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西カレベスト16で終幕

西カレベスト16で終幕

◇2022年度第48回西日本大学男子選手権大会◇決勝トーナメント戦◇対京産大◇7月2日◇広島県立総合体育館

[第1セット]関大25―22京産大
[第2セット]関大22―25京産大
[第3セット]関大24―26京産大
[第4セット]関大19―25京産大 
[セットカウント]●関大1―3京産大

昨日の決勝トーナメント1回戦を勝ち抜いた関大男バレ。2回戦の相手は今春リーグでフルセットの末勝利した京産大と相まみえる。第1セットを先取したが第2、3セットを僅差で落とし、窮地に立たされる。第4セット序盤は追い上げるも、セット奪取はかなわず。西カレはトーナメント2回戦敗退に終わった。

第1セットは先制するも、直後に4点を返される苦しい立ち上がり。金子玄(人3)や陰下雄太(情3)のブロックアウトでブレイクしたが、追う展開が続いた。岡田大雅(経4)のスパイクで同点になると、続くサーブで陰下が2連続サービスエースを獲得し逆転に成功。その後、追いつかれる場面も見られたが、勢いに乗った関大の攻撃陣は強かった。金子、安平瑠也(商2)のノータッチエースや川合涼太(人2)のブロック、岡田のクイックなどで得点を量産する。1度も逆転されることなくセットを先取した。

△金子
△陰下
△川合

第2セットは序盤から連続失点となり、早々とタイムアウトを要求する。これが奏功し、タイムアウト明けは安平のエンドラインぎりぎりを狙ったサービスエースや、金子の強打で得点。相手のミスもあり、同点まで追いついた。その後は互いにサイドアウトを取り合い、両者譲らぬ展開に。しかし、相手が先に20点台に乗るとブレイクを許してしまいセットポイントを握られる。金子のスパイクで取り返すが、相手のフェイント攻撃で25点目となり、セットを落とした。

△安平
△金子

セットカウント1―1と振り出しに戻り、相手の流れを食い止めたい第3セット。開始すぐは拮抗(きっこう)した展開となるが、何度もブレイクを重ねられ徐々に差が開いてしまう。岡田が多彩なスパイクで3連続得点をもぎ取り1点差まで迫ったが、相手リードの状況は変わらずゲームが進んだ。先にセットポイントを握られるも、安平がサーブで相手を崩し、24―24とデュースへもつれ込む接戦に。しかし、関大のミスで連続失点となり、セットを逃してしまった。

△岡田
△池田勇太郎主将(法4)

後がない関大は何としてもセットを取りたいところ。一進一退の攻防が続く中、中盤で相手の巧みなスパイクに翻弄(ほんろう)され、4連続失点となる。中村奨(社3)をリリーフサーバーとして投入するなど、反撃のチャンスを試みたものの、なかなかうまくはいかない。川合のダイレクトスパイクや金子のブロックアウト、サービスエースで点を重ねるが一歩及ばずセットを奪われる。悔しい敗戦を喫した。

△中村

西カレはベスト16で終幕し、インカレの切符をつかむことはかなわなかった。次のインカレ出場のチャンスは秋季リーグ。この悔しさをばねに、秋の躍動を誓う。【文:小西菜夕/写真:横関あかり・小西菜夕】

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