Loading Now
×

◇ 第76回全日本学生大学対抗戦 1回戦◇対愛淑大◇11月7日◇いしかわ総合スポーツセンター

[S1]○山田桜2(21-15,21-19)0加藤
[S2]●荻野0(14-21,21-23)2山脇
[D1]○内海・松本2(19-21,21-16,21-18)0杉原・毛利
[D2]●山田桜・土田0(14-21,16-21)2山脇・坂
[S3]●石井1(21-18,13-21,13-21)2杉原

●関大2-3愛淑大

激戦を乗り越え、つかんだ全国大会。長年成し遂げられていない1回戦突破を胸に、コートに踏み出した。しかし、思うようなプレーができず苦戦。悔しくも1回戦敗退を喫した。

第1シングルスで現れたのは、山田桜生(さき=人3)。初めは相手のミスで得点を挙げ、リードした。しかし相手が立て直すと、ななめに動かされ体勢を崩す。失点が重なり、一時はリードを許した。それでもラリーを続けて食らいつき、シーソーゲームに。均衡を打ち破ったのは、山田桜。攻撃がかみ合い、スマッシュで4連続得点を決めた。また、クロスショットを用いたラリーで相手を揺さぶりプッシュで沈める、得点の流れを作る。点差を広げ、第1セットを手にした。第2セットも流れを維持し、優位な状態で試合を展開。しかし、逆をつかれて対応が遅れるなど、徐々に相手のムードに。一気に点差を縮められ、18-19と逆転を許した。だが、ここから山田桜が躍動。決めに走らず、冷静にラリーを展開してミスを誘う。最後は相手のショットがアウトになるのを見届け、見事チームに白星をもたらした。

IMG_5799-200x133 【バドミントン女子】全国の壁高く、1回戦敗退
△山田桜

続いて第2シングルスは荻野さくら(安全1)がエントリー。序盤からテンポの速いラリー展開に。先制点を献上すると、後ろに飛ばされたショットへの対応が遅れプッシュを打たれた。主導権を握られ、徐々に点差が開いていく。それでも、相手のミスで得点した際は大きな声を上げ、自身を鼓舞した。流れが変わったのは、インターバル後。スマッシュが決まり始め、3連続得点を挙げる。このまま逆転したかったが、相手の強気なラリーに押されてしまい、第1セットを落とした。第2セットは先制点を獲得したものの、その後7連続失点。窮地(きゅうち)に立たされるが、粘り強いラリーで相手のミスを誘い、一気に巻き返す。最大7あった点差を逆転し、リードでインターバルへ。インターバル後もリードを保ったまま終盤へ突入した。しかし、相手の怒涛(どとう)の追い上げを食らい、デュースにもつれ込む。相手のショットを必死に追いかけたが、連続得点を与えてしまい、黒星を喫した。

IMG_5899-200x133 【バドミントン女子】全国の壁高く、1回戦敗退
△荻野

第1ダブルスは内海明莉(商4)・松本笑舞(情3)組が出場。序盤からミスが続き、なかなか流れをつかめない。相手の攻撃をうまく返球することができず、僅差で第1セットを落とした。続く第2セットは、徐々に感覚をつかみ出し、後半にかけてレシーブから攻撃につなげる、得意の展開に持ち込む。 第2セットを手にし、フルセットへ。勢いそのままにリードを広げていったが、中盤に連続得点を与え、同点に追いつかれた。それでも、粘り強いラリーで好機を手繰り寄せ、得点につなげる。チームに勝利を持ち帰り、後続へバトンタッチした。

IMG_6023-200x133 【バドミントン女子】全国の壁高く、1回戦敗退
△内海(左)・松本組

あと1勝が欲しい関大は、第2ダブルスに山田桜・土田美幸(経3)組を投入。第1セットは攻守がかみ合わず、連続失点をする。連続スマッシュで得点を挙げる場面もあったが、苦手なパターンで何度も攻められ第1セットを落とした。第2セットも流れを大きく変えることはできず。中盤ミスが続いた場面でハイタッチをし、立て直しを図った。しかし、最後まで思うようなプレーができず。敗北し、勝敗は第3シングルスに持ち越された。

IMG_6069-200x133 【バドミントン女子】全国の壁高く、1回戦敗退
△山田桜・土田組

最後に第3シングルスを託されたのは、教育実習を終え、復帰した石井志歩(政策4)。相手のミスでリードすると、ネット際のドロップなどで得点を重ねる。終盤に追い上げられたが、逃げ切り第1セットをつかんだ。しかし、第2セットは流れが一変。ななめに大きく動かされ、ネット際に落とされたショットを拾えず。徐々に相手に主導権を握られた。連続失点を許し、試合の行方は第3セットに委ねられる。左右に大きく振られ、追いつくことができない。また、ミスが続き相手に連続得点を献上してしまった。それでも、強気な姿勢を保ち続けた石井。得意のクロスカットなどで対抗し、得点を重ねる。しかし、最後はサーブレシーブがアウトになってしまい、敗戦。勝利まであと1歩届かなかった。

IMG_6112-200x133 【バドミントン女子】全国の壁高く、1回戦敗退
△石井

1回戦敗退を喫し、悔し涙を流した選手たち。満足のいく結果ではなかったものの、各々が最善を尽くすことができた。次の大会からは新体制となるバドミントン部。気持ち新たに、新たな1歩を踏み出す。【文/写真:西村果凜】

