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◇第100回関西学生リーグ前期第3節◇対京産大◇5月1日◇万博記念競技場◇

【前半】関大0ー1京産大
【後半】関大0ー0京産大
【試合終了】関大0ー1京産大

GK 長澤
DF 松尾、髙橋、夘田、川島
MF 深澤、谷岡、平松、濱
FW 西村真、久乗

開幕から6試合負けなしのサッカー部は、関大と同じく1週間後に天皇杯予選決勝を控える京産大と対戦した。雨の中、キックオフから全開で向かってくる相手に試合早々に先制点を献上。後半は関大がピッチを支配したものの、決め切れないシーンが続き試合終了。今季初の無得点で、初黒星をつけられた。

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序盤から激しい攻防となった。関大はDF松尾勇佑(文4)がサイドから仕掛け、MF平松功輝(情4)がゴール前でキープしゴールを狙う場面や、MF深澤佑太(社4)のボール奪取からFW西村真祈(法3)がシュートを放つなど、開始5分でチャンスをつくった。しかし、相手に中央を突破され、そのままシュートまで持ち込まれる。一度はDF松尾がクリアしかけたものの、ゴール前のこぼれ球を押し込まれ、開始13分で先制点を献上。関大ダービー以来、初めて先制点を許した。

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△DF松尾
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△FW西村真
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△FW森隼平(商4)
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△MF谷岡昌(社3)

その後も相手の時間が続く。関大は中での競り合いやFW西村真やFW久乗聖亜(政策4)の前線からのプレスでマイボールの時間を作る。飲水タイム明けの前半28分にはMF深澤がボールを奪うと、FW久乗がスピードを持ったままゴール前に進入。サイドから走り込んだDF川島功奨(社2)がファーサイドへクロスをあげたものの、これは通らず。DF夘田康稀(文4)がボールを敵陣まで運ぶと、MF濱瞭太(情4)との連携でコーナーキック(CK)を獲得したものの、左サイドからのMF深澤は大きく右に外れてしまう。ラストパスがつながらず、決定機がないまま。

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△FW久乗
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△DF川島
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△MF濱

前半のうちになんとか1点を返したい関大は、苦しい時間が続いた。相手のCKをFW西村真が頭ではじきだすと、DF夘田の球際での競り合いや、GK長澤輝(政策3)のパンチングで追加点は与えず。1点ビハインドで試合を折り返した。

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△DF夘田
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△GK長澤
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△DF髙橋直也(商3)
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流れを変えたい関大は、ハーフタイムにMF前田龍大(人2)を投入。交代策が奏功し、投入直後からMF前田龍がうまくボールを運び、何度も左サイドを崩す。後半10分には相手選手を3人以上かわすドリブルで、ボールを最後方から前線まで運び、スタンドを沸かせた。繰り返しゴール前まで持ち込み、チャンスを演出したものの、1点を先制しゴール前で待ち構えていた相手DFに捕まってしまう。

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△MF前田龍

DF松尾、MF深澤の右サイドコンビの連携や、DF夘田がボールを奪って前に供給するなど、4年生が奮起。大きなチャンスが訪れたのは後半19分。MF深澤の正確なキックでサイドチェンジすると、MF平松のマイナスパスに交代で入ったFW百田真登(経3)が合わせようとするが、わずかにタイミングがずれシュートが打てない。

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△MF平松
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△FW百田

その後もMF深澤のパスにFW百田が飛び込むが、今度はヘディングの打点が合わない。直後には、MF深澤のドリブルからFW百田がシュートを打ったものの、今度はゴールポストに嫌われる。何度も何度もチャンスを作るが、不思議なほどに1点が遠い。スタンドからもため息がもれた。

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△MF深澤
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△MF三木仁太(政策1)
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△FW森隼平(商4)

最後の交代カードでは、ハードワークが続いたMF深澤に代え、MF堤奏一郎(社3)がピッチに入った。MF堤が攻め込み、敵陣の深い位置でスローインのチャンスを獲得したが、これもすぐにクリアされてしまう。アディショナルタイム終盤にも左サイドからのスローインでゴールを狙ったものの、飛び出してきた相手GKにキャッチされる。焦る関大だが、今季初の無得点のまま試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

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△MF堤
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序盤での1失点が響き、今年初めて勝ち点を得ることができなかった。後半、相手に打たせたシュートはたった1本だけ。関大がボールを持ち続け、決して戦えない相手ではなかった。それだけに、悔いも残る。「現状、まだうまい止まりのチームだなと感じた」とMF深澤主将。1週間後の7日には、一発勝負の天皇杯予選決勝が行われる。気持ちを切り替え、まずは大阪の頂点ををつかみに行く。【文:牧野文音/写真:牧野文音・貴道ふみ】

