◇第45回総合関関戦◇対関学大◇6月18・19日◇関西大学弓道場◇
【試合結果】
[男子の部]
〇関大124-113関学大(全160射)
[新人の部]
〇関大58-50関学大(全72射)
[女子の部]
〇関大65-51関学大(全80射)
[最終結果]
〇関大3ー0
男子の部、女子の部、新人の部での勝敗を争う今大会。関大が3つの部で勝利。関学大を圧倒した。
1日目には男子の部が行われた。大江達也(社3)が17中、佐々木大河(法2)が19中と好成績を収める。最終的には124-113で関大が勝利し、2日目を迎える。


大前・國米雄太(社3)、弐的・伊藤光翼(こうすけ=社1)、落前・大江、大落・菅野竣介(シス理4)で組まれた前立。1立目終了時点で伊藤が2中と、不調を見せる。伊藤に代わり2立目から髙橋優介(法4)が導入された。




大前・佐々木、弐的・大下拓真(シス理3)、落前・林信吾(シス理4)、大落・坂田康樹(経4)で組まれた後立。3立目終了時点で関学大と同点とする。流れを変えるべく、大下の代わりに導入された西本知生(文3)が4立目で皆中を果たし、チームの勝利へと導いた。




2日目には新人の部と女子の部が開催。前日からのいい流れを崩すことなく勝利をつかみ取りたい。まず行われた新人の部では先日32年ぶりに優勝を果たした新人戦のメンバーを軸に挑んだ。


1立目では、全体的に安定した入りで19中とした。大前の小田桐朱璃(商1)からいい流れを作り、昨年は苦手意識のあった1立目も今年は不安を感じさせない行射を見せている。


2立目は髙橋に代えて宮本紗衣(文4)を投入。1立目と同じく19中と好的中で関学大との差を6中に広げた。


3立目ではメンバー変更を行わず。結果は20中と2立目からさらに1つ的中数を伸ばした。関学大も最終的中は50中と決して低い数字ではない。それでも関大が総力で勝り、58中を記録した。


午後から行われたのは女子の部。すでに弓道部としては関関戦勝ち越しを決め、完全勝利を目指して最後の試合に臨んだ。

1立目では新人戦に引き続き出場を果たした小田桐と奥野主将、宮本が皆中を果たす。全体でも11中と最高のスタートを切った。


2立目もメンバー変更はなく挑む。小田桐、植木鈴華(商3)がそれぞれ的中数を落としてしまったものの、宮本と奥野主将が再び皆中を記録。チームとしては13中と高い的中率を出した。


3立目でも13中で関学大と10中差をつけて圧倒。迎えた4立目では小原沙輝(法3)をリリーフとして起用した。結果は1中と本領発揮とはならなかったが、小田桐、植木の3中と奥野主将のこの日16中目となった皆中でチームとしては11中とまずまずの記録を出す。

最終の5立目では吉村涼(人2)が出場。この日の試合では初めて的前に立ったにも関わらず3中を記録し、レギュラー出場に向け好アピールとなった。20射皆中が懸かった奥野主将は4射目で惜しくも矢を的に収めることができず19中で試合を終えた。

すべての立で関学大の的中数を上回り、最終結果は65中。合計14中差をつける圧勝で関関戦を締めくくった。何度も熱戦を繰り広げ、ライバルとして競い合ってきた関学大から勝ち取った3つの白星。この勝利を自信に変え、今週末に控える全日本選抜大会では久しく遠のいている全国の舞台でのタイトルをつかみ取る。【文:島田桜介、大森一毅/写真:島田桜介、𠮷村虎太郎】

