◇第45回総合関関戦◇対関学大◇6月12日◇関西大学中央グラウンド◇
[第1Q]関大0-0関学大
[第2Q]関大0-0関学大
[第3Q]関大0-0関学大
[第4Q]関大1-1関学大
[SO戦]関大3-1関学大
[試合終了]関大1(3-1)1関学大
炎天下で行われた3年ぶりの総合関関戦。応援団も含め、多くの観客が駆け付けた伝統の一戦は、最終クオーター(Q)で先制点を許す展開に。このまま試合終了となるかと思われたが、残りわずかのところでペナルティーコーナー(PC)で同点に追いつく。試合はSO戦に突入し、3―1で競り勝った。

第1Qは主導権を握る時間が多く、チャンスをつくる。FW粕渕正真主将(人4)からFW吉田有我(法2)にボールが渡ると、すかさずヒット。しかし、ここは相手ディフェンスに阻まれサークルインとはならない。その後も徐々に前線をあげていき、パスを回しながらサークルを狙うも、なかなか決定打が出ない時間が続く。FW釘﨑響(外3)がパスカットから最大のチャンスを生み、FW中川光(経1)やFW丸目敢南(文3)にボールが渡るもキーパーに弾かれ、先制とはならない。





続く第2Qはサークルが遠いもどかしい時間となる。FW吉田からFW山本一樹(情2)にパスが回るが、サークルに入ることはできず。さらにFB甲斐心之介(人3)、MF多田周平(商4)、MF森川瑤(人3)も攻撃に加わり、好機を伺う。FB田中溫人(商4)もサークルに向けて強いボールを出すが、なかなかゴールを捉えることができない。ここで相手に左からヒットシュートを許しかけるが、相手のミスで耐える。また、カウンターのピンチもFW釘﨑が一人で時間を稼ぎ、最後はMF杉本逸綺(商3)がクリア。FB森優吉(商2)もファインセーブを見せ、試合は均衡状態を保ち続ける。







疲れが見え始めた後半、激しい攻防が繰り広げられた。初めのピンチをMF紀野来音(人3)がクリアし、ボールが前へ運ばれると、MF森川がリバースヒット。しかし決まらず、その後のピンチにはMF水川幹也(経4)の堅守で切り抜けるなど、手に汗握る展開を見せる。ここでPCを献上。しかし、ここを耐えると、FW山本がサークルに入ってチャンスを迎える。ディフェンスに阻まれるが、さらにMF多田もドリブルで積極的に攻撃を仕掛ける。だが、このQも両校ともに点は決まらず、試合はついに最終Qを迎える。


このQも激しい攻防戦で、関大はFB和田陽向(人1)を中心にロングパスでチャンスをつくり続けるが、1点がなかなか取れない。すると開始4分、反則から相手ボールとなると、ディフェンスの枚数が少ないうちにパスをつなげられ、あっさり先制点を献上。チャンスをつくりながらも決め切れずにいた関大にとって、大きな失点だった。それでも諦めずにゴールを狙う。MF紀野がリバースヒットでシュートをするも、ディフェンスを抜くことができない。しかし、ここから徐々に関大に流れが来る。ハーフライン付近からのセットプレーから、ドリブルで前に上がったMF森川がPCを獲得。だが、関大の反則でゴールとはならず。その間にも着々と時間は過ぎ、残り1分を切った。MF水川がリバースヒットを放つも、キーパーに止められる。だが、残り15秒で再びPCを獲得。ここで点を取れなければ厳しい状況で、GKを除く10人がPCに参加する。MF水川のヒットで再びPC。この時点で残りわずか2秒。MF水川のヒットは相手ディフェンスにぶつかりながらも威力が衰えることなくゴールへ吸い込まれ、欲しかった同点弾がようやく決まった。

試合はSO戦へ突入。先攻の関大は初めのシュートが決まらず、その後関学大に入れられてリードを許す。しかし、2番手のMF紀野がリバースヒットで見事にシュートを決め、同点に。さらにGK若生知嵩(化生4)がゴールを死守し、3番手のFB和田にいい流れをつなげる。FB和田はまっすぐにキーパーに立ち向かい、力強いスイープで2点目を奪う。GK若生は冷静な判断でその後の2人からゴールを死守し、2-1で5番手のFW吉田を迎える。向かってくるキーパーをうまくターンでかわすと、落ち着いてゴールに押し込み試合を決めた。

土壇場での同点からSO戦での勝利。粘り強さと勝負強さを見せつけ、総合関関戦での久々の勝利となった。この勝利を自信に変え、王座決定戦での勝利を誓う。【文:上田紫央里/写真:上田紫央里、中山秋桜津】
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