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◇第71回関西学生選手権大会◇対同大◇6月26日◇たかつきアイスアリーナ◇

[第1P]関大1-1同大

[第2P]関大0-0同大

[第3P]関大4-1同大

[試合終了]関大5-2同大

シードにより準決勝から関カレに挑んでいる関大。その準決勝は関学大相手に苦戦し、なんとか最終ピリオド(P)で本領を発揮できた。8-3で勝利したものの、序盤から出しきれなかった悔しさは残る。悔しさを払拭するため臨んだ決勝で相まみえたのは同大だ。

IMG_7471-scaled-e1656424518405-192x200 同大から5点奪い関カレ優勝
△試合前に胸に手を当てるFW泉大我(人4=左)とGK加藤主将

立ち上がりから足を動かし続けるメンバーたちは、何度もゴールチャンスを手にする。2分には、GK加藤陸主将(社4)のキープで弾んだパックをFW川島広暉(人4)が回収。放ったシュートは相手GKに止められるが、相手DFを4人抜くいい運びを見せた。7分にはこの日初めてのパワープレー(数的有利な状況)となる。前回はパワープレーの間に決められなかったことが課題だったが、今回はこのチャンスを盛大に生かした。パワープレーとなり1度目のフェイスオフでパックを手にした関大はFW黒須誠眞(情2)、DF熊谷天祐希(たかゆき=情4)、FW泉の3人でパスをまわす。FW泉がFW佐々木隆弥(情4)のもとへつなぐと、しっかりゴールネットの中に収めた。

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△FW黒須
IMG_7523-scaled-e1656424109789-207x200 同大から5点奪い関カレ優勝
△FW佐々木

先制したその8分後もアタッキングゾーンでのプレーを続ける関大。だが、壁を使ったパスをした際にバックチェックを受けパックを取られてしまう。その後、自陣に行ったパックを一度は奪い返すものの敵陣には戻すことができない。最後はブルーラインからのロングシュートを阻止することができず1点を献上した。残り4分で再びリードの1点を決めたかったが「お互い走り負けてなかった」とGK加藤主将。1-1で第2Pを迎える。

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△GK加藤主将

第2P開始4分。再びパワープレーとなった関大はFW川島がスクリーンとなり他のFW陣がゴールを狙っていく。FW神山太一(人2)が相手GKの左から速いパックを放つがこれは枠外に。すぐにFW嶋野瑛心(文3)もミドルシュートを決めようとしたが相手GKに拒まれた。パワープレーが終了し、今度はキルプレー(数的不利な状況)となった。人数が1人少ない中でも10分にDF佐藤翼(法3)のバックチェックで奪ったパックをFW泉、FW佐々木で一気にアタッキングゾーンへ持ち上げ、FW泉が左からシュートを打つなど、たやすくキルプレーを乗り切る。

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△FW嶋野

第2P折り返しを過ぎても流れは関大。自陣でパックを手に入れたFW嶋野のカウンターから右サイドを駆け上がったFW神山につながり、そのままシュートする。それは入らなかったが、徐々に相手を苦しめた。ただ、シュート数に対して、ゴールを生むことができない。このPは無得点のまま最終Pに臨む。

関大が優勢とはいえ同点の両者。絶対にネットを揺らさなければならない状況だ。そんなとき、またFW佐々木がやってくれた。開始わずか20秒でゴール。再びDF熊谷祐とFW泉のアシストで均衡を破った。ここからゴールがたくさん生産されていく。7分にはアタッキングゾーンでのフェイスオフからブルーライン付近のFW熊谷天智(たかのり=情2)の手にわたりFW嶋野が受け取る。そのまま角度のあるシュートを打ち、相手GKの左を抜いた。

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△熊谷祐

さらに、相手の退場が2人と、6人対4人のパワープレーとなった残り5分ではFW根本慎太郎(情3)がスコアを重ねた。ゴールを囲むように5人が広がり、パスをまわしていく。一度目にFW根本に渡ったときは枠外となってしまったが、2回目は大きなスラップショット。しっかり、相手GKの股を抜いていった。点差を3に広げ、残り2分になると、同大に1点を返されるピンチを迎える。ただ、ここでFW泉が空いていたところに収めゲームキャプテンのたくましさを見せた。

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△FW根本

「前回よりは良かったと思うが、点数だけ見ると良くはなかったと思う」と優勝という結果に満足せず試合を振り返ったFW泉。さらに、これから戦っていく関東陣との戦いを見据えた。今後は毎Pを最終Pのつもりで戦っていき、終始好調なアイスホッケー部に進化してみせる。【文:木原綺音/写真:村中望乃】

