◇令和7年度関西学生春季リーグ戦2-3部入れ替え戦◇対親和大◇5月17日◇いきいきランド交野
●関大2-4親和大
[S1]●渡辺0-3
[S2]●水口0-3
[S3]○榎3-0
[W1]●榎・世古ペア0-3
[S4]○世古3-2
[S5]●隅谷1-3
2部リーグ全敗で入れ替え戦に臨むことになった卓球部女子。この一戦に負けると、1部復帰が最短でも来年の春になるため絶対に負けられない。シングルス1番手と2番手が敗北し、追い込まれる関大。3番手で榎花恋主将(人3)がストレート勝利でチームに勢いをもたらす。しかし、その後のダブルス、シングルス戦では相手に力及ばず、無念の3部リーグ降格になった。
2部リーグ残留をかけた一戦。トップバッターを務めたのは1年生ながらリーグ戦に出場している渡辺花(政策1)だ。第1ゲームは攻撃の機会を見い出すことができず、1点も得点できないままゲームを取られてしまう。立て直したい第2ゲーム。ツッツキという戦術を用いながら戦い、相手に食らいつく。中盤に差しかかったところで点差は2点。十分に巻き返しが狙える得点差だったが、鋭いコースへのクロスや強烈なストレートで点差を広げられ、ゲームを連取されてしまう。追い込まれた第3ゲーム。一矢報いたかったが、得点につながる攻撃ができず。ストレートで敗北を喫した。

2番手を任されたのは水口琉衣(社2)だ。第1ゲームは相手に試合の主導権を握られ、2-11でこのゲームを献上。第2ゲームでは追い上げを見せるも、追いつくことはできず。ゲームを連取されることに。第3ゲームでも流れは変わらず、相手に大差をつけられる。1ゲームも取ることができずに敗戦した。

あと1敗すれば勝ちが遠くなる中、榎主将が3番手として出陣。第1ゲームの序盤はリードしていたが、中盤で1点差にまで詰められてしまう。だが、焦ることなく得点を重ね、逆転を許さず第1ゲームを取り切った。第2ゲームでは一進一退の攻防に。互いに点を取り合い、なかなか差は広がらず。そんな中でも終盤に3連続得点でリードを広げ、ゲームを連取した。第3ゲームでは序盤は相手にリードされる展開に。だが、すぐさま連続得点で追いつき相手に流れを渡さない。中盤からは4連続得点で一気に差を広げ、ストレート勝利を決める。チームに1勝を持ち返り、勢いづけた。

次のダブルスで勝てば試合を振り出しに戻すことができるため、かなり大事な局面に榎・世古茉由加(人2)ペアが挑んだ。第1ゲームからシーソーゲームを繰り広げ、デュースにもつれ込む接戦に。そこから連取を許し、このゲームを献上。続く第2ゲームでは序盤から3点のリードを作る。しかし、怒涛(どとう)の追い上げを受け、一気に逆転されることに。何とか粘りながら戦い、1点差に詰めるも逆転はかなわず。ゲームを連取されてしまった。後がない第3ゲームでは攻撃がかみ合わず雲行きが怪しくなる。5-6と1点差にまで点差を縮めたものの、追いつくことはできず。ストレートで敗北を喫した。
残るシングルス3戦全てで勝たなければ団体勝利ができない崖っぷちの状態に。シングルス4番手として世古が挑んだ。第1ゲームでは相手にリードされながら試合が進む。一時は1点差にまで迫るも9-11で第1ゲームを献上。続く第2、3ゲームは接戦を繰り広げながらもゲームを連取する。勝利があと1歩に迫った第4ゲーム。いきなり5連続得点で完全に流れをつかんだかと思われたが、じわじわと点差を縮められる。それでも、終盤まで相手に逆転を許さず9-5に。このままゲームを取り切りたかったが5連続得点されマッチポイントに到達されてしまう。このまま勝ち切らせず、榎がデュースにもつれ込ませた。ここからは互いに点の取り合いが続く。粘り切ったが15-17で第4ゲームを取ることができず、最終ゲームに突入。第5ゲームでもデュースになる頂上決戦に。だが、土壇場で世古は実力を発揮させる。冷静にクロスに強打を入れ込み12-11。最後はラリーを制してこのゲームを奪取。火花散る熱き戦いは世古が勝利で終えた。

2部残留まであと2戦。シングルス5番手で登場したのは隅谷夏実(人4)だ。第1ゲームは接戦の末に11-8で取り切る。しかし、第2、3ゲームでは攻撃が決まらず、相手に大差をつけられ連取を許すことに。追い込まれた第4ゲーム。再び隅谷が試合の主導権を握り序盤はリードしていた。このまま第4ゲームを取り切るかと思われたが、少しずつ点差が縮まっていく。最後はミスにより試合終了。団体では2-4で黒星となった。

春季リーグ全敗で入れ替え戦に回った関大卓球部女子。入れ替え戦でもあと1歩が届かず無念の3部リーグ降格となった。試合後、「3部に落ちてしまったけれど試合に出れたことが今の卓球部の中ではすごく良いことだと思う」と口にした榎主将。一人一人がレベルアップを果たし、人数が少ない中でも戦うことができるチームへ。この経験を糧に、秋季リーグまでにチーム、そして個人で成長を遂げる。【文/写真:木村遥太】
▼榎主将
「(3部降格となったが今回の試合を振り返って)女子は人数がぎりぎりで出場できるかできないかのところでした。その中でも入れ替え戦までメンバー全員で試合に出れて戦うことができたのは本当に良かったと思います。(リーグ戦を通して接戦が多かったが、チーム全体の実力をどう感じているのか)自分と世古が絶対に負けれなくて、絶対に3勝して、あとのみんなで4勝目を取りにいくという形で戦ってきました。苦しい試合もあったけれど、全員が自分の役割を果たそうと思って一人一人試合ができたので良かったと思います。(リーグ戦を通して、見つかった改善点)リーグ戦を通して自分の強みや苦手なところがはっきりと分かって、得意なところを試合でどのように生かしていくかが課題だと思います。秋季リーグに向けて、自分のいいところをみんなが見つけて練習して、2部に上がることができたらと思います。(秋季リーグと関関戦に向けて)3部リーグで1位になって、2部の最下位のチームとの入れ替え戦で絶対に勝って、2部に絶対に上がりたいと思います。関関戦は相手が強いけれど勝てない相手ではないと思うので、一人一人が全力を出して、1つでも多く勝てるように頑張っていきます」
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