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◇第51回関西学生選手権大会準々決勝◇対京産大◇7月9日◇万博記念競技場◇

【前半】関大1-0京産大
【後半】関大0-0京産大
【試合終了】関大1ー0京産大

GK 山田和
DF 松尾、髙橋、木邨、川島
MF 深澤、三木仁、平松、足立
FW 久乗、西村真

1点を守り抜き3年ぶりの総理大臣杯出場を決めた。ここまで3回戦を8ー0、4回戦を3ー0で快勝した関大は、今季初の黒星を喫した京産大との大一番に臨んだ。立ち上がりに苦戦し、相手ペースになるかと思われたが前半13分にFW西村真祈(法3)が獲得したPKを自ら決め先制に成功。その後は互いにチャンスを作ったもののスコアが動くことはなく、ウノゼロで準々決勝進出を決めた。

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昨年目の前で全国を逃した両校の準々決勝は、先に京産大がボールを持ちゴールに迫る展開になるかと思われた。だが、関大もロングボールも使いながらゴール前に運ぶと、前線でボールをつないで得点を狙う。すると開始10分でいきなり試合が動く。左サイドでの連携からFW西村真がPKを獲得。「蹴るコースは決めていた」と、自らつかんだチャンスを冷静に生かし先制点をもたらした。

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△FW西村真
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幸先よく先制し、勢いに乗った関大がさらに攻め込む。DF松尾勇佑(文4)がスピードを生かしたプレーで左サイドを崩すと、今度は左のDF川島功奨(社2)もMF深澤佑太(社4)のボールに抜け出しチャンスをうかがう。さらに、FW久乗聖亜(政策4)がミドルシュートを放つなど、前線でのプレーが目立った。

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△DF松尾
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△DF川島
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△FW久乗

全国がかかった試合とあり、中盤でも激しい攻防が繰り広げられたがMF三木仁太(政策1)が高い運動量で攻撃の起点を作り出す。MF三木仁は自らシュートも放つなど積極的なプレーを見せた。30分を過ぎてからはセットプレーから相手にチャンスをつくられる場面が続いたが、DF木邨優人(政策2)の高さを生かした守備や、MF平松功輝(情4)の的確なクリアなどもあり得点させない。1点リードのまま前半を終える。

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△MF三木仁
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△DF木邨
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△MF平松

勝利を確実にするために追加点が欲しい後半。MF三木仁が中盤でボールを奪うと、MF深澤がゴール前にいいボールを供給。FW久乗が頭で合わせたが得点にはならない。ドリブルで積極的に前に運ぶなど好プレーも目立ったFW久乗だが、足のつりでここで交代。前線には関関戦以来の公式戦となるFW百田真登(経3)が入った。

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△MF深澤
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△FW百田

FW百田も交代直後からFW西村真との連携などから相手ゴールを脅かす。さらに、MF深澤が中でマイボールにするとうまく相手をかわし、最後はMF堤奏一郎(社3)が力強いシュート。決定機になりそうな場面は何度かあったが、ゴールはないまま時間が過ぎる。

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△MF堤
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△MF岡崎駿希(法4)

守備では、中央を崩されピンチの場面もDF髙橋直也(商3)の気迫あるプレーで相手の得点を阻止。左サイドでは交代で入ったDF中西渉真(経4)が相手のクロスをカットし、ピンチの芽を摘む。終盤は相手の猛攻が続いたが、GK山田和季(社1)の持ち前のシュートストップも光り、3戦連続無失点で試合終了。PKでの1点を守り抜き、大学日本一への挑戦権を手にした。

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△DF髙橋
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△DF中西渉
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△GK山田和

攻撃を武器にしているチーム同士での対戦だったが、得点はPKによる1点のみと最後まで結果がわからない白熱した戦いになった。それでも、今季一度敗れた相手にリベンジを果たし関西1位へ一歩近づいた。14日の準決勝ではリーグ戦で首位争いを演じている強豪・びわこ大と対戦する。【文:牧野文音/写真:牧野文音・稲垣寛太・上田紫央里】

