◇2022年全日本学生選手権大会◇本戦3日目◇8月17日◇四日市テニスセンター
【男子シングルス3回戦】
○松田2(6-3,6-0)0高(日大)
○中村秋2(6-4,6-4)0下村(慶大)
●井戸垣0(2-6,1-6)2藤原(慶大)
●堤1(6-4,1-6,0-6)2間仲(中大)
【女子シングルス3回戦】
○中村天2(6-4,6-2)0大河原(東京国際大)
○坂本2(6-4,7-5)0川本●
●山口0(4-6,1-6)2山崎(亜大)
【男子ダブルス2回戦】
○松田・大植2(6-2,6-3)0井戸垣・天野●
大会3日目は男女シングルスの3回戦、男子ダブルスの2回戦が行われた。
松田康希主将(商4)はこの日も軽々に勝利した。相手が返せないよう、コート際にボールを運ぶなど、さまざまな打ち方をラリーに取り入れ相手を圧倒する。しかし、自身のネットミスなどが原因で3ゲームを許し第1セットは6-3。それでも、第2セットはミスを改善し1ゲームも相手に与えない。難なく6ゲームを先取し快勝を果たした。

中村秋河(商3)の相手は前回の室内インカレダブルスの覇者。その相手に勝つべく「相手はフォアが弱点だったので、フォアばっかりを打つのではなくて一度バックで入らせてから前に入って打つようにした」と作戦を立て挑んだ。その作戦がうまくいき第1セットは3-1とリードに成功。キープすることができず5-4まで詰め寄られるが、以降は取られることなく6-4で第1セットをつかんだ。第2セットは1ゲーム目こそ落としたものの、相手の動きを予測しポジショニングする。1ポイントも許さずに3ゲームを連続でつかんだ。だが、その後2ゲーム取られ5-4に。それでも前線にボールを落とすプレーなどがはまり1ポイントも与えず6ゲームを先取。白星を挙げた。

井戸垣一志(人2)は前年度優勝を果たしている藤原(慶大)と当たる組み合わせに。第1ゲームは相手のバックを中心に攻め込む。ネットミスを誘いゲームを手にする。しかしその後は速いサーブからのショットに苦しみ第1セットを落とす。第2セットでは相手の機敏なプレーを前に圧倒される。最後に粘りを見せたものの3回戦で敗退した。

堤隆貴(社1)は2回戦と同様に拮抗(きっこう)した展開が続く。ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲーム。ブレイクに成功し第1セットを手にした。しかし、第2セット以降は足がつってしまい思い切ったプレーができない。天候不良での中断をはさんだ後も巻き返すことはできず敗北した。

中村天音女子主将(文4)はベースライン後ろからキレのあるストロークを打つスタイルで挑んだ。ブレイクに成功し第1セット序盤で同点になるも、度重なるデュースを制することができず再び追う展開に。それでも、長いラリー1本1本を力強く打つことで相手を徐々に疲れさせ2セットを取る。明日は坂本陽菜(法4)との同志対決に挑む。

坂本は川本茉穂(人3)と接戦を繰り広げた。第1セット、獲得ゲーム0の坂本に対して川本は3と川本優勢の立ち上がりとなった。しかし、坂本が川本を左右に揺さぶり逆転に成功。以降川本は1ゲームこそ獲得したものの坂本の勢いに押される。6-4で坂本が第1セットを手にした。第2セットではお互いが良いリターンを見せ、ブレイクを4度ずつ奪い合う熱戦に。ゲームカウント6-5で迎えた第12ゲーム。「我慢勝ちができた」と坂本はミスを誘うことに成功し、4回戦に駒を進めた。


山口花音(経1)は序盤、左右にコントロール良く打ち分けるものの相手に上手く対応されポイントにならない。中盤以降は相手の返球にくらいつく粘りのプレーを見せるも4-6で第1セットを落とす。第2セットではコート際を狙う相手にも食らいついていく山口。だが、ドロップショットには返すことができず、それが痛手となり6ゲーム先取を許す。ここでシングルスは姿を消すこととなったが明日はダブルスに挑む。

1回戦を勝ち上がった井戸垣・天野響(社2)組は先輩の松田・大植駿(文4)組と対戦した。第1セットは松田・大植組が優勢に。松田がネット前で機敏に動き相手にプレッシャーを与える。6-1で第1セットを手にする。打って変わって第2セットでは井戸垣・天野組が盛り返す。2人が前に出てくる陣営で後方に放たれる球を上手く見極める。いきなり松田のサービスゲームでブレイクに成功すると勢い付き、試合は第3セットに突入する。10点先取のスーパータイブレークでも拮抗(きっこう)した展開が続く。9-7と接戦が続く中、最後は松田が豪快にサービスポイントを奪い試合を決める。先輩対後輩の熱戦に終止符を打った。


清原幹太(社3)・銘形剛希(情2)組は銘形の「お願いします」の声を筆頭に、強い連携で第1セットから相手を圧倒していく。許したのはたった1ゲームと大差をつけた。第2セットも勢いそのままに4-1まで突き放したものの、ここで相手が粘る。5-4と危ない展開となった。しかし、その戦況にあらがったのは清原だ。前衛として銘形のカバーをし、勝利に貢献。6-4で次に駒を進めた。


明日からは女子ダブルスの試合が開始。大会4日目は2回戦まで行われ激しいスケジュールが続くが活躍に期待がかかる。【文/写真:荒川拓輝・木原綺音】
▼中村秋
「(試合を終えて)しっかり準備できていました。1回試合をしたことがあって相手がどんなタイプか分かっていました。そんなに慌てることなく、落ち着いて序盤から終盤まで試合ができました。(相手について)どちらかといえば相手の方がプレッシャーがあって、自分の方がノンプレッシャーでチャレンジャーの気持ちでいきました。(どういう作戦だったか)相手もやることが決まっていて、早いタイミングで中に入ってきます。その分準備を早くしたり、どこに入ってくるかを予測したりして、相手より1枚先を読むようにしました。相手はフォアが弱点だったので、フォアばっかりを打つのではなくて一度バックで入らせてから前に入って打つようにしました。(3年生になって自覚は芽生えてきたか)上回生になってプレー自体も良くなってきています。経験を積んできて、シングルスも色々な人としてアドバイスももらっていて試合の勝ち方が分かってきました。だから試合でも落ち着いてプレーができたりするのはあります。経験を積めたというのが大きいです。(明日の意気込み)やることは決まっているので、自分の得意なところを生かしてできるように準備して挑みたいと思います」
▼坂本
「(試合を終えて)同志討ちで後輩でプレッシャーがあって押される展開になるかなと思っていました。最初は0-3でリードされましたが冷静に1歩引いてラリー戦に持っていく展開を作ってゲームを重ねました。シーソーゲームでしたが抑えるところを抑えられたので勝ち切れたかなと思います。(第2セットはブレイクの奪い合いになりましたが)お互いリターンの方が良くてリターンをミスしなかったからだと思います。(最後に勝てた要因は)攻め切って勝ったかというよりはミスさせられたことだと思います。我慢勝ちです。(明日は中村天と当たりますが)ラストだしお互い自分のやるべきことをやるだけです。どっちか関大がベスト8に入れるのでいい試合にしたいと思います」
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