[男子の部]
▼足立男子主将
「関学大に勝ててうれしいという気持ちはあります。ですが、円陣でも言ったのですが、ここで満足してほしくないなと思っていて、より上を目指していってほしいなと思います。自分たちは王座優勝、リーグ戦優勝を目指しているので、それを考えたら現状の的中率では足りないし、実力不足だと思います。今よりもっと必死に練習して、意識を高めていき目標の王座優勝をつかみ取りたいなと思います。でも、成長は少しずつしていると思います。(新人の部と女子の部へ向けて)男子が勝ちましたので、残り2つの部で勝って、総合的に3勝して関大が勝ったということを知らしめたいと思います」
▼大江
「すごく楽しかったというのと自分の課題があってやり切れない気持ちも生まれた大会だったと思います。(心がけたこと)去年ぐらいから雰囲気があまり良くなくて、暗く流れが良くないというのは言われてて、それを変えていくことはできないかと考えていました。最近はチームのムードメーカーとして常に笑顔でいることを心がけていた。特に今日はチームが良くなっていて、試合中も自分自身、笑顔になれました。失敗してもポジティブな気持ちに切り替えることができました。前までは自分の中でふさぎ込んでしまう感じでしたので、ポジティブな考えが試合中でできたことが自分にもチームにとってもいい影響があったのではないかと思います。(今後に向けて)これからもたくさん試合があって、なかなか結果が出ないことがあるかもしれませんが、常に笑顔で。自分がチームのムードメーカーでとして試合中に貢献できるように頑張っていきます」
[新人の部]
▼奥野主将
「昨日男子が勝ってくれていたので、この新人の部で勝って、1勝を関大に届けようと思い引いていたので、この1勝が関大の総合優勝につながったということですごくうれしいです。 (この試合への思い)自分自身、今までやってきたことややりたいと思っていること、そういった物をすべて出し切ろうと考えていました。(関学大への意識)ライバルとして争ってきて負けられない相手だったので、男子の部も新人の部も勝つことができて良かったです。 (試合を振り返って)収穫としては、いつもよりもいい射でできたということで、課題を見つけたところが改善されて良かったと思います。あとは最後の射とかもったいない矢をなくせればと思います。(1立目の皆中について)あの時、前で引いているみんながあててくれていたので、自信を持って丁寧に引こうと思いました。(チーム状況は)みんなだんだんと良くなってきていて、それぞれが自分のやりたいこととかやることっていうのも誠実にやってくれているので、雰囲気もみんな前向きにいけているのでとてもいい状態だと思います。(1年生の活躍は)小田桐に関しては、今年の新人戦の時から大活躍をしてくれているので、このまま突っ走って欲しいです。伊藤もしっかり自分のやることをやって、少し昨日の試合とかでは途中交代になってくやしい思いをしてリベンジしたいと言っていたので、 しっかりリベンジを果たしてくれていてすごく頼もしい存在だなと思います」
▼伊藤
「関西選手権大会で思ったことができずに、悔しい結果に終わってしまったので、今回はそのリベンジということで一本一本丁寧に、絶対勝ってやろうという気で引きました。(試合を振り返って)まだあてられる場面は何個かあって、今日抜いてしまった一番最初の1本目と2立目の4本目は、もう少し自分の中でも絶対にあてないといけないものなので、そういうものを1つずつあてられるようにするという今後の課題を見つけることができました。 (3立目の皆中について)3立目は、もう最後は楽しんでやるっていう事が自分の中ではあって、その後3本目引いた後に気持ちを楽にして引けと岡崎さんにアドバイスをもらったので、アドバイス通り、この一本は今までの自分の努力した成果を出すぞって気で弓を引いたらあたったので、そういう気持ちで臨むことができたので良かったです」
▼小田桐
「しっかりと調節して、やることをやり切って関大が勝ったという事実がうれしいと思います。一本一本的にあてることを目標にして挑み、その目標をしっかり達成できました。(試合を振り返って)2本外してしまったので、次はしっかりあてられるようにしたいです。(2立目の皆中について)やることをやったら的にあたって皆中できました。(全日本選抜大会に向けて)大学に入って初めての大きな大会なので、1年生でもやるんだというのを見せたいと思います」
[女子の部]
▼奥野主将
「ここ最近、チームとしてもなかなか的中が出ていなかった中で、今日はいつも以上の力が発揮できて、勝つことができたので良かったかなと思います。(関関戦を振り返って)負けたくない相手なので、すべての部門で勝つことができたというのは良かったですし、自分たちがなかなか練習試合とかで勝ち切れないところもあったので、そういった意味では次の試合につながるいい試合だったんじゃないかなと思います。(自身の射について)いつも以上に集中して自分が今これをやってしまったら外すって思ってることをやらないで自信を持って引くことができたので、しっかり集中できた試合でした。(全日本選抜大会に向けて)次回は全国の舞台ということで、いろいろ自分たちがやってきたことを発揮するものだと思うので、万全の準備をして勝ちにいきたいです」
▼小田桐
「新人の部も女子の部も勝てて、それで関関戦をオールで勝つことができてうれしいです。(試合を振り返って)今日は割と落ち着いて引けて、やることもやって的中ができて良かったと思うんですけど、射技面についてはまだ改善点がたくさんあるのでこれからもっと上を目指して頑張っていきたいと思います」
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