▼前田雅文監督
「雨の中で始まって、徐々に止んできて、動いていたら蒸し暑い中での試合だった。お互いコンディションも悪そうに見えて、その中で自分たちは最後のところで体を張れなかった印象。少し時間が経つにつれて慣れてきて、パフォーマンスを発揮できていたが、そこを破りきれなくて得点できなかった。(早い時間に先制されたが)4ー1ー4ー1の(フォーメーションの)対策をしていたが、相手も状況変化があって、4ー4ー2で来た。自分たちが準備してきたことと少し違って、混乱に陥った。立ち上がりがあまり良くなかった。(ハーフタイムにMF前田龍を投入)MF濱とMF前田龍の特徴が全く違って、MF濱はつなぐのが得意な選手で、MF前田龍はスペースを使うのが得意。足元にボールを引き出せる場面が何回かあったが、最後に破り切る力が感じられなかったので、後半からタイプの違う選手を投入した。最後のシュートシーンも、ゴールカバーに入っていたり、ポストギリギリで外れていったりだとか、いつも入っているようなようなゴールが入らなかった。相手がしっかり体を張っていたというのも1つの要因。(天皇杯予選決勝に向けて)今回の京産の試合も、自分たちが敗れるような試合では絶対になかった。そこらへんの自信はぶれないようにやっていく。1つ負けたからといって、やり方を変えたり、落ち込む必要はない。自分たちのパフォーマンスを最大限発揮すれば勝てるので、そういうところに照準を合わせてやっていきたい」

▼MF深澤
「やっぱり入りの部分からちょっと緩かった。自分たちの雰囲気をつくれないまま試合に入ってしまった点が反省。試合前から気づいてはいたが、そこをもう一度締めきれなかったのは主将としてまだまだ課題だと感じている。今年は結構点を取れる試合が多かったが、無得点で終わってしまって、自分たちの立ち位置を知ることができた。もう一度引き締め直すきっかけになれば。実力的にはチャンスもあって、力負けしたとは思っていない。監督も試合後の集合で“自分たちに負けたんじゃないか”と言っていた。長いリーグ戦の中の1試合だが、こういう試合をものにしないと、リーグ優勝はできない。本当に緩かったと感じている。(後半決めきれなかった要因は?)勝負の世界なので、決めきれなかったではなく、決めないといけない。現状まだうまい止まりのチームだなと感じたので、うまい止まりじゃなくて、トレーニングの中からもっと決め切ることにこだわってやっていかないと勝てない。僕自身のプレーを振り返っても全く満足はいっていない。チームを勝たせられる選手になるために、ゴールやアシストという形をもっと増やしていかなければいけない。今日の負けを反省する部分は反省して、でも引きずらずに、次は負けたら取り返しがつかない試合なので、勝てるようにやっていきたい」

▼MF前田龍
「チームとしては本当に悔しい結果になったけど、個人としては良さも出せた試合だった。切り替えて次の天皇杯予選を勝つために練習からやっていきたい。(ハーフタイムに交代で入ったが)前半0ー1で負けていたので、とにかくゴールだったり、アシストだったり、チームが逆転できるように、個人としてなにか残せるようにと意識して入った。前にボールを運ぶことはできたが、ゴールも取れていないし、アシストもできなくて、0ー1で負けてしまったのが課題。やっぱり練習からシュートだったり、トラップだったり、1つ1つのプレー全てにこだわってやっていたら、試合でもそういう場面でのゴールにつながってくる。練習からしっかりやっていきたい。今シーズン公式戦で初めて負けてしまって、チームとしても初めて0点で終わった。次の試合では得点を重ねて関大らしく勝てるようにやっていきたい」

▼DF松尾
「大事な一戦だっただけに、かなり悔しい。京産は強いけど、めちゃくちゃ差があって、絶対に勝てないという相手ではなかった。自分たちのミスや心の準備で負けていた。それを痛感できたいい試合ができた。大事な一戦に臨むメンタルや姿勢ではなかったし、体も動いていなかったというのは自分含め全員感じている。自分たちの代の甘さが出てしまった。(自身のプレーは)自分ではあまりやれたと思っていなくて、もっともっと運んでいって、ゴールにからんで、数字を残してというのはもっともっと監督にも求められているし、プロになるためにも、もっともっと見ている誰もが“あいつは違ったね”と思うようなプレーをしなければいけない。今日の出来は自分としては良くなかった。預けて入っていくのが特徴だが、預けるパスが引っかかったり、判断が遅くて相手に当てたりという場面が結構あった。プロになればもっと早いレベルでやらなければいけない。ここでつまづいていたら先はないと感じた。相手が1点勝っている中で引いている守備だったので、ゴール前の人数もいた。それを崩していかないと勝っていけないので、それを崩すためにみんなが技術を上げて、リズムを早くしたりというのも今後声をかけてしていきたい」

▼MF平松
「週末に向けてやってきた相手の分析もうまくいかず、自分たちの力を出しきれずに終わってしまった。前半のうちに自分たちの力で試合の流れを変えなきゃいけないという課題が明確になった。勝ち点3は落としたが、課題は見つかった。ミス少なくプレーするのが自分のプレースタイルだが、前半はミスも多くて課題が多かった。今シーズン初めて先制されて、メンタル的にもまだまだ弱いなと感じたので、そこももっと強化していかないと勝っていけない。今のチームは個の能力が高くて、何人も連携して崩して、点を取るというスタイルが強み。そこをもっと伸ばして、メンタル的にも向上していきたい。(来週は)関大としても久しぶりの天皇杯出場がかかった試合なので、出てる11人じゃなくて部員全員が力を合わせて絶対に勝利したい」

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