレでは個人だけでなく、団体でも入賞を目指す関大弓道部。全国大学選抜大会のリベンジを誓った。女子に続いて男子も全国での躍動に期待がかかる。【文/写真:大森一毅】

▼足立主将
「みんなに言ったのは後悔のない射をする、やり切るということ。選抜のメンバーであれば、しっかり自分の反省点を1週間という短い期間で調整してきたと思います。でも、結果としてはまだまだ足りないと思います。(2名通過の結果について)全国大会でやはりレベルは高いと痛感しています。一手は通ったけど四ツ矢で詰め切れなかった人も何人かいました。日本一を掲げている自分たちとして現在の実力を知れたと思います。(自身の射について)自分としては射技は不安定で正直悔しかったです。今日一手であっけなく終わってしまったが、絶対リーグにも出たいと思っているので諦めずに取り組んでいきます。(1年生について)射技に関してはまだまだこれからですが、袴の着付けなど基本的なことはすぐできるので今日から取り組んでほしいです。(今後について)インカレまで残り1カ月しかなく、存分には練習できないので質にこだわって練習に取り組んでいきたいです」
▼大下
「弓を大きく引くことができない癖が残っていて関西選手権では思うような結果が残せませんでした。そこで自分の射が通用していないことが実感できたので、今回はバランスよく引き、鋭く離すことを意識して試合に臨みました。(自身の射について)緊張した場面で普段とは違う感覚になってしまった。4本あてることができて通ったが、自分でも危ないなと感じる場面があったので、決勝はそんなに甘くないと思うのでもう一度見直していきたいです。(今後に向けて)昨年はリーグ戦にも出させていただいていたが、今年は団体メンバーに入ったり入らなかったりで貢献できていません。苦しい時期もありましたが、インカレとリーグ戦がまだ残っているので残りの期間は後悔のないようにしたいです」
▼林
「選抜で強豪校の人たちの射を見て、大きく引いて強く離れているのを見ました。自分もそのような形を目指して今日まで練習してきました。(試合結果について)以前に比べて大きい射をできるようになったし、離れも迷わずに強く出せるようにはなってきたと思います。自分が1年生のときに上回生の姿を見て弓道を頑張ろうと心を動かされました。自分も新人監督として1年生にいい影響を与えられる選手を目指して試合に臨んでいました。(今後に向けて)選抜では関大弓道部男子はみっともない姿をさらしてしまいました。そういう姿はもう見せないように、関大弓道部のみんなの思いを背負って本戦に挑みたいです」
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