◇第100回関西学生リーグ前期第10節◇対阪南大◇6月26日◇万博記念競技場◇
【前半】関大2-0阪南大
【後半】関大3-1阪南大
【試合終了】関大5ー1阪南大
GK 山田和
DF 松尾、髙橋、木邨、川島
MF 深澤、平松、三木仁、足立
FW 西村真、久乗
来月2日から始まる関西選手権での優勝へ向け勢いに乗りたい関大は、ここ2年間一度も勝てていない阪南大と対戦した。第9節終了時点で勝ち点差1と、上位で前期リーグを折り返すためには勝ち点3が必須の試合だった。接戦が予想されたがMF足立翼(人4)の今季リーグ戦初ゴールで先制すると、前半のうちに2点をリード。後半も3得点を奪う圧倒的な内容で、関西制覇へ向け勢いに乗った。

先に攻撃を仕掛けたのは阪南大だったが、DF髙橋直也(商3)が相手のクロスを回収すると攻撃を組み立てる。DF松尾勇佑(文4)やMF深澤佑太(社4)などがつなぎ、前線にボールを供給する。前節に引き続き好調のMF足立翼(人4)とFW久乗聖亜(政策4)の連携で前線でもいい形をつくり、プレッシャーを与える。


カウンターを受けてもDF松尾が冷静に対応。こぼれたところから関大もFW久乗がカウンターを仕掛ける。GKとの1対1ではじかれてしまったものの、その後のセットプレーでもMF深澤の正確なキックからDF木邨優人(政策2)がシュート。枠の右にそれたが次々とチャンスをつくる。すると24分に足立がエリアの外から相手DFもGKもかわす完璧なシュートをたたきこみ先制に成功した。

さらに、クーリングブレイク明けにもすかさず追加点を奪う。FW久乗が左からドリブルで運び、右サイドのMF深澤へサイドチェンジ。最後はファーのFW西村真祈(法3)が頭で合わせた。終盤にもDF松尾が右サイドを上がるとFW久乗がシュート。いい守備から攻撃につなげ関大ペースで試合を進めた。前半45分にはPKを与えたものの、クロスバーの上にわずかにそれ2点リードのまま試合を折り返した。


後半も関大の攻撃が続く。開始直後から攻め立て、2分にはDF川島功奨(社2)がクロスバーをかすめるシュート。フリーキックの流れからMF平松功輝(情3)が頭で合わせる。最終ラインからビルドアップしようとする相手にDF髙橋が激しくボールを奪いにいくと、MF足立が相手守備を難なくかわし、この日2得点目。3ー0と相手を突き放した。


もう後がない相手が積極的な攻撃をしかけ、守備に回る時間もあったものの大きなチャンスは作らせない。相手にクロスを入れられてもDF木邨が頭ではじきシュートはさせなない。後半22分にはMF足立に代えMF堤奏一郎(社3)、29分にはMF岡崎駿希(法4)、FW森隼平(商4)を投入。この交代策が効果的にはまり、MF堤が左から仕掛ける。MF岡崎駿がFW森を狙ったスルーパスに相手DFがあたりオウンゴール。直後に自陣でパスをカットされ1点を返されたものの、関大もさらに攻撃を加える。再びMF堤が仕掛けるとDF中西渉真(経4)もシュート。後半50分にはMF堤が自陣でボールを奪うと、FW西村真が運びMF堤のアシストでFW森がゴール。MF堤は今季学生リーグ初アシスト、FW森は今季初得点とうれしい5得点目になった。




前節の大産大戦では試合を通じてシュート数3本と苦しんだが、後半だけで10本、前半も合わせれば16本と圧倒的な内容。前田雅文監督も「失点シーン以外は特に課題は見つからなかった」と充実の内容でリーグの中断期間前最後の試合を締めくくった。交代選手の活躍もあり、連戦を戦い抜かなければならない関西選手権に向けて収穫も多い。今シーズン2冠目、そして6年ぶりの関西王者へ「蹴念」で突き進む。【文:牧野文音/写真:牧野文音、合田七虹、貴道ふみ】

コメントを送信