-300x200 1点を守り抜き3年ぶり総理大臣杯決めた!
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▼前田監督
「リーグ戦のところで、準備しすぎて柔軟性がなくなってやられてしまったというところがあったので、そこを気をつけながらやってきた。決定的なシーンは自分たちがつくれたけど、それ以外のところでは相手にボール持たせたりしたので、決定的な場面以外は割り切っていた。得点の部分は連携が非常に良かった。守備もうまく守れてるシーンがたくさんあったが、個人個人のところで少しミスがあって連携不足だったところがある。あとは2点目を取りきれなかったのが反省。(準決勝、決勝へ向けて)大臣杯も中2日の予定なのでこの2連戦しっかり勝って、それに向けていいシミュレーションになるように、両方勝って全国大会につながる試合にしていきたい」

▼MF深澤
「やっぱり素直にうれしいという気持ちが大きい。今日はやっぱりリーグ戦で一度負けている相手で、同じ相手に2回負けるというのはチームとしては絶対に許されないよという話はしていた。でもやっぱり自分たちは関西1位で総理大臣杯に乗り込むという短期目標があるので、ここも通過点の試合になってくる。でも、大事な試合になるというのもわかっていた中での試合だった。チームとしていい入りができて、早い時間に先制点が取れたというところが本当に良かった。勝てた要因としては、この暑さの中でチーム全員でゴールに向かっていって、無失点に抑えられたというところが今日勝てた大きな要因なのかなと思う。あとは本当に応援の力が苦しい時に僕たちを動かす大きな力になってくれたなと思っている。自分たちと、スタンドで応援してくれた同じ部員たちの力があったからこそ勝てたのかなと思う。本当に全国大会に出たい、みんなで全国に行きたいというのは練習のところでも、昨日も話していた。自分たちが目標にしていたところ、全国行きというのが勝ち取れたので、みんなとしても喜ぶ、ほっとしたところ。(試合を振り返って)トーナメントなの、勝てたことは良かったけど、内容に目を向けるとまずは攻撃で1点しか取れなかった。他にも決めるチャンスとかが何度かあったので、関西1位になるためには攻撃のクオリティはもっともっと求めていかないといけないし、前の選手は決め切るというところはまだまだ目を向けないといけない。守備のところでは無失点に抑えることはできたけど、ゴール前でしっかりハードワークして守ったというところはある。終盤はハーフコートゲームというか、ずっと押し込まれていたので、そこはまだまだ。この暑さの中でもさらに強度を高く、それ以前のところ、中盤からやっていく力をつけないといけない。収穫と課題が目に見えるような内容のゲームだった。(次戦へ向けて)個人としては前の選手だし結果でチームを勝利に導きたいなというのと、主将として背中でチームを引っ張っていけるように勇気づけられるようなプレーをしていきたい。チームとしては関西1位を目指しているので、今日みたいなハラハラさせる内容じゃなくて、見ている人を喜ばせられるように準備を整えて、もっと圧倒的なサッカーをやっていけたら」

▼FW西村真
「去年はギリギリのところでPK戦で負けてしまっていけなかった。自分はメンバーに入れずにスタンドで見ていたというところで、今年はやっぱりチームとしても強いので行きたいという気持ちは強かった。1ー0というギリギリの戦いで勝てたけど、うれしいという気持ちの方が大きい。(PKで先制したシーンを振り返って)斜めのパスが入ったところで踏まれていたのはわかっていた。ターンしてシュートという選択肢もあったが、PKの方が確実かなと思って選択した。(蹴る時は)そんなに緊張はなかった。蹴るコースも決めていたので、あとはキーパーが結構早めに飛んでくれたので、そんなに焦ることなく蹴れた。(試合を振り返って)今日は全体的に攻撃の部分はあんまりかみあっていなかった。自分たちが焦って前に、前に行ってミスが多かった。いつもやっていることを変えずにやっていかなければいけない。今後の準決勝、決勝とかで自分たちの攻撃は変えずに、突き詰めてやっていかないといけない。びわこ戦になったら今年はまだ戦ってない相手なので、相手がどういうふうなメンバーでどんな強さというのはわからない。そういうところじゃなくて、自分たちが持っているものを出せば、今年の攻撃は今までの中でも一番いいと思う。自分たちの力をしっかり出せれば得点は入ると思うので、あとはそれをどれだけ正確にやってゴールにつなげるか。そこを変えずにやっていければ勝てると思う」

