◇第45回総合関関戦前哨戦◇6月11日◇関西大学千里山キャンパス中央体育館1階レスリング場◇
◯関大5-2関学大
●57㌔級 野坂1―4今村
◯61㌔級 浜本4―0内田
◯65㌔級 岸田(不戦勝)
◯70㌔級 小林(不戦勝)
◯74㌔級 喜多3-0内野
●86㌔級 原0-5檀上
◯125㌔級 稲本4ー0板場
3年ぶりに開催された伝統の一戦。応援団も駆けつけ、熱気が帯びる中開催された。5―2と大差をつけ、勝利を収めた。
最初に登場したのは57㌔級の野坂優太(人4)。第1ピリオドを2-2で終えるものの、第2ピリオドでは上から抑えられる。必死に復活を図るものの、連続で2点を奪われる。初陣を勝利で飾ることはできなかった。
次に登場したのは61㌔級の浜本歩(人2)。開始1分でローリングを決め先制すると、その後も得点を重ねる。テクニカルフォールで勝利し、1勝1敗で次につないだ。
65㌔級の岸田宝來主将(たから=文4)、70㌔級の小林風斗(経3)は不戦勝。審判から勝利の宣告を受け、仲間の勇姿を見守った。
74㌔級の喜多涼真(人3)は粘り強い戦いで試合を優勢に進める。最後は足を奪って動きを封じ、相手を押し倒す。判定勝ちを収めた。
86㌔級の原来鳳(経1)はこの一戦が初試合。金星でデビューを図りたかったが、悔しくもフォール負けを喫した。
最後に出場した125㌔級の稲本喬弘(人1)は圧倒的な力強さを見せる。開始直後から連続で得点を手にする。最後はスタンド状態の相手を倒し、試合を決めた。
5―2で勝利を収めたレスリング部。伝統の一戦で見事な戦いを見せ、関大勢に勝ちを持ち帰った。【文:荒川拓輝/写真:島田采奈】
▼野坂
「今日の試合は前の試合(リーグ戦)のリベンジで挑みました。いろいろな課題が見つかりましたが、チームが勝ててよかったです」
▼浜本
「リーグ戦で1度勝っている相手でした。内容はイマイチだったが勝ててよかったです。チームとして自分が1勝できたことがよかったかなと思います」
▼岸田主将
「本日の試合は不戦勝でしたが、チームとして勝利できたということがすごい大切なことだと思うのでよかったです」
▼小林
「今日、僕も不戦勝だったが次は直接チームに貢献できるように頑張っていきたいです」
▼喜多
「今日は伝統である関関戦ということで勝ちにこだわってしまい、あまり自分の攻めが出来なかったです。これからどんどん技やスピードを磨いていきたいと思う」
▼原
「今日が初試合でした。チームに貢献できなかったが次の試合では貢献できるように頑張ります」
▼稲本
「結果はテクニカルフォールで勝ててよかったが、強引にいって取った部分がありました。次は新人戦がすぐにあるのでそれに向かって反省して、練習して頑張っていきたいです」
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