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◇令和7年度天皇杯・皇后杯JVA全日本選手権大会ファイナルラウンド◇2回戦◇対ルートインホテルズ信州ブリリアントアリーズ◇12月12日◇東京体育館

[第1セット]関大25-20信州Aries
[第2セット]関大10-25信州Aries
[第3セット]関大19-25信州Aries
[第4セット]関大16-25信州Aries
[試合終了]●関大1-3信州Aries

いよいよ今年度最後の舞台となる皇后杯が幕開け。負ければ終わりの引退試合で、1年間の集大成を見せつけるべく挑んだ。第1セットを獲得したものの、相手のプレーに翻弄(ほんろう)され、その後の3セットを連取される。セットカウント3-1で敗れ、初めての皇后杯は初戦敗退となった。

第1セットは森崎美春(情2)のサービスエースを含む3連続得点で開始。その後も関大がリードを保ったまま試合が進んだ。相手の高いブロックに対しても、後山七星(ななせ=政策2)がフェイントで裏をかいたり、伊関万絢主将(まひろ=文4)がブロックにボールを吸い込ませたりと多彩に得点。終盤は花岡明里(商1)と土屋美咲(情3)が鋭いスパイクで得点を重ねる。花岡のブロックもさえわたり、25-20で第1セットをものにした。

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△得点後、喜ぶ

第2セットは相手の5連続得点でセットが始まり、第1セットとはうってかわって関大が苦しむ展開に。早々にタイムアウトを取り、土屋のブロックアウトで何とか1点を返すも、その後も連続得点を許し1-10となる。それでもセッターを笹野文乃(文4)に変え、後山、花岡がスパイクを決めた。さらには鮫嶋優香(政策3)のサービスエースでくらいつく。しかし、関大が1点を取るとすぐに数点を取り返され、点差を縮めることができない。大差で第2セットを落とした。

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△笹野

第3セットの先制点も相手に奪われ、またも序盤から関大が相手を追いかける。さまざまなコースで放たれるスパイクに対し、関大は持ち前のレシーブ力で応戦。全員でつないだボールを最後伊関主将が決め切るなど、点差があるなかでも関大らしいバレーでチームを盛り上げる。また、ボールが乱れオープントスになっても、花岡が高いところから叩き込み得点につなげた。なんとか20点に乗せたいところだったが、相手の緩急をつけたプレーに対応できず。第3セットを奪われた。

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△花岡

第4セットの立ち上がりも相手に先行される。4-10で関大がタイムアウトを要求すると、その後は点数の取り合いに。森崎のトスフェイントや、森崎がワンハンドで上げたトスを山本向日葵(ひまり=政策3)が打ち込むなどの好プレーが生まれる。関大の連続得点で4点差にまで迫る場面もあったが、相手の高い攻撃力や守備力を打ち破ることはできず。このセットも落とし、関大の敗北となった。

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△伊関主将

Vリーグ現在無敗の信州Ariesに、チーム全員で挑んだ皇后杯。悔しくも勝利とはならなかったが、この経験は選手たちの大きな糧に。皇后杯初出場という新たな歴史を作り、幕を閉じた伊関主将率いる関大女バレ。来年さらに成長した選手たちが、新たなページを刻んでいくだろう。【文/写真:松嶋奈央】

▼伊関主将
「(今日の試合を振り返って)1セット目の出だしがすごく良くて。相手がどんなチームかを分かっていないというのもあったので、こっちがどんどん押して、1セットを取れたのはすごく良かったと思います。でも高さやバレーの質が相手の方が上回っていたので、そこが取られた原因かなと思います。(集大成という意味ではどうだったか)インカレの方が自分たちのプレーができていて、あまり思うようにコンビを組むことはできなかったです。一人一人の攻撃の工夫であったり、全員でしっかり取り切るという気持ちの出し方という面では、集大成としては良かったと思います。(Vチームへの戦い方)対策はあまりやってきていなくて、相手のデータとかもなかったので初めて見る相手でした。一人一人のバレーIQがすごく高いので、もうちょっとこっちを締めようとか、セットの中で対策できました。(自身の4年間を振り返って)普段できない相手と最後できるというところで1セットを取れたので、やっぱり勝ちたかったなと思います。4年間ずっとコートに立たせてもらって、気持ちは出し切れたかなと思うし、プレーで得点を取れたというわけじゃないけど、チームの雰囲気を良くしたりとか、みんなの意見を聞いてそれをチームに還元するという自分の目標は達成できたかなと思います。プレーはちょっと後悔は残るんですけど、プレー以外のところでしっかり頑張れたかなと思います。(引退を迎えて)最後になるにつれて、バレーが楽しくて、もっとやりたいという思いが今まで以上に強くなりました。まだ終わったという実感はなくて、また明日バレーするんじゃないかという感じです。(後輩へメッセージ)一人一人の強さであったり、バレーに対する考え方や勝ちたいという気持ちはすごく強いメンバーが揃っていると思います。勝ちたいという気持ちを持ちつつ、関大らしい学生主体で考えてやるバレーをもっと極めてやってもらえたらなと思います」

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