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▼GK加藤主将
「(前回と比べて立ち上がりはどうだったか)関大もすごく頑張ってたけど、同大も頑張ってるなという印象で、お互い走り負けていなかった。(展開が関大に変わったのは?)常にこっちのペースでできていたけど、相手GKが結構止めていたのでなかなか点数が入らない時間が続いてそのまま第2Pが終わってしまった。P間では我慢して点数が入るからとしつこく言って、第3Pすぐ点数入ったあそこから完全に関大になった。(今日一番輝いていた選手は?)FW佐々木。点数を決めてくれたことで楽な気持ちでGKできる。先制点と勝ち越し点を決めてくれたのがFW佐々木だったので大事なときに決めてくれてありがたかった。(次戦までに改善していきたいこと)春の関カレが目標ではなくここはまだ通過点なので、これからもっと基礎的なことから1から始めていきたい。そこから調整して夏、勝てるようにする。(最終的な目標は?)インカレで明大や法政大などの強豪校に勝って、最後決勝で勝つこと」

▼FW泉
「(前回と比べて立ち上がりはどうだったか)前回よりは良かったと思うが、点数だけ見れば良くなかったと思う。次は関東の強いチームと戦うから、出だしで点差をつけられると追いつくのが難しいので出だしから大事にしていきたい。(試合を振り返って)大事なところでりゅうや(=FW佐々木)が入れてくれて、その得点に絡むことができたので良かったと思う。(ゴールシーンを振り返って)無人のゴールだったので、突っ込んだ感じ。(自身のアシストについて)出しやすいところに居てくれた。出したらちゃんと入れてくれて、大事なときだったしとても助かった。(良かった点と悪かった点)良かった点は個人的になかった。自分の中で調子の波が激し過ぎると思ったので夏の大会までに修正していきたい。(最優秀選手賞を受賞して)個人的に今日の試合は納得していないので、納得できて最優秀選手賞にもふさわしいようなプレーをしていきたい」

▼FW佐々木
「(ゴールシーンを振り返って)パワープレーの1点目は練習から決まっていたけど課題の1つでもあって、フリー練習の時間で少しでも入るように練習していたので成果が出たと思う。(もらったアシストについて)1点目は練習通りいいところにくれて決められたのと、2点目も練習でも少し浮かせてリバウンドでシュートをすることを心がけていたのでこれも練習通りだった。(悪かった点はあったか)僕は全体的に足が動いていなくてサポートに寄れなかったことで攻撃が淡白になってしまった。チーム全体の反省点は結構ずっと攻めていたのでチャンスを決めきれていないところ。バックチェックを受けてカウンターで攻められたので改善していきたい。(次戦について)自分たちと同じレベルかそれ以上のチームが多いので、今のプレースピードやパスの精度ではかなわないのでプレースピードを速くして、パスの精度も上げていきたい」

▼FW嶋野
「(前回と比べて立ち上がりはどうだったか)立ち上がりは悪いわけではなく、ただ点数が入らなかった。相手が耐えていたイメージ。GKもすごく止めていた。(ゴールシーンを振り返って)P通して結構打っていたので、確率的にそろそろ入ると思っていた。(次戦に向けて改善していきたいこと)個人的にはパックを持っているときに逃げながら打つことが多いので、自分から仕掛けられるようにスキルをもう少し磨きたい。チーム的には2セット目の話にはなるが、この関カレで2セット目は勝負決まってから点数入りだしたり貢献できていなかった。セットとしてレベルを上げたいと思う。チームはスタートからフォアチェックしてスピーディーにプレーができたらと思う。(セットの連携はどうだったか)DFが7人まわしで毎回ずれる形なのでFW3人のプレーで引っ張っていきたい」

▼FW根本
「(前回と比べて立ち上がりはどうだったか)僕自身関西圏の試合で2点もリードされることは初めてだったので、やってはいけないと思って課題だった。今日はそこを意識していて、防げて良かったと思う。(試合を振り返って)第1Pからゲームを決めるぐらい勢いでやっていたけど、うまく点とか入らなくて我慢の時間だった。第2P終わって同点というのが前回と同じ展開で焦りや緊張もあったが、最終的に先にリード取れて良かった。(ゴールシーンを振り返って)2人関大の方が多くて決めないといけない場面だったので、僕以外でも決めていたと思う。でも、決めるべくタイミングで決められて良かった。(良かった点と悪かった点)誰よりも足を動かして前線でラインを崩してっていうのは意識してやっていたのが良かったところ。悪かったところはディフェンスゾーンでのターンオーバーなど敵に絡まれるタイミングが多かった。ピンチを作ってしまったのは良くなかった。(次戦に向けて)期間も空くのでメンタル面、フィジカル面ともに準備していきたい」

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