▼石井
「(今大会に向けて準備したこと)自分は夏合宿が終わってからの1カ月間、教育実習があったのでみんなと離れて生活していました。教育実習から戻ってきてみんなと同じモチベーションで練習できず、自分が何もできないことにすごく違和感を覚えました。体が前みたいに動けなかったり、バドミントンを楽しめないというのもあって、すごく苦しい1カ月でした。気持ちが折れかけていた時、昨年女子リーダーをしていた七緒さん(=篠原七緒・24年度卒)が連絡をくれて、「あと1カ月だけ頑張れ」と言ってくれて。だからもう1回自分を奮い立たせて、あと1カ月でチームに貢献するにはどうしたらいいのか考えながら、インカレにたとえ出れなくても自分がチームのために最後何ができるかなというのを考えながら臨みました。だから、七緒さんの言葉がなかったら、ずるずる何もしないまま引退していって、今日この場所でみんなに囲まれながら試合をすることも実現できなかったかなと思うので、その言葉にすごく感謝しているし、今日試合に出させてくれた後輩たちにも感謝しています。(自身のプレーを振り返って)自分が納得のいくプレーができたかと言われたらそうじゃないし、自分のプレーに首をかしげながらプレーしていた部分がありました。でもストレートで負けるのではなく、1セットを取ってファイナルまでもつれ込むことができたのは良かったと思っています。(ラストイヤーを振り返って)苦しかったし、とても長く感じた1年でした。4年生になって部活に行ける時間は増えたんですけど、教職の授業がまだあって部活に行けないこともあって、他の部員や他の大学と比べて練習時間が絶対的に少ないと分かっていました。なので練習が終わったら少しだけでも絶対に残って自主練を毎日欠かさずすることで、少しでも差を埋めようと私は思っていました。(4年間を振り返って最も印象深いことは)2つあります。1つは4年生の春季リーグ戦です。自分が女子リーダーとして挑む最後の試合で、自分が一番引っ張っていかないといけないという意味でも責任感があったし、一選手としても引っ張っていきたいという責任感もあったので。4年間で一番そこに気持ちを懸けていたのもあって印象深いです。もう1つは女子リーダーの役目を終えて次の代が幹部になって部活を回し始めた辺りです。教育実習に行ってから練習もできていなかったんですけど、そうなった時に今までお世話になった人たちが気にかけてくれてくださったり、七緒さんや監督も「もう1回最後まで頑張ってみてくれ」と言ってくださったから、もう1回頑張ることができました。なのでその出来事も印象深いです。(後輩へ)体育会の部活に入って、大学の名前を背負うというのがすごいことだなと私は感じていて。当たり前に大学に入ってユニフォームを試合に出るのではなくて、試合に出るとことは色々なサポートのメンバーがいて、OB・OGさんや監督、コーチや先輩とかがいるおかげで今ここに立てているということを忘れたらいけないなと私は思いながら部活と過ごしてきました。その伝統というのを引き継いでほしいなって思うし、それを背負ってレベルアップして頑張ってほしいなと思います」

▼内海
「(今大会に向けて準備したこと)特別なことは特にしていないです。いつも通りの練習をして、コンディションを整えました。(試合を振り返って)シャトルが本当に飛ばなくて。自分たちはレシーブを強みでずっとやってきたんですけど、シャトルが思ったよりも飛ばないからいつもの感じでいったら空振りをすることも多かったので、それに調整するのに時間がかかってしまって。苦しい場面もいっぱいあったんですけど、最後は何とか勝てて良かったです。(ラストイヤーを振り返って)七緒さんが抜けてから確実に2本取れるところがなくなってしまって。自分が試合出た回数が一番多かったのが4年生の1年間で、今まで団体戦に出ることがあまりなかったからプレッシャーもあったんですけど、最後は楽しみながらプレーできた1年間だったかなと思います。(4年間を振り返って一番印象深いことは)今年のインカレ個人です。2回戦で対戦した相手が大学ナンバーワンかつ実業団で一番強いところに行くペアでした。最後どうせ負けるなら一番強いところと戦いたいと2人で話していたので、最後にできて良かったなと思います。そんな世界の人と戦える機会もないので、潔く終われた感じはあります。(後輩へ)自分らの代で2部に落としてしまって、最後に1部へ上げたかったんですけど、自分たちの試合が全くだめで行けなかったのが本当に心残りです。今の3年生はどんどん最後になってくると思うので、本当に楽しみながら、また1部を目指してみんなで頑張ってもらいたいです」

▼山田桜
「(チームとして大会に向け準備したこと)夏休みが明けて授業が始まってから練習時間が減ってしまって、練習ができない分、練習不足だと感じるところは色々あったんですけど、それでも最善の形でみんながやってくれてたと思うんで、そこは良かったです。ですか、本調子で試合に挑めなかったというのは悔しいなと思います。(自身の試合を振り返って)シングルスは結構動けたと思います。最近シングルスの方が自分的には調子が良いのでいいプレーができたんじゃないかなと思います。ダブルスは自分が秋季リーグ戦の時よりも余裕がなくて。秋季リーグ戦の時は土田に声をかけれたんですけど、今回は自分がだめだとなっちゃって、声もかけれなかったし多分顔にも出てしまったので、それで土田が萎縮(いしゅく)しちゃった部分もあったのかなと思います。引っ張っていけなかったのがすごい後悔していて、もっと雰囲気を良くできたら違った結果になったのかなと思うので、そこは反省点です。今回は2人のプレーがあまりかみ合わなくて、かみ合うきっかけも作れなかったので、練習が必要だなと感じました。(チームとしての振り返り)負けていても諦めず、出ている選手ももちろんですけどそうじゃない選手も応援ができていたので、そこは良かったかなと思います。(12月にある大阪選手権に向けて)12月は体育館の関係で練習ができないので、また練習不足になっちゃうかなと思うんですけど。それでも勝っていけるように、みんな各々自分で練習したりしていきたいと思います」

コメントを送信