▼DF松尾
「チームとして勝つことを第1に考えてきた中で、真祈(=FW西村真)が前半の早い時間に点を取ってくれたので、チームとしても相手が前がかりにきたときの対応だったり、サッカーの明確化ができたので、本当に勝てて良かった。(自身のプレーは)めちゃくちゃ楽しかったので、前半はノリノリでした。気分よかったです。プロも決まって周りの見方もあの人プロなんだってなると思うので、そういう人たちに恥ずかしいというか、これでプロみたいには思わせないためにしっかり圧倒してかなきゃなと思っていた。なので、圧倒できたと思う。誰も止められないです(笑)。(良かった部分は)引きつけて入っていく部分もそうだし、受けて1人目かわして2人目くるのもしっかり見極めてドリブルで抜いてという部分。クロスがちょっと適当になっちゃたけど、今後そういうところを突き詰めていって、大学サッカーでは圧倒的な存在でなきゃいけないと思うので、圧倒的な存在になっていきたい。(次戦へ向けて)びわこは今年初対戦だけど、リーグ戦ではかなり勝っているチームなので、強いと思うけどチーム一丸となって、そして自分としてはゴールやアシストという形でチームに貢献できるようにいい準備して、準決勝は暴れたい」

▼MF三木仁
「昌くん(=MF谷岡昌=社3)がいない中で全国が懸かっている試合だった。この試合勝つために自分が絶対やらないとと思っていたので、勝つという強い気持ちを持って臨んだ。(総理大臣杯出場を決めて)率直にうれしいという気持ちだけ。(試合を振り返って)守備のところは監督から指示があって、ボランチが1枚相手のアンカーを消しにいくというところで、ハードワークして前半は結構うまくいった。攻撃の部分はまだまだ課題。(自身のプレーは)守備は前から行けたり、走るところや球際は今日は相手に負けていなかった。強い負けないという気持ちが結果につながった。(準決勝へ向けて)目指しているのは、まずは関西優勝。喜ぶところは喜んで、次の試合へ切り替えていい準備して次の試合も勝てるように頑張りたい」

▼DF木邨
「素直に全国大会に行けてうれしいなという気持ちが第1の感想。1試合通して前半の初めの方に幸先良く点数を取れた。その後は最後は決めきれずに点は取れなかったけど、チーム一丸となって無失点に抑えられたことは成長かな。前半は相手のチャンスが少なくて、前線から守備いくときの声かけとかができた。後半にかけて自分やチームメートのコンディションが落ちていく中で、自分の声かけとかカバーリングの広さとかが狭くなっていったのでそこはこの試合の反省点。良かった点は、前線の相手のFWに起点を作らせることが少なかったりしたので、そこは良かったプレーの1つ。(次戦へ向けて)このチームは短期目標で関西優勝というのを掲げているので、全国出場というのが目標ではなく関西優勝というのが目標なので、次のびわこにも勝って、決勝も勝って、関西優勝して全国に乗り込みたい」

▼FW久乗
「素直にまずはほっとしているという気持ち。4回になってやっと全国大会に行けたので、素直にうれしい。だけど、目指している勝利はここだけじゃなくて、この先の関西一であったり、全国優勝することを目標に掲げて1年やっていこうと言っているので、それに向けてまた準備していきたい。試合のところで言えば自分が決めるシーンは何回かあった中で決めきれなかったのはチームを苦しませてしまったと思うし、自分の課題だと思うので次こそはゴールを決めて、チームを勝たせられる選手になれるように、木曜日のびわこ戦に向けて調整していきたい。リーグ戦のところで、自分たちのサッカーができなくて、得点も奪えなくてすごくチームとしても個人としても悔しかったので、同じ相手に2度は負けられないので、そこはちゃんと関大のプライドをも持ってこの大臣杯に取り組んだし、やっぱり天皇杯の時も今回も、全国が懸かっている試合で勝ち切れるという強さが今年のチームはすごくあると思うし、やっぱり点を決めて、この経験を関西1位につなげたい」

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