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◇2022年度関西学生春季リーグ戦ファーストステージ第2節◇対神国大◇4月17日◇関西大学千里山キャンパス◇

[前半終了]関大20―9神国大
[後半終了]関大21―12神国大
[試合終了]関大41―21神国大

開幕戦を棄権した関大は、1週間遅れのリーグ初戦に挑んだ。通常に比べやや試合数が少ないものの、3年ぶりに正式なリーグ戦が行われる。日本一達成へ向け、まずは関西で力を見せつけたい。昨年の大会で優勝した関大は、第2節で昨春9位の神国大と対戦。チームの中心選手が不在の中、新戦力の活躍もあり大差で白星発進となった。

DSC09184-300x200 シーズン初戦、主力欠きながらも大勝!

試合開始直後から関大がボールを保持し、試合の主導権を握った。開始約1分、山本開也(政策4)がパスカットから速攻を決め、先制。その後も相手の守備の隙を突いた得点や速攻でテンポ良く得点。2本の7㍍スローも松本大昌(文3)、有本晃人(法3)がきっちり決め、開始約10分で9ー2とリードを広げた。

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△山本開
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△松本

その後も松本を中心にゴール前でパスを回し、山田凌裕(経3)や有本が点差をつける。しかし、シュートまで持ち込んだものの決めきれない展開が続き、相手に連続得点で追い上げを許す。ここでタイムアウトを取ると、再開後に羽渕晴一朗(情2)がゴール前で倒れ込みながら18点目。敵陣で確実にパスを回し20ー9で前半を終えた。

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△山田
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△有本
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△羽渕
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△池原(左)と高橋知也(経4)
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△金津

タイムアウト明けにはフレッシュなメンバーを投入。守備からの速攻や、交代で入った上ノ原龍哉(人3)、東藤佑斗(人4)の複数得点もあり点差を広げる。練習から課題になっていたディフェンスでの連携ミスからルーズボールを奪われる。点差を詰められたが、21分にルーキー・土岐勇斗(文1)が相手守備を背負いながらシュートを決め、相手の連続得点をストップ。1年生キーパー・若宮宏希(安全1)のシュートストップもあり、流れを引き戻した。

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△上ノ原
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△東藤
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△土岐
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△若宮

試合終盤も危なげない展開で、終わってみれば41ー21と大差をつけて勝利。けがやコロナ禍の影響で多くの主力を欠く中だったが、フル出場の山田、有本が頼もしいプレーを見せた。急きょスタメン起用されたキーパーの田中星矢(人1)も最小限の失点でチームを支えるなど、新顔の期待も高まる。来週の相手は昨春5位の同大。今後の上位対決へ向け、連携の精度を高め、まずは確実にファーストステージ上位通過を決める。【文/写真:牧野文音】

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△田中
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▼山田

「特に緊張感もなく、やってきたことをやろうと強気で臨んだ。初戦でみんな緊張して足が止まったりするかなと思ったけど、初戦のわりには動けていたし、得点もいっぱい入った。点数を取られすぎたかなと思うので、そこは課題。パスミスとかもったいないミスもあったが、得点に絡めて、自分も得点を決められたのでよかった。今回くらいのプレーを当たり前にしていきたい。チーム事情もあってフルで出ることになったけど、今までは途中から少しということが多かったのでいいチャンスだと思って頑張った。やっぱり楽しかった。(課題は)相手が高いディフェンスだったので、カットを狙われていた。判断ミスでパスをカットされる場面もあったので、もう少しディフェンスを引きつけてパスを出したり、周りを生かせるプレーを増やしていきたい。(次戦に向けて)来週からは途中出場になると思うが、出場したら得点を決めてチームの勝利に貢献したい」

▼有本

「スタメンで出るのが初めての試合だったので最初は緊張した。試合をしていくうちに普段通りのプレーはできたかなと思う。やっぱり練習で起きているミスが試合中にも出ることが多かったので、そこは突き詰めて修正しながら来週に向けて頑張っていきたい。初めてフルで出場して、とりあえず疲れた。自分のポジションも4年生の川人さん(龍之介=経4)がいなくて出ることになった。代わりに出てもAチームとして変わらないくらいの戦力になれたら。(今回のプレーを振り返って)前半は初めてのスタメンで気合いも入っていたけど、後半に中だるみというか、だれてしまうプレーがあったのは反省点。(タイムアウトではどんな話をしたか)ディフェンスのシステムについて話して、3枚目が出ることで間が広くなったりしてしまっていたので、しっかり中を締めて、ディフェンスから速攻で得点できるように修正した。普段はBチームで出ているけど、その中では最上級生になっているので、その中での声かけとかは意識するようになってきた。(次戦に向けて)初戦は内容はともかく勝ちで終われたので、この1週間で反省点を見つけて修正して、万全の状態で臨みたい」

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