第34回全国大学選抜大会/男子の部/6月25日/全日本弓道連盟中央道場(至誠館第二弓道場)
【試合結果】
[四ツ矢]13中(全20射)
[一手]7中(全10射)
昨年は同大会で予選敗退を喫した弓道部男子。今大会でも厳しい戦いが予想されたが、予選突破を目指し全力を尽くした。四ツ矢では13中を記録し、何とか持ちこたえるも一手では一歩及ばず。今季最初の全国での舞台は課題が山積みの結果となった。

先発メンバーは國米雄太(社3)、佐々木大河(法2)、林信吾(シス理4)、坂田康樹(経4)、菅野竣介(シス理4)。大会1立目での出場となった関大の予選は、緊張感が漂う中でのスタートとなった。気持ちを落ち着かせるためにも必ず的に矢を収めたい1本目。しかし、國米、佐々木の放った矢はともに的からそれる。この後、林と菅野は的中を記録したものの初矢は2中と出鼻をくじかれた。


挽回したい場面だが、思い通りに的中を伸ばすことができずに苦しむ。そんな中でも4年生の林と菅野は安定した射で皆中を記録し、チームを助ける。最終的には13中と少し物足りない結果に。予選突破の可能性をわずかに残し、他大学の行射を見守る展開となった。


全大学が予選を終えると結果は14中以上が14校。16校が決勝トーナメントに進出できるため関大は何とか予選突破を懸けた同中競射に駒を進める。9校中2校が勝ち抜けとなり、難しい状況には変わりないが、もう一度気持ちを作り直し射位に向かった。

予選での反省を生かし、國米、菅野が皆中を達成する。だが、他のメンバーは1中に留まりチームとしては合計7中に。弓道部男子の全国での挑戦は早々と幕を閉じた。

「今日こういう結果に終わって個人としてもチームとしても反省しないといけない点がたくさんある」と足立拓馬主将(社4)。多くの課題を抱えて来週のインカレ個人予選を迎える結果となった。残された期間は少ないが、立て直しを図り全国の強豪を相手にしても戦うことができるチームを必ず作り上げる。【文/写真:大森一毅】
▼足立主将
「練習での初立では13中、14中が出ていました。なので、今日は特別悪かったというよりはその数字が出たと思います。(トップバッターの影響は)やることは同じなので胸を張って堂々と引いていこうという話は試合前からしていた。緊張した人はもちろんいたと思うが、この数字が今の自分の実力を表していると思うので受け止めてこれからに生かしていきたいと思います。(皆中を記録した菅野について)今日はしっかり大事な場面を詰めてくれて一安心という感じです。これまで彼自身も大事なところで抜いてしまうことがあったが、しっかりあててくれたのは本当に頼りになりました。(今後に向けて)今日こういう結果に終わって個人としてもチームとしても反省しないといけない点がたくさんあります。ただ東京に来て弓を引きに来ただけでなく、何かを学ぶために来ています。そこで得た反省点を今後に生かしてリーグやインカレに向けて全力で取り組んでいきたいと思います」
▼國米
「とても悔しいですが、それ以上に得るものが大きい試合でした。まだまだ実力が不足しているということを強く実感し、次につなげようと心に誓った試合で、悔しい、というだけの感情ではありません。(自身の射について)この大会に向けて練習する中でも、課題が見つかりました。気持ちで負けていて、それが自分の射に影響してしまう。気持ちで負けず、常に強気で挑むことが射にとっても重要なことだと再認識しました。(全体の1立目の影響は)特になかったです。むしろ、最初だからこそ変に他の大学を意識することもなかったので自分的には引きやすいと感じていました。(試合全体を振り返って)良かった点は、競射で自分の気持ちの強さ通りの離れを出すことができたことです。気持ちで負けず、伸び合ってビビらない。これが2本できたことは自分がやろうとしたことを達成できたことでもあります。課題は、射の練度、完成度が低いということです。特に離れの部分ですが、気持ちは強く持っているが、最後の最後で負けてしまうことがあり、それが射に影響してしまっています。他の大学の選手を見ると、やはりキレのある鋭い離れの人ばかり。自分と彼らを比べると、そこが決定的に違うことでした。練習から強く鋭い離れを出すことに執着して改善していきます。(今後に向けて)自分のこれからのテーマは汚名挽回です。これまでの試合で活躍した場面はないです。これからインカレや、東京3校、リーグが控えています。それまでに先程挙げた離れを改善し切り、自分がチームを引っ張っていくという強い気持ちを持ちながら日々の練習に取り組んでいきます。もう負けたくない、あんな思いはしたくないので、すべて勝ち切る思いで練習に臨みます」
▼林
「圧倒的な力の差を見せつけられて、自分たちの実力不足を感じた試合でした。自身の射については今の自分のできる限りの射は出せました。(全体の1立目の影響は)参加人数の多さと1立目で調整の時間が短いということもあり、巻き藁調整を普段自分が決めて引いている本数分行えませんでしたが、確認すべき所はしっかり確認できましたし、心も整える事ができたので、悪い影響は特にありませんでした。むしろ、大舞台で新しい的を使うことができ、その的を最初に射貫けることを楽しみに思えたのでプラスに働きました。(良かった点は)最近は自分の技量と心の弱さが原因であてに走り、自ら射を崩してしまう事が多くありましたが、今回はこのような事は絶対にしないという意思を持って臨みました。結果として今の自分にできる最大限の射はできたと思います。(改善点は)離れとその原因である引き分けと会です。強豪校の選手たちと比較すると見劣りする離れで会の形や引分けも合理的でない部分がある。やはり全国の舞台で戦っていくために高い的中を安定して出し続けるには、矢線に切れる鋭く力強い離れとそれを成し得るための会が必要です。(今後に向けて)全国の舞台で戦い抜けるだけの力を身に付けて、次は無様な姿も無様な結果もさらさない。雪辱を果たします」
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