◇令和7年度関西六大学連盟秋季リーグ戦第1節◇対立命大2回戦◇9月14日◇同志社大学軟式野球場
立命大 300 003 200=8
関 大 000 000 300=3
(立)寺田、星山、三浦-橋本
(関)田中、畔田、下田、山﨑、宮下-鈴木、畠中
1(遊)福榮
2(中)佐竹
3(右)齊藤智
4(指)山﨑
5(一)清水蓮
6(三)佐々木
7(二)森田
8(左)上野
9(捕)鈴木
先発 田中
雨天順延となり、開幕戦から中3日で迎えた2回戦。強敵・立命大から勝利を挙げるべく挑んだが、初回から3失点と苦しい展開に。それでも7回には無死満塁の好機を作り、清水蓮太(法3)の右適時二塁打などで3点を返す。しかし反撃はそこまで。序盤に開いた点差を埋めることはできず、開幕節は悔しい連敗となった。
開幕戦で敗北し、これ以上負けられない2回戦。先発のマウンドに上がったのは、田中大夢(シス理2)だ。弾みをつけたい初回だったが、先頭打者にいきなり左二塁打を浴びてしまう。四球と盗塁で無死二、三塁となり、相手3番打者の右犠飛で先制点を献上。さらに続く打者に2点本塁打を打たれる。後続は抑えたものの、苦しい立ち上がりとなった。
3回表には四球で走者を許し、再びピンチに。1死を奪ったものの、この回2つ目の四球となったところで投手交代。リーグ戦初登板の右腕・畔田丈(情1)をマウンドへ送った。ここで迎える打者は相手4、5番。張り詰めた緊張感が漂う中だったが、落ち着いた投球で抑え切った。
1、2回は三者凡退に倒れ、攻略の糸口を見つけたい打線。3回には2死から代打・柳澤颯(情3)が打席へ。2ストライクと追い込まれてから、左安打を放った。待望のチーム初安打に、ベンチからも笑みがこぼれる。しかし後続が続くことができず、無得点に終わった。

4回からは畠中涼太(経2)がマスクを被る。共にリーグ戦初出場のバッテリーで立命大打線に立ち向かった。安打と四球で2死満塁のピンチを迎えたものの、最後は二ゴロに打ち取る。5回にはクリーンアップを三者凡退に抑え、関大に流れをもたらした。

しかし6回表、無死一、二塁のピンチの場面を迎え、下田弘太(情2)にマウンドが託される。だが、なかなか制球が定まらず四球で出塁を許した。その後補殺と併殺崩れでなんとか二死をもぎとるも、満塁に。依然としてピンチが続く中、中越適時二塁打を浴びる。この回で一気に3点を取られ、6点差という厳しい壁が関大ナインに立ちはだかった。その裏の攻撃でも出塁できず三者凡退に終わり、流れをつかむことはできない。
試合が動いたのは7回。この回からマウンドに立った山﨑大輔(商3)は、四球で2人の出塁を許した。犠打を駆使した相手の手堅い野球の隙をつけず、2点を奪われる。点差は8点。この裏で2点を取らなければ、コールド負けというところまで迫った。しかし、先頭打者・佐竹俊哉主将(情3)の出塁を皮切りに、続く齊藤智生(化生2)が中安打を放つ。山﨑も安打でチャンスをつないだ。今季初スタメンの清水蓮が右翼線適時二塁打を放ち、待望の2点をスコアボードに刻む。さらに佐々木駿(社1)の二ゴロの間に山﨑が生還。その後得点はなかったものの、コールド負けを回避した。

8回の守備でマウンドに登った宮下颯斗(法2)は三者凡退に抑え、ようやく流れをつかんだように思えた。しかし、点差はあるものの相手も最後まで気を抜かない。福榮陸(経2)の執念のヘッドスライディングで内野安打を記録したが、得点につなげることはできなかった。最終回、続投した宮下は得点圏に走者を置きながらも無得点に抑える。最後の攻撃では1死から佐々木が二安で出塁するも、代打起用の青山直太郎(社2)が併殺崩れに終わる。2死一塁から同じく代打出場の三木優武(法2)が右翼線安打を放ち、後続につなぐかと思われたが、青山が刺殺され試合終了。立命大にリベンジとはならなかった。

開幕節は悔しい連敗となってしまった関大。それでも多くのメンバーがリーグ戦の経験を積めたことや、終盤の打線のつながりは大きな収穫となったはずだ。この悔しさを胸に、残り8戦で逆襲を。秋の頂点を目指し、勝利への道を切り拓く。【文:中吉由奈、宮寧彩/写真:岩口奎心】
▼佐竹主将
「(雨天順延で試合が伸びたが、調整してきたこと)雨になった日はオフにして、それからの2日間は練習をしました。速い球を打てなかったので、(ピッチング)マシーンを速く設定して、練習したり。できることは、最低限できたんじゃないかと思います。(試合を振り返って)抑えるべきところで抑えられなくて、打たれる時に打たれてしまって。バッティングがうまくかみ合っていなかったので、最小失点でいこうという話はしていました。それでも(点を)取られたので、それが現状かなと思います。(途中バッテリーごと交代した意図は)僕はあまりピッチャーとかキャッチャーの交代は言わないんですけど、山﨑がキャッチャーも変えてと言っていたので。試すなら思い切っていこうと決めていたので、今日は変えました。(コールド負けの危機になった7回、攻撃前の集合で話したこと)コールド負けになりかけで、雰囲気も暗くなってしまっていて。もう楽しんでやろうということを言ってました。暗くなっても仕方ないし、明るく楽しくいこうと言いました。(次戦に向けて)守備は良くなってきています。でも、バッティングがふがいなさすぎるので、自分も含めてやれることをやっていって、しっかり準備した状態で試合を迎えたいです。1-0でも、どんな形であれ勝つことができればいいので、一つ一つ勝っていけるように頑張ります」
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